ちっちゃな種が暮らしいい。

phase-15「見つけたぜ、子猫ちゃん」

何なんだこの企みと思惑の大混戦はぁ! 議長あんた何考えてんですか! アスラン権限に慣れすぎ! ミネルバ人間関係ごたつきすぎ!! ネオはムウっぽすぎ!

OP前はきっと回想のみと思ってたらいきなりアスランがセイバーで入国拒否られてた。「アスハ家のアレックス・ディノだ」って・・・君、それどうよ。
根本的な疑問をひとつ。プラントを出てからオーブまで、正味何日掛かっているんだ? 議長からセイバー貰ったのがもう遠い昔のことのように思えるんだが、多分実時間では数日前のはず。
で、何故アスランはミネルバがオーブから出た情報を得ていないか。セイバーにも通信機能ちゃんとついてるんだから情報収集しようぜ? カガリが追い詰められてるの知ってて出てきたんだからちょっとは気にしててやれよ。何が「カガリは首長会を抑えられなかったのか」だよ! 或いは、・・・議長の企みの一環で情報から隔離されていたか? 可能性、あるなあ。
ま、でもアスランのことだから、自分のことで手一杯でカガリとかオーブのことまで考えが欠片も及んでいなかったっていうのが事実かな。たまには現実にしっぺ返しを喰らってください。
・・・あ。可能性としては、オーブを戦争に巻き込むための議長の策か? アスランには「オーブのミネルバに行け」と言って置いて実は議長はそこにもうミネルバがいないことを知っている。オーブで当然セイバーは入国を軍事的に拒否されるだろうし、それに対してプラントとして抗議することも可能。・・・まさか、ね。

さて、AAは海の底でオーブ礼服に着替えたカガリとキラ達。
キラ、「カガリにまでバカなことされたら世界がどうしようもなくなっちゃうから」とあっさり斬り。おう、言ってやれ言ってやれ。
「私だって色々悩んで考えて・・・・オーブは再び国を灼く訳になんかいかない!」と叫ぶカガリに、キラが冷静に言うのがいい。
「でもそうして灼かれなければ他の国はいいの? もしもいつかオーブやプラントが他の国を灼くことになってもそれはいいの?」
ふむ。いい問いかけじゃないか。その問いに答えられるのは、一国規模にしか目を向けていなかったカガリでは、ないな。海辺でぼうっとしてるだけじゃなくて色々考えてたんだ? じゃ、もう少し早く自分の思っていることをカガリやアスランに伝えてやれよ、キラ。
「僕たちは今度こそ、正しい答えを見つけなきゃならないんだ、きっと・・逃げないでね」
今回のAAの旅路は、ややこれで進路が見えてきた感がある。
進め、大天使よ。その未来を、創れ。

カーペンタリア基地で僅かの休息。ルナマリアとメイリン、いきなり姉妹仲やや悪し。レイ、ピアノ弾くんだ。最初叩いたその鍵、てっきり「革命」でも弾くのかと思いました。
そこへ現れるセイバー・・・・待て。どうやってカーペンタリアにミネルバがいると知ったよ?
で、フェイスの徽章をつけて降り立つアスラン、「認識番号285002特務隊フェイス所属アスラン・ザラ」とか名乗っちゃって・・・・ったく、あんた本当に何するつもりでその機体譲り受けてきたんだよ。権力とか機構とか大好きだよね、全くさ。敬礼されるのとか敬語使われるのとか慣れすぎだよ。
だからシンがつっかかるのも、非常に納得。「ザフトに戻ったんですか」(かなり怒り口調)とシンに言われて「そういうことに、なるかな」とアスラン。ええいこの莫迦! お前は議長の駒になりにきただけだ! さらにシンが「なんでです」と尋ねるのを、アスラン完璧無視。
一緒にやっていく人の態度じゃないよね。

ちなみに、今回でアスラン女難の相が濃くなった。
ホーク姉妹はルナマリアが積極的にアスランに接触しているが、メイリンも近づきたいような気配。メイリンは「トップエリート・・・」とか言ったりアスランの個人情報漁ったり、あなた玉の輿狙いですか。ルナマリアはアスランの機体に乗り込んだりして・・・・こらこら。シンが哀しそうですよ。
もう女難とか描かないでくださいお願いします。そんなどろどろが見たいんじゃないんだぁ!
あとのほうでメイリンが開いているアスランの個人情報、集合写真で写っているのはアカデミー卒業写真ですかそうですか。

ルナマリアに案内される途中でカガリ結婚と誘拐を聞いて激しく動揺するアスラン。だからさ、動揺するくらいなら傍離れるんじゃねえっての、全くよ。

議長から預かった指令書とフェイスの徽章を渡され、溜息をつくタリア。意外と政治的感覚はある?
「一体何を考えているのかしらねえ、議長は」
それが分かったらこのseed-destiny、半分くらいは分かるんじゃないかと思います。
指令書の中身は・・・・・もう唖然。ミネルバ、宇宙用戦闘艦じゃなかったんですか、議長。地球で活躍させるって・・・・そりゃ無茶ですよ。それとも、それ相応の装備を極秘に積んでいるとでも? ご冗談を。
「確かにスエズの地球軍拠点はジブラルタルにとって問題だけど、何も私たちがここから行かされるものでもないと思うわね」「我々の戦いはあくまでも積極的自衛権の行使でありプラントに領土的野心はない、そう言っている以上下手に介入は出来ないでしょうけど」
そうそう。おかしいでしょ。でも議長の指示に異を唱えることは、フェイスとして、いやフェイスだからこそできないですよね。忠誠を誓うという意味のFAITH、成績著しく人格的に資格あり、評議会直属と認められたことで寧ろ、動きを縛られた。人の功名心の裏向き利用方法。
タリアは多分アスランよりもそのことを自覚している。不利な戦いを命ぜられる、その議長の思惑から逃れられないのだと。
汚ねえ、汚な過ぎるよ、議長。勲章や徽章、そうやって使うのか。
そして恐らく、議長とタリアの関係は、利用以上のものではやはりなさそうである。
なお、多分ユーラシアで起っていることはひどい殺戮なのだろうし、それにアスランが心動かされるのは分かる。けれど、そこに「ザフトとして」出向くことは、領土的な問題を当然孕むことになる。
力で何かを為し得ると、アスランが信じたとしても、その結果は惨たるものだろう。それは、その力が既に議長の駒のひとつだからだ。軍服を着て平和のために為し得ること、それは当事者がどう思っていようとも、完全に公平な結果など、生まない。

「代表を攫ったのはフリーダムとAAっていう話よ」とタリアから聞いて驚くアスラン。
<キラが一緒なら大丈夫だ、どのみちオーブには戻れないんだし>とかって独白してる場合じゃないでしょうが! あんたそんなところで何してんだよ、駒になってる暇があったらカガリとキラに会いにいかんかい! いろいろあんだよAAだってよお!

地球軍艦隊旗艦J.P.ジョーンズにて。
海を見ているステラ、地球軍兵士に連れ去られそうになってアウルに助けられる。「第81独立機動軍でさあ」って、それ聞いてさらに一般兵士びびってますな。
ネオからお呼び、と聞いた時のステラの嬉しそうな顔!!! ステラかわいいよステラ、って踊りたくなりましたぜ。
にしても彼ら、「今度は何機落とせっかなあ」って、戦闘に対してかけらも屈託がない。
彼ら三人が、兵器以上の何かに立ち戻ってくれることを、願っている。

出航したミネルバをJ.P.ジョーンズにて捉えるネオ。
「ようやく逢えたな。見つけたぜ、子猫ちゃん」って・・・・・・・・あんた本気でムウですか!
そんな訳ないのは分かってる、でも兄貴が帰ってきたような気にさせられるのは何故だ!
ぐおおおお。兄貴ぃ・・・・
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# by gil-mendel | 2005-01-22 20:40 | seed-destiny

第2クールOP

第2クール新OPについてのメモ。きっと見落としが多いと思う。

今回のOPは、まず戦争の残骸漂う中で地球を遠景にフリーダムを中景に、手を握りあうキラとラクスで始まる。主人公ですね、殆ど。
そしてカガリとアスラン、カガリはオーブ礼服だがアスランはフェイス徽章つきザフト赤服で微かに微笑。睨み合うレイとネオ、背中を向けあうルナマリアとメイリン(後ろ姿)、横を向いているマリュー艦長と虎、背中を向けあう議長(ややにやりとしている)とタリア艦長、斜めに交錯するディアッカとイザーク、そしてステラの方に手を添えてもう片手を握るシンと見上げるステラ。シンとステラの時に、マユの携帯が現れる。
それぞれ因縁のある二人の組み合わせだが、シンとステラの関係性がまるで兄妹のように表わされているのが不思議。
分からないのがディアッカとイザーク、すれ違っているのは今後進む道を違えるということか。議長とタリアはやや離れるのかも。虎さんとマリューは、当面このままなのか。ルナマリアとメイリンは・・今後仲違いするんですかね。
フリーダムが上方へ流れていくのに従ってルージュ、ルナザクとレイザク、連合3機とスラッシュザク、セイバー。ええと、何故シンとステラの背景にセイバーなんでしょう。
月の向こうから現れ、合体するインパルス。ここに題字が被る。種割れした感じで、強い光の中に一度消えて。

比較的明るい廃墟に立つAAサイド。
近景に立つキラ、やや俯いている。その向こうに小さく見えるのは、虎?
フリーダムとルージュの間にもう一つ機体が見えるような気がする。
陣羽織バージョンのラクス、多分マードックとノイマン(極小)、右手を見つめるカガリ、箱のようなものに腰掛けるミリアリア(小)、私服だがカメラ持っていないよう。カガリの右手にあるのはきっとアスランからもらった指輪なんだろうなあ。
ええと、ミリアリアここにいるということは今後AAに来ますか? そしてマリュー艦長は何処?

暗めのミネルバ側。場所はミネルバ格納庫か? 皆パイロットスーツ着用。
右手を握りしめながらこちらを睨むアスラン、フェイスの徽章をつけている。ルナマリアがその後ろに、さらに右にレイがいるがレイは背を向けている。そしてシンは右前方を見上げる横顔。
機体の並びはレイザク、ルナザク、知らないのが2機、そして普通のザク2機。あれ・・・インパルスとセイバー見落としてるな、きっと。知らないと思っているのがセイバーとかスラッシュザクだったりして。

メンデル研究所と議長を背景にレイとネオが浮かぶシーンは第1クールのまま。まだ全貌が表わされてはいないからこのままでということか。

その次のシーンがかなり衝撃的。今にも泣き出しそうな悲痛な顔をしたマリューが向ける銃口の先には、金髪の人が銃口を向けている。服装から見て恐らくはネオ、と思うのだがやや身長低めに見える・・・しかしレイではなかろうし。二人の間にはネオの仮面。背景の炎の中に浮かぶ壊れたガンダムは・・・・・・何だろう? 虎専用機でもなくフリーダムでもなく。

フリーダムの前のキラとラクス、セイバーの前のアスランの「女難」カット、インパルスの前のシンとステラ。この辺は第1クールと同じ。
歌うラクスとミーアのシーン、ハロが飛んでいないのが前と違う。ハロがいない=アスランとの関係性の問題か? ついでに背景青空。
(15話見た後で追記。赤ハロが戻っている! 空も夕暮れに戻っている! 何故だ?)

一人一機ずつのところ、結構変わってますね。
カガリは第1クールから変わりなし、ルージュやムラサメを背景に礼服で。
腕を組む虎と多分虎専用ムラサメ(?)。黄色に赤に黒、って、あなたの普段着の配色そのまんまなんですけど。青空で砲を構えている。
次は新キャラ。ザフトの赤服とフェイスの徽章を着用している金髪の男の子。背景にあるのはオレンジのザクウォーリア或いはグフだと思うのだが、爆発の中ソードを向けている。
ここからガーティ・ルー三人組。
先ずはスティングとカオス、スティングがこちらに向けているのは銃。表情もあざ笑っているかのよう。
次はステラとガイアだが、ステラがあどけなく横座りしているその右手に持っているのは大きめのナイフ。
そしてアウルとアビス、ジャンプしているアウルは2丁の銃を持っている。性格出てます。
ルナマリアとルナザク。ザフト赤服の彼女は右に向かって走り抜けようとしているが武器は持っていない感じ。
レイとレイザク。彼の背景は暗い。右手に銃を持ってはいるが、どこか遠いところに視線を向けている。彼もザフトの赤服だ。
アスランとセイバー。アスランは右手を大きく広げて右前方に掲げ、そちらを厳しい視線で見ている。それは調停者の態度のようで、以前一度見たような気が(EDで議長が似たスタンス採ってますね)。既にフェイスの徽章を左胸につけている。
生身の状態で武器を持っていないのはカガリ、虎、新キャラ、そしてアスラン。恐らくは戦闘に対する考え方の違いを表徴か。

クローズアップされるガンダムのアイカメラ。そこから引いて全身が映し出されるが、影になっていてそのカラーリングも詳細も見にくい。これが噂のデスティニーガンダムなのか、それともバージョンアップしたインパルスなのか? 光の翼あり。
そして巨大なガンダムの下で出会うフリーダムとその機体、キラとシン。シンはキラを正対して見ているのに対してキラはやや斜め。この二人の対決という意味なのか、それとも。
巨大な何かに操られるように彼ら二人が対決するということなのか、或いは二人が共闘して運命に立ち向かうということか。
この巨大なガンダム、プロヴィデンスみたいなドラグーンシステムと対艦刀二本を背負っているみたいに見えるのだが・・・誰が乗るのか。レイあたり乗ってくれると面白いのだがあり得んだろうな。

水上を発進していくAA。空へ上がっていくところを見ると、今後宇宙での展開もということか。

AA艦橋にて集合写真。
艦長席のマリューを中心に、左前方から虎、マリュー、カガリ、キラ。後方にノイマン、マードック、ラクス。ノイマンが集合写真に乗り遅れたみたいで可笑しい。

地球を背景に宇宙へ向かうミネルバ。
セイバー、レイザク、ルナザク、インパルスがその傍に並んでいく。
アップのシンは少し上を見上げ、その左のアスランはやや憂えた顔で視線を投げ、その左のルナはアスランを横目で見て、一番右のレイは横顔で遠くを見つめている。彼らは大きな月を背景に衛星のようなところに立つ、そこにガスンガスンと降りてくるそれぞれの機体。これは第1クールとは違って人の並びの通り。第1クールのアレは単なるミスかな。
このガスンガスン機体が着地して構えるところ、結構好き。


ざっとOPを見て、関係性が色々描かれているのが面白かったと思う。今後の展開にかなり期待させてくれるOPではないかと。ネオの正体ネタやらシンとステラの関係やらシンとキラの共闘やら・・・どう描いていってくれるのか、期待。
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# by gil-mendel | 2005-01-16 18:24 | seed-destiny

phase-14「対応は慎重を要するんだろ」

トダカ一佐、いいっ!
思わず叫んでしまった第14話。すみません、当ブログは議長を1番に、トダカ一佐を2番に推します!
なお、新OPとEDは新発見沢山。驚きましたがこれについてはまた後日。

襲撃の翌朝。格納庫に戻ったフリーダムの前でキラとラクス、虎とマリューさんが襲撃してきたMAについて検討。「データでしか知らんがね、だがアレは最近ロールアウトしたばかりの機種だ。まだ正規軍にしかないはずだが」と虎。ハッキングは虎の趣味・・?
「何だかよく分からんが、プラントにお引っ越しってのも止めといた方がよさそうだってことだな」。議長黒幕という断定までには至ってないようです。当たり前か。
そこへマーナさん登場。「まあまあ」言うのはしゃれか。
キラに手紙を渡すマーナ。カガリはセイラン家にほぼ軟禁状態だとかで、それを聞いた四人が「え?」と吃驚しているのは、カガリの結婚に驚いているという解釈で良いですかね。マーナに詰め寄られてたじろいでいる虎が笑える。

セイラン家でのカガリの様子が可笑しい。ウエディングドレスと同室で結婚式に向けた行儀作法見習い中なのだが、明らかに適応していない。やっぱりこの子は走り回っているべき子だ。
カガリが書いた手紙、指輪を同封してある。ユウナに取り上げられたくはなく、自分で捨てることも躊躇われ、だからキラから返して置いて欲しいと。・・・・・ううむ。救難信号だと思ってはいかんのでしょうな。
「皆が平和に幸福に暮らせるような国にするために、私も頑張るから」。ちょっと待ってくださいカガリさん。一体何をどのようにどう頑張るつもりですかね? 結婚しようとしているその相手は、あなたを政治の場から現在既に遠ざけ、そして今後一切封じ込めて実権を握ろうとしているんですぜ? 落ち着いて客観的に考えてくれ。
その手紙を読んだキラが思い浮かべたのは、とりあえず、この間車でやってきたアスラン。
キラの目がうるうるしているように見える。あなたその時に迷いまくってたアスランに何も言ってあげられてないんですから、アスラン責めちゃ駄目ですよ。今後もね。

結婚式当日。アスランとの出会い等を回想するカガリ。前作を知らない人には親切だとは思う。回想後に手袋を嵌めた左手を伸ばしてみて、そしてそこにもう指輪がないことに、結婚式のための手袋が嵌められていることに気付いて、落ち込むカガリ。

オーブ首都雑踏で出逢う、ノイマンとマードック・・・・でよかったかな?。

式場へ向かう車の中でカガリとユウナ。「マスコミも山ほどいるんだからもっとにこやかな顔して」と言いつつあんたは飲酒ですかそうですか。

「でも、本当にそれで良いのかしら」と問うマリューさんに対してキラの言う台詞がいい。
「もうそうするしかないし、本当は何が正しいのかなんて僕たちにはまだ全然分からないけど、でも、あきらめちゃったら駄目でしょう。分かってるのに、黙ってるのなんか駄目でしょう。その結果が何を生んだか、僕たちはよく知ってる」
前作から一歩踏み出すキラ、来たあぁーーっ!
「どうしてこんなところへ来てしまったんだろう」という前作最後に向けての当面の答え。
「だから、行かなくっちゃ。またあんな風になる前に」
キラとマリューさんが思い出すのは、クルーゼの笑い、ジェネシス、フレイ達の死、ムウの死。
力の行使に対してキラよりも一番引っかかっていた人、マリュー。彼女がAAに再び乗ると決意するには、強い葛藤があったはず。愛しい人を喪った戦いに、それを再び繰り返させないために、彼女はもう一度、起つ。
ここのマリューさんに、ぐっと来ました。

式典会場に向かいつつ再度回想するカガリ。
ウズミとシンを思い浮かべる、カガリにとってはそれが結婚する理由だと言わぬ気に。「思いを継ぐ者なくば全て終わりぞ」とウズミが言う、けれどその思いを体現しようとしていないことを、カガリは気付いていないのだと思う。
「オーブは命じられたままに与えられた敵と戦う国となるのか」。結局カガリがオーブで為し得たことは、その問いかけを無にするようなことでしかなかった。子どもが未熟なのと、政治家が未熟なのは意味合いが全く違う。
シンに「分かったようなことを言わないでほしいね」と言われ返す言葉がない、確かにカガリには返すべきなにものも今はないのだ。今は。
「カガリと逢えてよかった。君は俺が守る」というアスランを思い浮かべて涙するカガリ。
もう戻れない人への、愛惜。

AAの配置は、マリューが艦長、虎が副艦長、ラクスとノイマンが通信。制服はオーブ軍のものを流用。ファフナーにちょっと似ているかも。ラクスのみ陣羽織着用で。
「状況によっては僕は出ちゃうしねえ。そこはやっぱりあなたの席でしょう、ラミアス艦長」という虎さんが良い。つうことは虎の機体も搭載済みってことですか、やはり?
決意を固めて艦長席に着くマリューさん。あなたが其処にいる限り、もう、AAは迷わないと思うよ。
海から発進するAA、そしてフリーダム。オーブ軍の人々は両者をよく覚えている様子。

結婚の誓約を行う直前にぎりぎり間に合うフリーダム。式典場にムラサメ4機がいるがフリーダムの敵ではなく、カガリとユウナの前に降り立つ。カガリをそのままフリーダムの両手で攫っていくとはね。予想外。キラの顔がとっても嬉しそうで、某映画のあの役一度やってみたかったんだよねと言わんばかりで笑えた。
カガリをコックピットに収容して軽く追撃者をあしらうキラ。うん、強いってのも悪くない。

護衛艦群とAA。
AAはフリーダムを無事収容、「では行きましょうか艦長?」という虎の声にマリュー艦長(もうこう呼ぶ!)が「ベント開け! AA、急速潜行!」と力強く叫んでくれる。
それを見ていた護衛艦で「これでは逃げられます! 攻撃を!」と求めた部下にトダカ一佐が言った台詞が、もう最高。
「対応は慎重を要するんだろ」
潜行していくAAに、トダカ一佐は敬礼する。その隣であと二人、敬礼している人が。
<頼むぞAA。カガリ様と、この世界の末を>と心で語りかける、トダカ。
ウズミを知る、その思いを受け継ぐ人たちが、ここにいたのだ。オーブは、その心は、死んじゃいなかった!
ユウナが「護衛艦は何をしている!」と叫んでいるところから見ると、逃した責任を彼は問われかねない。それでもそう選択したトダカを、当ブログは結構推します。
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# by gil-mendel | 2005-01-15 19:52 | seed-destiny

第1期OP総括

第1クールが終了しようとする今、第1期のOP及びEDについてそれらがどこまで真実だったか検討するためのメモ。
今頃遅いって? 仰るとおり。

今回はOP。
当初から「ラクスが二人!」とか話題になったOPだが、監督の「ダミーあり」に該当するものはまだ不明である。ある意味ミーアがダミーか、と考えつつOPを見直してみた。
コアスプレンダーで発進するシン・アスカから始まるOP。月をバックにビームライフルを向けるフォースインパルスに題字が被る。

その次の場面が夕焼けの廃墟でトリィを肩に俯くキラ、そして中景に俯くパイロットスーツ着用のアスラン、さらに恐らくはシンと思われる人影。
その遠景に2体いるMS。
第1クールではこの部分についてほぼ実現されたと言っていい。
アスランが再び纏うパイロットスーツは、夕日の逆光の中でやや見にくいが、例の赤紫色のものだ。種第4クールのOPで似た廃墟があったが、その続きと考えてよかろう。

メンデル研究所と思われる背景に大きく浮かぶ議長、互いにやや驚き見つめあいながら浮かぶレイとネオ、そして議長が憂いた顔からこちらを向いて僅かににやりと笑う。この表情が腹黒でいい。ついでに言うとここでのレイの立ち方は妙に女性っぽく見える。
議長がメンデルと関係があるということ、レイとネオとの間に何らかの関係があることも既に第1クールでは仄めかされた。今後に引っ張る伏線としては、上々な立ち上がりでは。

戦場を写真に撮っているミリアリア。青空なのが救いか。
彼女が戦場カメラマンであることも第1クールで一瞬ではあるが出てきた。それだけでこのOPとは、ややもの足りぬものがある。できれば報道人として世界をどう見つめているか描いてほしかった。

モルゲンレーテかで立ち並ぶMS数機(ルージュとムラサメ?)と整備士、振り向くカガリ。彼女の服は正装だ。これも青空が背景。
第1クールに限って言えばカガリがMSに乗ることはなかった。今後早い時期にルージュに乗るだろうか?

廃墟で踊るミーアとアップで歌うラクス。ラクスの表情が何故か絶望調。
ミーアの周りでは赤いハロが跳ねている。二人の服装はやや違うが、一番違うのはやはり髪飾り。この背景はやや暗い、時間的には日暮れ後。
これも既に第1クールで登場済み。ある意味ミーアがフェイクだったわけだが、ラクスの表情の暗さに今後の展開に不安が残る。
ミーアの服装は・・・物理的に可能なんでしょうかね。

そしてミネルバ艦内へ。先ずはブリッジだが、議長とカガリ、アスランの姿がある。タリア、メイリンやアーサーらの姿も見られる。
ここは第3話で使われた場面だったと思う。よってこれも実現済み。

ルナマリアのザクウォーリア、そしてレイのザクウォーリアが発進準備、二人が敬礼しながら通っていき、二機を射出。
コアスプレンダーに飛び乗るシン、ちょっと敬礼。

ここからは一人一機で。
スティングとカオスガンダム、ステラとガイアガンダム、アウルとアビスガンダム、ルナマリアとザクウォーリア、レイとブレイズザクファントム、イザークとスラッシュザクファントム、ディアッカとザクウォーリア、そしてアスランとセイバーガンダム。
セイバーが格好良くポーズを決めた瞬間、一瞬ずつ現れるのは、叫ぶタリア、寛ぐヨウランとヴィーノ、マイクに向かって叫ぶメイリン、そうして射出されていくコアスプレンダー。
インパルスがソードで地を薙ぎ払う。
この辺りはおきまりのシーン。

インパルスのアップの前で、裸の二人が出逢うが・・これがシンとステラ。
二人は今のところ第1話で「ラッキースケベ」で出くわしただけの筈だが・・今後への伏線か。

ブラストインパルス形態で火砲をぶっ放すガンダム。場所が地表に見える。
火炎の中のセイバー、こちらにやや背を向けて立つアスランとその胸に手を添えて笑いを浮かべつつこちらを見るミーア、奥からアスランに銃を向けるルナマリア、右横から正装でかなり怒って銃を撃たんとするカガリ。
このシーン、相変わらず謎である。アスラン女難シーンとも言われているが真相は如何に。
ミーアがアスランに添っているところをそのまま読めば、彼女が籠絡しようとする可能性はかなりあるか。

アークエンジェルと宇宙を背景に、マリューさんと後ろ向きの虎、その間にマリューさんのペンダント。
13話でそれぞれが大切な人の遺品を大事にしている場面もあったし、一緒にいるけどやはりムウのことは忘れられない、と見てよいか。
しかしAA出航ですか。やってくれますね。

再びインパルス、今度はソード形態で振り回している。一振り大きく振りかぶって、そしてフリーダムへ。裸のキラと、髪飾りをつけていないが多分ラクス、キラは笑っているがラクスの表情はやや心配気。フリーダムに再び乗ることになるキラを心配しているのだろうか。
これも第1クールでほぼ実現されたと言ってよいだろう。

フォースインパルスとフリーダムが宇宙で交戦。ザフト赤服のシンとキラが睨み合う。
第1クールではまだ実現していないが、この流れだと彼らの交戦も当然あるだろう。

ミネルバがプラントからデブリ帯へ、そこへセイバーとブレイズザクファントム、ザクウオーリア、最後にインパルスが合流。
4人が4機とともに地球を背景に揃う、しかしその配列が変。人間は左からルナマリア、アスラン、シン、レイなのだが、機体が左からザクウォーリア、ブレイズザクファントム、インパルス、セイバーなのだ。何故?
今後の乗り換えにしては現時点で既に登場している機体であるし、意味不明。ついでに、ここでのアスランは私服である。

以上、第1クール終了に際してOPを振り返ってみました。
EDは明日・・・は無理かも。
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# by gil-mendel | 2005-01-10 17:42 | seed-destiny

phase-13 part-2「生きているということはそれだけで価値がある」

今回は議長中心視点での感想を。

ラクス襲撃の黒幕はやはり議長だろう。
正規に訓練されたコーディネイター特殊部隊、それがMSをあれほどの量所持しているところを見ると、ザフト以外の線は考えにくい。MSはお里が知れるので恐らく出すつもりはなかったが、出さざるを得ない状況に追い込まれたため出したと思われる。自爆は暗殺が失敗した状況では寧ろ当然のことだ。
分からないのはその動機と、失敗が読める作戦を何故行ったかだ。
失敗が読める、というのは、マルキオハウスにラクスがいることを掴んでいるなら当然そこにはキラや虎、マリューが同居していることも知っているはずである。また、そこにフリーダムが隠されていることも察知していた可能性もなきにしもあらず。失敗する可能性がある程度はある訳だ。(特殊部隊の癖に弱すぎる、というツッコミは置いておくとしても)
一般的には、ミーアを「私のラクス・クライン」として使っている議長が「ラクスは二人も要らぬ」と片方を消そうとしたと考えるのが妥当か。だが、そうだとすると順番が逆、ラクスを先に亡き者にしてからミーアをラクスとして起用する方が余程危険性が少ないだろう。現に失敗している訳だし。
となると、フリーダムを引っ張り出すための工作か。そうだとすると、議長の動機はさらに読めなくなる。虎筆頭に彼らはデュランダル議長を宥和派と見なしていたのだから、それを攻撃すればややこしい連中を敵に回すことになるのははっきりしている。或いはそうなる可能性も見越して、ラクスを殺せればそれでよし、そうならなくてもフリーダムを引っ張り出せればよしということだろうか?
ここはやはり順当に、オーブ国内情勢の変化によってプラントへの移住を考え出したラクスたちの動向を知った議長が、プラントにラクスが二人という状況になることを恐れて遅まきながらラクス暗殺に挑んだと見なすべきだろうか。
議長の反応が見たいところである。

議長がDNA解析の権威であること、seedがDNA因子に由来していることが今回示された。
Superior Evolutionary Element Destined-factor、seedを持つと現時点で確認できるのはキラ、アスラン、カガリ、ラクス、シン。
DNA解析によってseedを持つか見分けたということは、少なくとも比較対象があるはずだ。或いは、同じくseed保持者のDNAを解析していなくては判断できぬだろう。シンは今までに種割れを起こしたことはないのだし。それは誰だろう? アスラン、は議長が手駒にしたのはつい最近。カガリと接触したのもそう以前とは思いがたい。とすると、メンデルでのキラのデータが残っていた可能性、そしてもう一つ、ミーアをつくる際に参考にしたラクスのデータを比較考量した可能性、その二ついずれもを手に入れていた可能性が考えられる。
或いは過去に学会誌にseed概念を発表した、それが議長だったということもあり得るか。
いずれにせよ、この展開には期待しうる。

レイについてひとつだけ。
「生きているということはそれだけで価値があるんだ・・・明日があるということだからな」
死線を流離ったことのある人の言葉のように聞こえるのは何故か。生と死について深く知っている人の言葉のような響きは何故か。
ミネルバの他のクルーと明らかに違う対応は、まるで彼だけが既に実戦を経て生命の重さを知っているかのようだ。議長を実の親のように慕っている、ということから、或いは死地から拾われた経緯があるのかも知れない。或いは、テロメアの短いクローンのためそう長くは生きられないと知っている、とか。
いずれにしても、議長の手駒で議長を敬愛している時点で、今後の彼の苦難は明らかではあるのだが。
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# by gil-mendel | 2005-01-09 17:05 | seed-destiny



議長至上主義。黒くて結構!
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