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ちっちゃな種が暮らしいい。

phase-16「巫山戯てんのはどっちさあ」

インド洋の死闘、一言で言うならアスランとシンの対立戦闘ver.ってとこですか。そして平手の往復ビンタってどうなのさ。
でも今回はネオの口調に笑った! 何だ「ふざけてんのはどっちさあ」って。力が抜けること限りなし! 口調までムウってどういうことだよあんた。

気を取り直して、まずはJ.P.ジョーンズ側から。
地球連合軍側でファントムペインはどういう扱いなのかと悩むこと暫し。基地建設中の軍からいきなりウインダム接収ですか? それも「命令だ」って押し切っちゃうネオ。相当の指揮権を持ってはいるようだが、ジブリールの私兵なのかそれとも・・・?
しかしこの作戦は完全に誤り。ミネルバは基地を未だ見つけてる様子はないんだし、無駄にウインダム落とされるよりはここではスルーしておいた方が良くはなかったのかと。ネオの判断ミスで基地は見つかるは兵力無駄遣いするは、指揮官としてどうなのかと突っ込みたくなることこの上なし。それとも何だ、わざとやっているとでも? 「ステージが悪かったな」で済むような問題か?!

それにしても、ステラ→ネオの図式は凄まじかった! 「俺もステラと出られないのは残念だがね」とか言いつつ髪の毛撫でるネオはどっちかつうとやはりお父さんっぽいのだが、ステラの様子は本気で恋する少女。その後も基地防衛を任されているにもかかわらずネオの危機に思いっきり「ネオ!」と叫びつつ水面突っ走って駆け寄るガイア。
ネオ依存症、と見えるのだが・・・・・今後の展開が気になるところ。ま、ネオから見れば「ネオと三人の子どもたち」であるのだろうけど。スティングがしっかり者長男、アウルがいたずらっ子次男、ステラが末っ子。末っ子は甘えん坊さん、ってとこで。

一方のミネルバ側。
アスランは自由意志という鎖が重そうだ。わざわざタリアに「私にはあなたへの命令権はないわ」と言われながら「私も出ます」と言ってしまう。
人間、自由だと言われることがある意味一番辛いのかも知れない。自分の一挙手一投足が自らの意志と責任のみによってなされる、それは誰にも言い訳できず申し開きする余地のない、重さ。
平和を訴えにプラントに赴いたはずのアスランは、自分は何をしているのだろうとそのうち振り返る時が来るのかも知れない。巧妙な導入があったとはいえ、完全に自らの責任で手を染めていく戦いを、どんな思いで振り返るのだろう。

で・・・ザクに大気圏内飛行能力がないということは分かってはいるが、しかし地球上での任務を授けた以上、何とかしてやれよ議長・・・・・・。ルナマリアはともかくとして、レイが横目でシンを睨んでるよ。本気で拗ねる前に手を打ってやってほしい。不利な機体でも戦いに出て役に立ちたいタイプなんだから、艦長もその辺読んでやってくれ、頼むから。不憫じゃんか。

セイバーはカオス等と同系列同時期に作られた機体だと思っていたが、それがunkownってどういうことだろう。カオスほか2機はファントムペインに渡すこと前提で作られた機体で、セイバーは最初からアスラン専用機として議長が分けていたとしたら・・・・。

シンとネオ、アスランとスティングとの戦闘。ええっと、スティングはほぼアスランにスルーされてませんか? ネオはあんなにレイザクを回想してくれたのにそちらに参上しなくて残念だね。
シンに「出過ぎだぞ!」と注意するが「ふん、文句言うだけなら誰だって!」と言い返されてしまうアスラン。指揮命令系統組んで戦うには相互信頼関係が余りにもなさすぎ。アスランが形式的に上官だから仕方ないけど、チームプレイに慣れない二人を上下関係として出撃させたのはタリアの判断ミスだろう。
シンもアスランもともにガキだなあとつくづく思った。
「シン、下がれ! 乗せられてるぞ!」というアスラン、戦況判断としては正しいな。それに対して「五月蠅い! やれる!」と怒鳴り返すシンは、母艦のことを考えているのかね。

レイ・ルナ対アウルの戦闘は水中。
「ビームライフルではだめだ、バズーカを」って、搭乗者が指示するまでビームライフルの予定だったんですか? どんな整備だ。
水中戦はとにかく苦手、被弾もしてしまうルナマリア。それに比して、レイはよく頑張っているよ。明らかに水中戦用の機体に対して不利なザクでよく頑張った。だからはっちゃけたアウルも「大物は落とせてないだろ」といわれて君たち二機をではなくボズゴロフ級を沈めに行った訳なんだけど。

ネオを守って出てきたステラと戦闘になって、ついでに陸地へ入ってしまい建設中の基地と恐らくは強制収容されて基地建設に狩り出されている民間人を発見するシン。逃亡しようとして射殺される民間人に、オーブで喪った家族がダブる。
シンの価値観として、戦闘員は皆殺しにしてよく、民間人は殺されてはならないと言う想いがあるのかも知れないと、思った。・・・明らかに戦闘目的見失ってはいますがね。あんたが基地にはまってる間に僚艦喪ってますぜ、シン。落ち着けよ。そういうの見つけたらまずは母艦に指示を仰ぐのが常識だろう?

そして戦闘終結後ミネルバにて、アスランの往復ビンタを喰らうシン。ええと、平手打ちですか? ま、加減しているってことでいいんですかね。それにしてもアスラン、大人気ないな。そんなに激怒した顔を見せても意味ないだろうにね。
「俺は間違ったことはしてませんよ! あそこの人たちだってあれで助かったんだ!」と言い募るシンに、「戦争はヒーローごっこじゃない! 自分だけで勝手な判断をするな! 力を持つ者ならその力を自覚しろ!」と吐き捨てるアスラン。
色んな意味でそこで殴るのは間違い。殴って言うこと聞くような人間じゃないということもあるし、レイやルナマリア、整備兵たちだだっ引きってのもあるし、問題の解決方法を些か学んだ方がいいんじゃないかと思う。言っていることは正論だったとしても、そんなやり方は事をこじれさせるだけ。
タリアじゃないけど溜息をつきたくなりつつ、次週へ向かう。
しかしファントムペインの仲の良さに対して、なんていう不協和音なんだミネルバは。これを乗り越えるイベントが今後描かれる・・・・・んだよね? そういう線だと思っておこう。
by gil-mendel | 2005-02-05 20:46 | seed-destiny
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議長至上主義。黒くて結構!

by gil-mendel
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