ちっちゃな種が暮らしいい。

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phase-32「共闘できればとも思うけど、難しいわね、今となっては」

"正義の味方"が許せない、そう思うときはある訳で。
強すぎるよムラサメ、今までは何だったんだ! それともAA補正か?! ネオも仮面都合良く外れすぎ! てかキラはムウだと気付きすぎ! 他に気付くべきことあるだろうが!
議長、この筋書きを実は書いていたのはあんたなのか? 議長真っ黒だよ議長!


第32話「ステラ」。救いのない、世界。


アバンは燃え盛るベルリンから。
デストロイはロシアから西進。どうやらユーラシア中西部にはザフト軍が駐留済みだったらしく(いつだよ!)、そこをバリバリと焼き払うデストロイ。人死にすぎです。
ザフト側が「ここでくい止めるぞ!」とか言うものの、全く歯が立たずあっさりと撃破されていく。

ジブリールがそれを見ながら、「どうです、圧倒的じゃないですかデストロイは!」とロゴスの面々に自慢。…今回、どこぞで聞いた台詞が妙に多いようで。ロゴスの連中が呆れているじゃないですかジブリール君。
焼きゃあいいってもんじゃないんですよ焼きゃあ。そのあと地球を統治する上で賛同が得られない方法を採ってどうする。恐怖政治は倒される、これが世の習いなんですよ。

天を切り裂いてビームが奔る。デストロイの前に飛来するフリーダムとAAの、この正義の味方的扱いはどうよ?
ネオがステラに、「そいつはフリーダムだ、手強いぞ」と声を掛ける。…ネオよ、ステラのことしか考えてないだろう? スティングはどうでもいいんかいスティングは。
そしてステラがデストロイを変形させるんだが…多分MS形態の方が戦闘力も高くなるんだろう、そういうことにしておこう。観ている側も「これは…MS」って、今まで何だと思ってたんですか! 壁か? 使徒なのか?



相変わらずベルリンを薙ぎ払っていくデストロイ…いやステラ。一方、活躍させてもらえないスティングは機嫌悪し。まあな、デストロイの方が搭乗者の安全性は高いだろうというネオの考えは分からんでもないが。それとも本気で適性か? スティングはあそこまでバーサーカーモードには入れないだろうって?
デストロイはAAのゴットフリートもあっさりはじき返し、キラも苦戦。
それを見てカガリが自分も出ると言う。さらにアマギらオーブ兵も「この戦い、オーブのためのものではありませんが、それをただ見ていることなどできません」と参戦を主張。傍観は時として罪だと思うが、それを連合が知ればオーブという国そのものがどう捉えられるか、考えてのことなのだろうか? カガリ単機であれば言い訳もつくだろうが…。
「いいの?」とカガリに尋ね心配そうに見送ったマリューさんだけが、少し考えているように思えた。


舞台は一度プラントへ。
退避勧告も何もないままデストロイに都市駐留軍の殆どが壊滅させられたという情報に、最高評議会は色を失い、駐留軍の撤退をと議長に進言する。ていうか、思ったより駐留軍多いんじゃありませんかね、議長? ユニウスセブンの被害から救う名目で随分地球に軍を送り込んでませんか? あれを落としたのもそもそもあなたでは? 正に計画的な、まさしく計画的なあなたの構想のままに進んでいるんですね。
議長は「だが、下がってどうする。下がれば解決するのかね?」と一喝。
うっと詰まる軍高官が気の毒。…そりゃ、下がって解決する訳じゃないですが、あれは手に負えませんわな。
「ミネルバは! 今どこにいる!」と議長が叫んだとき、そのミネルバはギスギスした人間関係をそのままにお花畑の上を飛んでいました。アルプス越えか?
「艦隊司令部の命を受け、現在ベルリンに向かっております。しかし現状あの船も戦力に乏しく、送ったところで」
「かもしれんが、だがやらねばならんのだ! 誰かが止めねば奴らはますます図に乗って、都市を焼き続けるだろう! そんなことは決して許されるものではない!」
…ええと、議長。そりゃそうですけどさ。勿論そこにザフトがいるから都市が焼かれるということは先刻ご承知だということを前提と致しますと、焼かせないためにはまず撤退では? いやいや、シンの力ならデストロイを止められるとお考えなんですかね?
あくまでも地球の人々の感情をプラント側に寄せることに熱心な議長がある意味凄いと思いましたね。地上のザフト軍は(基地残留部隊を除けば)相当壊滅してるんですぜ? そのうち軍から離反を喰らいませんかね? まあ結果良ければ全て良し、なんだろうけれど。
にしても、議長が苦悩してそうな顔をしながら欠片も慌てていないのに笑った。あらゆる意味で議長の筋書き通りなのか。デストロイ情報も事前に得ておきながらその時点で壊す手を打たず、破壊させるがままにしておくとは…ステラを逃がすシンにレイが荷担したのも議長の筋書きの上なんだとでもいうつもりか? あんまりだよ、議長…。


ストライクルージュとムラサメが射出されていく。カガリのためというよりは明らかにミリアリアのための演出。ま、ラクスの声が入るよりも余程安定しているから良しとしましょうか。

フリーダムと戦闘中のスティング。「MSの性能で全てが決まる訳じゃねえ!」…いやその台詞は言わない方がいいかと。洒落にならんし。
そこへやって来たムラサメ3機がカオスを攻撃。まあ確かに、MSの性能が全てじゃない、それは自分自身にも言えることだと。


ベルリンの現場にミネルバ到着。そこにフリーダムやAAがいるのを見て衝撃を受けるタリアたち。
「流石正義の味方の大天使ね、助けを求める声あらばってことかしら」
タリアの声が皮肉たっぷりに聞こえる。あの艦には主砲を破壊されるなど酷い目に遭わされている、しかもどちらつかずの行動を戦場で起こされて痛い目にも遭っている、もううんざりと言いたいところではあろうか。
にしても、タリアのコンディションレッド発令を聞いて「は、はい!」とアーサーが直立不動したのがおかしかった。本気で和み系キャラですな。
おや? またメイリン横に戻ってませんかアーサー。タリア横は前回怒られたのかね?


待機室にて、シンとアスラン、ルナマリア、そしてレイ。皆座っていたのにレイだけがずっと外を見ている。シンのみがパイロットスーツで、コンディションレッド発令を聞いてそこから出ていこうとする。
そこへタリアから指令が入り、AAが現場に既にいて地球軍と交戦中と告げる。それを聞いて思わず「キラ…」と呟くアスラン、そのアスランを見遣るルナマリア(裏事情を知っているからか)、「何で奴らが!」と怒るシン。
「思惑は分からないけど、敵を間違えないで。戦力が苦しいのは承知しているけど、本艦は何としてもアレを止めなければなりません。…司令部はあなたに期待しているわ、お願いね」
あれほど逆らったシンに、そう声を掛けねばならないタリアの声は、勿論穏やかではない。それでもフリーダムと戦闘を始めかねないシンに釘を差し、やる気を出させようとする上司…本気で大変だねタリア艦長。部下も上司も訳が分からん中で、よくやってるよ。
シンは去り際にアスランを一睨みしていく。俺が期待されてるんだ俺俺!な感じ。「シン、」と呼びかけて威圧されてしまい黙ってしまうアスランが不憫。もしかしたら、キラはこんな奴でと説明をしそうだったか?
厳しい顔で振り返るレイが、だが一番意味ありげだった。台詞なしの癖にAパート最後でそんな意味ありげな感じ出されても怖いだけだぞ! それとも何か? デストロイにはステラが搭乗している、だからシンはステラとの対決になると知っていてか? …まあ、議長から大概のことは聞いている位置にいるのだから知っていてもおかしくはないが…だとすると、皮肉だな。
それともあの視線はアスランにか? だとしたら、キラの名前をうっかり口にしたアスランに対するものだということか?


キラは対デストロイ戦にてさっさと種割り。
AAはキラ劣勢をみて慌てる。「市街地だからローエングリンも撃てないし」いやいや、殆ど壊滅してるんだしこのままにしておいたらさらに壊滅するんだからいっそ使った方がよくありませんか? AAはミネルバとは違って環境破壊はしないとでも?
ステラへの攻撃を見ていたネオが「くそお、やらせはせん!」と介入。ここでこの台詞が使われるとは思いませんでしたわ。
ウィンダムを見たキラは「あのウィンダム…何で?!」と、何かに気付いた様子。それは種割れ状態だからネオ(=ムウ)を感知したとでも? いや、ピキーンも何も無かったんですが…戦い方の癖で感知ですかね? 或いは、何であんな変な色、とでも?
フリーダムの攻撃は悉くデストロイに弾かれる。便利なシステムですな。
ステラは「怖いものは皆なくしてしまわなきゃ」というネオの言葉を思い出しては地を炎で薙いでいく。

そこへインパルスとAAが参戦。
マリューさんはAA現るの報に危機感を覚える。まあそりゃ、以前のことがありますしね。
タリア艦長は冷静だ。「共闘できればとも思うけど、難しいわね、今となっては」
殺し殺された過去があればあるほど、例え共通の敵がいたとしてもそう容易く共闘などできないのが人間だ。謝罪もしてこない相手と何が共闘だと、言いたくなるのが人情だ。そこに崇高な目的があり、そのためには手を携えるのが圧倒的に有利だと分かっていても、とても共闘になど踏み切れないのが我々だ。まして、ミネルバの被った損失は相当なものだったのだから。
目的を同じくするはずなのに共闘できない、それは、人の弱さでもある。
だがそれでもタリアは戦う相手を間違えるなとシンに申し渡している。それは正しい判断だと言えるだろう。戦況上、完全な共闘など無理でも、少なくとも無駄に味方の可能性があるものを撃たない、それは大切なことだ。


シンはデストロイの脚を狙う。図体が大きなものの脚部を狙うのは間違いではない。しかしステラが搭乗していると、シンは知らない。
だが、ステラでなかったらいいのかという疑問は、やはり拭われることはないだろう。エクステンデッドが搭乗しているとは当然想定がつくはずで、ステラと同様の身の上の人間がそこにいるだろうと、シンは何故思わないのか?
ステラが放つビームの間をかいくぐり、シンは真っ直ぐコックピットあたりへ飛び込んでいき、そうしてサーベルで切り裂く。…どうして他のMSにできないことがシンにできるのかよく分からんが、まあ主人公だから、ザフトのエースだからということにしておこう。
恐怖に怯えたステラは半分泣きそうになりながらまたもや地上を薙ぎ払う。…ある意味、何度薙ぎ払われてもまだ全滅していないベルリンは素晴らしい都市かも知れない。同じビル群が幾度も壊れては直り壊れては直りしているような…気のせいか?

「どうしてこんなことを…何でそんなに殺したいんだぁっ!」
シンの叫びは泣きながら怒るステラに届かない。再度デストロイへ飛び込もうとしたシンに、いきなり横からネオがウィンダムでタックルを掛けてくる。「何を!」と怒るシンに、「あれに乗っているのは、ステラだぞ!」とネオが叫ぶ。
…え? ネオさあ、インパルスの搭乗者がシンだって知っているからそう言う訳だよね? いや、一応「約束…するよ」って言ったじゃないか? 今そういった瞬間にシンに約束違反で倒されてもおかしくないんじゃ?
だが何故かシンはネオに怒りを向けるのではなく、自分が殺そうとした相手がステラだということに強い衝撃を受けて固まってしまう。都合良くデストロイのコックピット付近も程良く裂けていて、そこからステラの顔を視認できる。いや都合良すぎだから。ちなみにこの時点でステラのパイロットスーツには破片がかなり突き刺さっていて痛そうだが、何故か血は出ていない。不思議だ。

空中で動きを止めてしまったインパルスからウィンダムがやや離れる、それを見たステラがネオの危機と思ったか一歩前へ出る、そこへフリーダムが追い打ちを掛けてコックピット付近がさらにやられる。この一撃でかなりのダメージを受け、デストロイは倒れかける。
キラがシンに、「何をやっている、的になりたいのか!」と叫んでシンが唖然とする。シンは時々的になってしまう人のようですな。それでもシンは動けない。当然といえば当然ですが。
ミネルバから見ていたタリアらは何故シンが動かないのか分からず茫然。

キラはマリューに「こちらを頼みます!」と言ってネオを達磨に。ネオは墜落、コックピット部分だけうまく外れて吹っ飛んだ後機体が爆散、さらに都合良く仮面も外れてネオは地上に放り投げられる。
そこへ近づくAA…キラは搭乗者の回収まで頼んでいたっけか? 落ちているものなら何でも拾う、それがAAなのだとでも?
画面に映る男の顔が見えないのに、マリューさんは悲痛な声を小さく上げる。それは明らかに、誰だかを見分けた様子で。
…体つきや髪の色、その他様々なものにマリューさんはいつもムウを探していたのではないかと思えるほどの反応の早さだ。多分、そうなのだろう。
人が大切な人の死に慣れるのは、時間が掛かる。死んだと分かっていても、ついその面影を探してしまったり、その人がいるかのように振る舞ってしまったりもする。吹っ切れて新しい人生を歩んでいた訳では、なかったということか。


一方、固まったままのシンにはタリアから叱咤が飛ぶが、最早シンの耳には入っていない。
ステラはネオが死んだと思って泣く。
スティングは戦況不利のため退こうとするが、ムラサメ3機の前に爆散。
それを見たステラはさらに発狂、泣き叫びながら地を焼く。シンの「やめるんだステラーっ!」の声も届かない。
そこへキラが来襲、デストロイへ撃ちかかるが弾かれる。飛び退いたキラにシンが「やめろおおっ! 知らない癖に、あれは、あれはっ!」と叫びつつ斬りかかる。その声にミネルバ一同ははっとなる。…レイ、頼むからそこで一人だけ既に知っていたような顔で振り向くのはやめてくれ。
「ステラ、ステラ! 俺だ、シンだよ!」と叫びながらシンはデストロイの砲の間を縫って、今度はサーベルを構えずに近づく。それに怯えて指からビームを放とうとするステラ。
「大丈夫だ、ステラ! 君は死なない! 君は俺が、俺が守るからぁっ!」
守る、という言葉にシンを思い出すステラ。「シン…」と呟いて微笑み、伸ばしていた攻撃の腕を、下げる。
そして、何故かステラが幽体離脱し、同じく幽体離脱したシンと裸で抱き合う。でもそれは、多分シンのイメージの中のことなのだろう。
物音にステラが我に返ると、そこには、コックピットの合間からインパルスが、そして事態が読めず立ち尽くしていたフリーダムの機影がさらに後ろに見えて、「ネオを殺した敵」であるフリーダムがステラを再びパニックに陥らせてしまう。
うーん、こうして見るとちゃんとフリーダムも悪く見えます、ね?

再び地を焼こうとするデストロイに、タリアはトリスタンを撃つことを決める。射線軸にはインパルスがいるような気もするが、そんなこと構っていられる事態ではない。ま、正しい判断かと。誤射もあり、ってか?
シンはデストロイの砲ど真ん前に陣取ってステラに呼びかける、それでもステラはもう止まらない。撃つ寸前、フリーダムがデストロイを倒し、デストロイは爆発、戦いは終わる。


地上に降りたマリューさんはネオの顔を確認して激しい衝撃を受ける。ムウにあまりにも似ているから。
…いやぶっちゃけ、皆顔は似てますけどね。先日はタリアとカガリとレイの区別も髪でしかないことが発覚しましたし。寧ろこれだけ髪の伸びているネオをマリューさんが判別できるのが不思議。いやいや。


一方、シンは絶命寸前のステラを抱いている。ステラの胸元には、あの貝殻に糸が通されてペンダントに。誰がしたのか…もしかしてネオですか?

ステラは息が絶える前に、再び目を開き、シンの名を呼ぶ。そして、「…すき……」と言って、シンの腕の中で息絶える。シンの絶叫は届かない。
妹を失ったときがシンの中で重なって、戦場で再び彼は絶叫する。


マユとステラは根本的に違う。ステラは自らの純粋な意志であるかどうかは別にして、相当な数の人を殺し、都市を壊滅させてきたのだ。それが許されることとはとても言えない。シンは、ステラが、そして自分が殺した沢山の人の痛みをも想像すべきだ。ゴミのように人を殺す、それは当然、殺されている側がいるのだから。
ネオが約束を守ってステラを戦場に出さなかったら? だがそうすればメンテナンスベッドなしに生きていけないステラが連合から見捨てられ、死は免れまい。
死ぬのは嫌、そんな言葉でステラを操っていたネオにしても、所詮は駒に過ぎない。この後キラとネオとはシンから怨みを買う身になるのだろうが、それも含めて運命だということになるのか。
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by gil-mendel | 2005-05-29 00:33 | seed-destiny

回避お願い!

まあね、いつかこんな日が来るとは思っていましたよ。でもなあ。
死者が蘇ったり人がワープしたりいきなり設定変更したりする、そんなのは車田御大のお家芸だと信じていたんですが、たった1年しかないTVアニメでそれをやりますかね、seed-destiny、いやデス種。最初から練りに練って、最終話までのストーリーを確定させてから作れっての!

以下は今のところ出てきたこの先のあらすじ等に対しての呟きです。適度に回避お願いします。









・等号確定
不可能を可能にしすぎだろ! 全世界の戦死者に謝れ! アウルとトダカに謝れ!
…冗談はさておき、ネオのやって来たことはAAとしては許してはいけないことだと思います。それを、正体が分かったからと言って、罪を問わないなら…本気でAAなんか沈んでしまえ。
人は身内にしか優しくない、それを正義のような顔をしてやっているのがAAで、それを正義に描くアニメってどうなんだろうと。

・レジェンド
ZGMF-X666S って、その数字…悪役確定ですか。黙示録に従えばその数字は第二の獣が自分の名として人の額または右手に押させた刻印なわけですが。
レイ専用機なら、ついでだから白にしてやったらよかったのにね、議長。
にしても、プロヴィデンスによく似ている…。宇宙では強いだろうな。地上で使えるかどうか。でも受領するのは地上に於いて…むむむ。
legend、伝説という意味かと思っていたら、伝説(神話)的人物、銘などの訳もありました。まあ素直に伝説と取るか。ラテン語では「読まれるべきもの」だそうで。

・脱走
だーかーら、それをタイトルに持ってくるってどういうことですか? 漸く浮上かと思ったら、その原因はキラって…いや全く。
脱走してAAまたはエターナルにいくしかないんでしょうが、あれだけ啖呵を切っておいてそれはどうかと思いますがね。
てか、AAが正義と見なされる、それに非常に納得がいかない今日この頃です。
単純な二項対立の図式を越えて描いてくれるんじゃなかったのかい! それとも何か? 主人公が悪役側のガンダムって珍しいでしょとでも?

・設定変更?
まだ噂の域だが…これでメンデルを消化しなかったらただじゃおかんぞ! 伏線貼っておいてなかったことにしますじゃあ、洒落になりませんぜ。
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by gil-mendel | 2005-05-25 05:27 | deliramentum

phase-31「ただ祈って明日を待つだけだ、俺たちは皆」

議長! 本気で通常の処分でお願いします!!!!!! いや、ガキが増長してるから! てか、ポーンを進めてんじゃねえよ議長! ステラがデストロイに乗ることを見越してか? タリア艦長、是非議長の首をバズーカで一発やってくれ!
シン、無駄に増長してんじゃねえ! カッコ悪いだろーが! てか無駄に人を信じすぎ! 他に信じるべき人間がいるだろ? お前の主張が通じたんじゃなくて単に議長の手駒なだけじゃねえか莫迦!
レイ、あんたも実は薄命なのか? そうなのか? つうか悟りすぎだよ…早死にするぞ、そんなんじゃ。てか、実はアスランが嫌い?
マリューさん、折角の回想なのに、その相手はまだ存命していて世界を焼き尽くそうとしているなんて…気の毒だ…。
アスラン、わざわざ営倉にまで来て、他に言うことあるんじゃねえの? ただ行動すればいいってもんじゃないだろうに。
そして今回一番株を上げたのは実はカガリ。演説、なんだかんだ言ったって格好良かったよ! だが、全ては行動と結果によって判断される。これからに期待してるよ、カガリ。


第31話「明けない夜」。どこにも解などないのかも知れなくて、駒たちはより愚鈍に或いは前だけを見つめて、盤の上を決められた道とは知らず見えずに祈りながら歩いていくしかないのか。


アバンは先週の復習から。レイが強い(笑)…あれ? レイ、先週警備兵を殴り倒す前にそこにいたか? むう、過去はこのようにして書き換えられていくものなのだな…。てか、確かに先週いた位置よりも今週いた位置の方が密かにつけてきていたなら妥当だけど…こういう時にこそ「終わったことは終わったこと」だと言ってほしいね。全く。


シンが帰投して捕縛されるところから今週は始まる。艦長室に連行されていくとその前にアスランとルナマリアが。この二人、何かを話し合っていたという雰囲気ではなく…、時が時なら話すべき話題があっただろうに。


「覚悟はできている、とでも言いたげな顔ね」
いや艦長、明らかに謀反顔ですから! 覚悟のできている奴はこんな顔しない、もっと表情が静かなはずです。作画が間違いなのか艦長に人を見る目がないのか…どっちだ。
即刻銃殺でもよさそうなものだがとりあえずシンに理由を尋ねてみるタリア。そんな丁寧に扱ってやる必要ないですよ艦長。
なのにシンには聞く耳がなく、「艦長もそれはご存じだったと思いますが?」とか「艦長たちだって同じですこれじゃあ!」とか、感情論で反抗。ガキですね全く。
当然タリアは激怒。「シン、口を!」と言いかけたアーサーを手で制して(いやもうアーサーが気の毒(笑))、「だからって、あなたのやったことが認められる訳ではないわ」と突っぱねる。
「この件は司令部に報告せざるを得ないわ」とタリアが言う、そのタリアの心労も考えてみたことすらなさそうなシン。
…やってらんないよね、全く。議長の密命は頭越しにレイに下るし、シンは先のことどころか艦全体のことなど考えても見ないようだし、アスランは無駄に落ち込んでるし、ルナマリアは役立たずだし…。艦ごと処分されることも考えてくれ給えよ、シン。
ま、シンを平手打ちして済むものなら叩きたいわな。代わりに机を叩いてみるタリアさんだが…それはやはり、大人げないかもですよ。


営倉はレイとシンが壁一枚を隔てた格子の中。格子が妙に広くて、多分あれなら余裕で抜け出せるような気がする。
「ごめん」と謝ったシンにレイが言う、「何がだ」と。「お前に詫びてもらう理由などない、俺は俺で勝手にやったことだ。……無事に返せたのか?」「うん」「なら、よかったな」「ありがとう」
シンはレイに対しては一目置いているのだろうと思う。この実力主義者が何故?と不思議にも思うが。「気にするな、俺は気にしていない。お前の言ったことも正しい」とか「何にせよお前が艦を守った」とか、シンを肯定してくれるからなのだろうか。
さて、レイは果たして、本当に「勝手にやった」のだろうか。勿論ここではシンに謝られる筋合いはないよという意味で言われている言葉だが、妙に引っかかるものを感じる。

そこへアスランが現れる。営倉なら、鍵くらい掛けとけよザフト兵! そんなんだから殴られて速攻気絶したりするんだよ!
「彼女のこと、君がそんなに思い詰めてたとは思わなくて」と言うアスランに物凄く素っ気なくシンが言う。「ああ、別にそんな思い詰めてたって訳じゃありませんけど。ただいやだと思っただけですよ」
うへえ。
正直、ここでアスランがちゃんとハイネを殺したのが誰かを思いだしてくれるとは思っていなかった。てか、もう1話前にしておくべき回想だと思いますが如何?
「彼女は返すべきじゃなかったのかも知れない」とアスラン。…未来を知っていればそういう回答もまた然りなんだが、。
シンが「分かってて軍に入った俺たちとは違います!」と言ったときの、レイの表情が厳しいのが気に掛かった。生い立ちは自分のせいじゃない、けれど軍に入ったのはレイにとっては自らの選択なのだろう。生き方を議長に委ねているにしても。
シンはネオの「約束」を信じている。落ち着いて考えれば、今までステラを運用していた側なのだし、ステラの生命維持機能が軍に頼りっきりなのだから、地球軍と離れてはステラが生きていられないだろうことくらい、分かったって不思議じゃないのだが。
シンとアスランの口論を冷たく収めたのは、レイだった。
「シン、もう止めろ。アスランももういいでしょう。今そんな話をしたって何もならない」
「レイ」
「終わったことは終わったことで、先のことは分からない。どちらも無意味です。ただ祈って明日を待つだけだ、俺たちは皆」
……レイは、知っていたのではないだろうかと、思う。デストロイが地球軍で開発されていること、ステラがそのパイロットに適していることを。戻したとてそれに乗るしかないことを。
それでもシンを行かせてやったのなら、レイは……。


シンのデータを見ている議長。シンと一緒に表示されているMSはインパルス、地図は…どこだ。その机の上には白のポーンとナイトの駒が。位置からして、シンに重ねられているのはポーンのよう。すると、ナイトはアスラン…? 大穴でレイとか。
議長は比較的無表情でPCに向かっているのに対し、タリアは相当な怒りの表情のまま机に向かっている。


部隊は変わってロシアにいる地球軍空母ボナパルトへやって来るファントムペイン。要はここでデストロイを作っていたということなんだろうが、何故ロシアなのやらさっぱり不明。ロシアを灼いて意味がありますか? 連合の考えはよく分からん。
スティングがネオに食って掛かる、ステラの記憶がないためなのだと思うと哀しい。
「いいんだ、君らは知らないことが多すぎるんでな…今更、それも知らなくていいことさ」
ネオの呟きが冷たい空気の中に消えていく。


ジブリールはネオらにユーラシア西部をデストロイにて制圧することを申し渡す。
それを思いながらシャワーを浴びるネオ。マスクを外しても顔は見えない、ただ傷だらけの身体が披露されるのみで。…ええと、そこには目があって然るべき場所だと思うんですけど…何故に肌色べた塗りよ? その「あるはずの」目から流れ落ちるのは、湯か涙か。
涙だと、実は記憶があるムウなんていうことになったりは…しませんよね? ま、少なくともステラを戦場に赴かせることを好きでやっている訳ではない、と理解したい。ええ願望ですともさ。


スカンジナビアのフィヨルドドックに向かう途中のAA。…ええと、クレタからどんなルートを使って移動しているのかお教え願えませんかね。
温泉って…寒いからつけたんですか? じゃあオーブ脱出時にはAAには温泉はなかったと? 脱出してから海の底でつけてたなら本当にAAは莫迦。…いやいくらなんでもそりゃないだろうと。
まあこんなことを言ったミリアリアには当然温泉入るイベントが待っているはずだ(笑)。


カガリはオーブ軍脱走兵達と語らっている。声もすっかり明るくなって、あれだけ大泣きしていた人物と同じとは思いがたい。オーブ兵に力づけられたか。
「私は未だ、そういったものに守られているだけだ、あなた方のことにしても。だが、ならば今はそれに甘えさせてもらい、いつの日かきっと、その恩を返す。未だ間に合うというのなら、お父様のように、常に諦めぬよき為政者となることで!」
漸くカガリが自分の立ち位置を見出したかと思うと、ほっとする。
自分を立たせてくれているものに気づき、何を為すべきか見出し、運命に立ち向かおうとする姿は、尊い。
「私もなるべく早くオーブに戻りたいと思っている、あなた方やクレタで死んでいった者たちのためにも。だから今少し、今少し待って欲しい、そして時が来たら、その時は私に力を! オーブのために、頼む!」
兵に頭を下げるカガリ、そしてそれを期待を込めて見遣るアマギ。
彼らの物語は、AAとはまた違う道を歩んでくれるのかも知れない。
まずは自らの足元を掘れ。


吹雪く海を見ながら、トリィを肩に乗せてぼんやりするキラ。そこへマリューさんがやってくる。
キラ…頼むから、今そういう悩み方をするのはおかしいと気付け。今更考えたってあんたが殺した人は還ってこないんだよ! てか、思考回路をアスラン中心にするのはやめてくれたまえ。アスランと戦うかどうかが問題なわけじゃないだろ?
「大切な人がいるから、世界も愛せるんじゃないかって、私は思うの。きっと皆そうなのよ。だから頑張るの、戦うんでしょ。ただちょっとやり方が、というか思うことが違っちゃうこともあるわ。その誰かがいてこその世界なのにね」
マリューさんの台詞に被る、ムウの散り際。
もう彼女にとって、一番守りたいものはいないのかもしれないと思うと、少し切なかった。…これで姿を変えて生きているなんてことになったら…寧ろ大顰蹙なんじゃないかと。
不可能を可能にする男は、あそこで散った、そうしておく方がマリューさんのためじゃないかと思った。


さて、超巨大MSデストロイにステラが搭乗。
シンと交わした口約束を軽く回想しながらネオはステラに「ステラもこれでまた、戦わないとな。でないと怖いモノが来て、私たちを殺す」と囁く。
戦うことによってしかステラを生かす道はなく。
兵器である限り、死ぬまで生きてはゆけるけれども。


修理中のミネルバに暗号電文が。
「わからないわね、普通に考えれば銃殺だけど、シンのこれまでの功績を考慮してくれれば、それだけは…」
タリアさん、あれだけ反抗的なシンのことをそれでも命は惜しいと思ってやっているのに、その気持ち、シンには伝わらないんですね。
「『エクステンデッドが逃亡の末死亡したことは遺憾であるが、貴艦のこれまでの功績と現在の戦況を鑑み、本件については不問に付す』」。
アーサーが電文を読み上げる声に、議長がにんまり笑いながらチェスの駒をまた一つ進めるのが重なる。駒は白のポーン。
ポーンはミネルバかと思っていたが、実はシンなのか。
てか、ステラはシンが逃がしたのであって、ついでに言うと生きてますから! タリアが事実を歪めて報告したとは思いがたいので、恐らくは議長がこのように事実を歪めたのではないかと。いやそれは、アーサーでなくともびっくりしますがね。
前回でレイは独断で荷担したと主張していたが、それもどうやら怪しくなりましたな。


デストロイ、発進。
Gigantic Unikateral Numerous Dominating Ammunition って…いや、最後のMが無理矢理過ぎますから! どーしてもOSをガンダムにしなきゃならんかったんですか?
ステラが画面を見てにっこりする、そこに「生体CPU、EQ値良好」とアナウンスが流れてきて…、彼女は所詮、兵器に過ぎないのだと思い知らされる。
スティングが「何で俺にはあれくれねえんだよお」とネオに絡む、それにネオが「適性なんだ。ステラの方が効率がいいと、データ上でな」と告げる。
その声が少し苦く聞こえた、様な気がした。

圧倒的な破壊力で都市を壊滅させていくデストロイ。その強さにスティングがビビる。
バビやら何やらが立ち向かうが、蚊か蠅のようにあっさりと捻り潰され叩き落とされ、都市は灰燼と化し。
ステラじゃなくてもデストロイは動かせたかも知れない、だが、結局ステラがデストロイに搭乗し大殺戮を行なうことを、シンは自分の責任と受け止められるのだろうか。
約束が破られた、しかしそれは容易に予想のつく範囲だったといえるだろう。考えれば分かることなのに、若さ故か自己過信故か、シンは考えようとしていない。
祈るしか、ないのか。我々は。


シンは営倉から出されても、何故そのような計らいがなされたかについて考えようともしていない。艦長室に連れてこられてはタリアをすごい視線で睨み付け、アスランに対しては馬鹿にした態度で接し、「司令部にも、俺のこと分かってくれる人はいるみたいです。あなたの言う正しさが全てじゃないって事ですよ」と無意味に増長。
自分の主張が通じたとでも思っているのだろう。周りが必死になっているのが莫迦みたいだ。


デストロイの暴虐に、AAにも「ターミナルからエマージェンシー」が入る。ターミナル…本当に何者なんだ。幅広すぎ。
これを受けてAAが発進。


次回のタイトルは「ステラ」。「求めて振り下ろす、それぞれの剣が救えたものは」…って、何も救えないと?!

うっかり途中送信したあげくに眠ってしまいました。謎の感想(?)を見てしまった人、ごめんなさい。
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by gil-mendel | 2005-05-21 20:59 | seed-destiny

phase-30「どんな生命でも、生きられるのなら、生きたいだろう」

議長、指示はやはり基本的にレイを通じて出してたんですね。
今回はステラ可哀想だよステラ!と、レイどうしたレイ!を叫んでみたいと思う。あんまりだよ、ステラ…。そしてレイ、生きろ! ついでにアスランもな。キラは取り敢えず、ここからいなくなれーーっ!!!!


第30話刹那の夢。一瞬出逢った、そのあわいに見た夢なのか。


この辺りは恒例となった感のある、修理中のミネルバ艦橋にて、タリアとアーサー、マリクにバート、メイリン。
自室で落ち込んでいるアスランはハブですか。まあ正しい判断だろうけどね。
まともに残ったのは結局インパルスだけ。てか、レイザクは中破で済んでいるんですか? あれで? セイバーは細切れになってたけど…あれも全部引き上げたのか?
「毎度毎度後味の悪い戦闘だわ。敗退した訳でもないのに」とタリアさん。
腹立たしげに言うその気持ち、分かりますぜ。全く以て、AAめ!


さてその海の底のAAでは、オーブ軍脱走兵と思われるアマギ一尉他ざっと100人ばかりのオーブ兵が押し掛けて、ブリッジは妙に手狭に。残りのムラサメもかなり持ってきているみたいで…てか乗ってきたのか。
えーと、まずどうやってオーブ軍の一部がAAまで辿り着いたのか尋ねていいですかね。誰がどうやって連絡を取ったんだ全く!
ユウナはどうしたユウナは。どこぞの海に沈めて来たんじゃなきゃ一緒にくっついていておかしくないんだが…数週間後にはオーブにちゃっかり戻ってたりするんだろうか。それとも本気でAAで便所掃除…なわけないだろうな、幾ら何でも。
トダカの最後の言葉を伝え、「ですがトダカ一佐と我らの苦渋をどうかお分かり下さいますのなら、こののちは我らもAAとともに、…どうか!」とAA入りを申し出るアマギ。
それに対してカガリが泣く、「私が愚かだったばかりに、非力だったばかりに、オーブの大事な、心あるものたちを…っ!」。
愚かとは何のことを指しているのだろう、自分の何が愚かだったとカガリは思っているのだろう。非力なのはいつものことだが、愚かと非力は意味が違う。分かって言っているのだろうか?
オーブ兵たちもつられて泣いているんだが、正直、国を抜けてAAにいること自体も相当愚かだと思うのだがどうだろう。クーデターに遭って亡命中とかいうわけではないのだから。オーブに戻って自らの非を国民の前に明らかにし、再度オーブを立て直しては如何でしょうかね、カガリ。

だがそこへ、キラが近づく。
「何をどうしたらいいのかは分からない。多分、ザフトを撃っても駄目だし、地球軍を撃っても駄目だ。そんなことはもうさんざんやってきたんですから。だから、憎しみがとまらない、戦いが終わらない。僕たちも戦いつづけるから、本当は駄目なのかもしれない。僕たちは多分みんな、きっとプラントも地球も、幸せに暮らせる世界が欲しいだけなんです」
…え? 何か心を打たれるような台詞言ったか? 相変わらずAAに指針がないってぶっちゃけただけじゃんか。「ザフトを撃っても駄目」なら戦争の場に出てくるんじゃねえっ! お前が一番撃ってるんだよキラ! 寝言言っていないでそのまま沈んどけっての!
なのにこれに対してアマギが「キラ様」発言+総員敬礼。
…………読めた。オーブに帰っても首長はキラが務めるってことか。その下地だってことかよ。
うわ、本気でそんな国、住みたかないね!


ここで唐突なシャワーシーン。
誰だか分かり難かったがタリアさんでFAですよね?
一瞬本気で迷ったけど、髪を振り払ったときの表情が苦い顔をしたタリアさんだった、と思った。いつものあの髪型がないと誰だか分からんよ全く。
…てか、最初レイだと思って慌ててしまった。ああびっくりした。心臓に悪いわ、このアニメ。描き分けしてくれ、頼むから。


医務室のステラ。日に日に窶れていく様が、目元の隈だけで表わされていて怖い。えーと、人が窶れるときには肌が荒れたり血色が悪くなったり骨ばかりになったりしますから! ステラ、肌色良過ぎ!
その傍で貝殻を入れた瓶を見つめるシン。この瓶…インスタント珈琲の瓶みたいだ。
目を覚ましたステラが貝殻を見て、苦しいながらも少し笑う。
このままだともう長くない。


ミネルバ休憩室(?)にて、メイリンがヴィーノやヨウランとおしゃべりしているところに、包帯ルナマリアが。あれだけ爆発させてた割には、随分と元気じゃないの?
メイリン、姉の見舞いにも行かずに整備士と遊んでいたことが発覚。まあそういう子ですけどね。
「それよりアスランは? どうしてるか知らない?」
あらら。ハイネが死んで随分時間が経ったように思ったけど、初めてじゃないですかね、彼らが「さん」付けでなく呼んでいるのは。けど接着剤になったっていうより、今のアスランには正直きついかも。
そこへ現れるシン。
「派手にやられてたからね、フリーダムに。部屋でどーんと落ち込んでんじゃないの? あんま強くないよね、あの人。なーんであれでFAITHなんだか。昔は強かったってやつ?」
……シン、皆がどん引きしてるの分かってるか? そういう増長傾向は…いかんよ君。
「あんま強くないよね」が、人間として強くない、ダメージに弱いよねっていう意味に取れて、シンって結構分かってるかも、と思ったり。


さて、ネオはついに一人になってしまったスティングが眠るのを見つつ、ジブリールの言葉を思い出す。
「何のために戦うのか…、そんなことを考え始めたら終わりだな、俺たちは」
兵器に思考はいらない。喪った者を悼む感慨も要らない。


ステラのところへ向かおうとしていたシンは、医師とタリアの会話を立ち聞きしてしまう。
医師は、もう生死は時間の問題であり、データとしての価値がある内に延命を止めて、解剖したいとの考え。例えば釣った魚を弱らせてから捌くよりも、元気な内に捌いた方が美味しいと言うかのごとく。
タリアはそれに反対、評議会は生きたエクステンデッドが欲しいのであってデータが欲しいのではないと。延命措置を続けるようにと申し渡す。

正直、評議会側が何故生きたエクステンデッドを欲しいのかよく分からんのですが。
兵器として使うには弱りすぎていて明らかに無理。地球軍の悪逆を喧伝するための材料なら別に生きていなくてもよかろうに。
…まあ、息絶え絶えの少女が画面に大写しになる効果は、それはそれで大きいと言えるかも知れないがね。



夕暮れ、ダメージの酷いミネルバの舳先にて、アスランが佇む。
思い出すのは父とウズミ、議長、そしてキラ。…カガリの言葉も回想してやれよ。
そこへひょっこりシンが現れる。
シンに声を掛けて、でもそのあとが続けられないヘタレアスラン。自分を過信していたから、プライドが砕かれてしまって、立つ場所もない感じ。
シンはそんなアスランを見るに見かねて、というよりうじうじしているのに無性に腹が立って、追い打ちを掛ける。
「そうやって偉そうな顔したって、何もできなきゃおんなじです!」
「何だとっ」
「悪いのは全部地球軍なんだ、あんただって、それと戦うためにザフト軍に戻ってきたんでしょ!」(ここでステラ回想を一瞬)
「!」
「だったらもっと、しっかりしてくださいよ…」
追い打ち掛けたというか、尻を叩いたというか…、方向性間違ってるけどアスランにはこうして叩いてくれる人が必要なんだろうなあ。シンも悪意があって言っている訳じゃなさそうだし。
てかうじうじしてる暇があったら地球軍を叩くために強くなってくれよ、そうシンが思っているような、気がする。
でも、この台詞を受けてアスランが直ぐ心を入れ替えるかってと…いや、無理だな。割り切れない人ですから、色々と。


夜のミネルバ。シンとレイの部屋で、深夜にガイアのデータを検索するシン。
レイは眠っていたが、音で目覚め、シンが検索しているものを知る。
「何をしている」
うぉ? クルーゼ隊長並の声でしたよ今。シンでなくたってびびるぞ。
シンさあ、明らかにレイの場所からガイアデータ見えてるって。「何でもないよ」じゃないだろ?
それにレイが「そうか」って言って寝たふりをしたからって、気付けよ!


同じ夜のさらに遅く、ステラの眠る医務室へ現れたシンは看護師さんを殴ってステラをストレッチャーごと連れ出す。
女の人のお腹を殴るのは拙いぞ。妊娠してたらどうする。
シンがステラに声を掛けると、ステラは「ネオ…? あ、シン…」と呟く。
ステラの心のよりどころはやっぱりネオなんだろうなあ。
シンが「俺は約束を守るさ…ステラを、守る」と話しかける。
でもそれが、本当に守るということなのだろうかと、もっとよりよい解があったのではないかと、思われてならない。


シンはストレッチャーに乗せたステラを連れて、格納庫へ。しかし警護の兵に発見される。急いでエレベーターを開けようとしたが動かず、焦っているとうめき声が。見ると、何とレイが銃を持った警護兵を素手で殴り倒していた。驚いたがとりあえずシンも手近な兵を殴り倒す。
レイ、あの細腕で強すぎ…。アカデミー首席卒業は伊達じゃないってことか。
一般兵が後ろで二人ほど見ていたが、レイの強さにただ傍観。
「返すのか」レイがシンに静かに問いかける。だが、軍紀に忠実なレイが目の前でしたことにシンはまだ唖然としていて、「あ、ああ」としか答えられない。
「このままじゃ、死んでしまう。そのあとも、実験動物みたいに…俺は、そんなの!」
そう言いながらエレベーターの中へストレッチャーを運び入れ、ドアを閉めるボタンを押した。なのにその閉まるドアを押しとどめた手があった。レイの手だった。
「お前は、戻ってくるんだな」
「当たり前だ!」
「なら急げ、ゲートは俺が開けてやる」
「え?」
何を思ってレイがそんなことを言い出すのか、シンには分からなかった。レイはふっと、顔を背けた。
「…どんな生命でも、生きられるのなら、生きたいだろう」
そのまま、ドアは閉まった。


シンはステラをインパルスコックピットに運び入れる。
レイは制御室にて幾人かまた殴り倒し、インパルス発進を準備する。
どうもこの部屋は以前レイが何かデータを読み込ませていた部屋のようだが…ううむ。
制御室は恐らくミネルバ中枢、そこを内側からロックして発進作業を行なうレイ。ほぼ無言で作業するのがレイらしい。いやどうなんだそれは。
準備を終えて「いいぞ、シン」と声を掛けると、シンが小声で「行くよ」と答えるのが笑えた。大声だと聞こえるってか?
まあインパルスが発進してしまえば当然タリアにも分かる訳で。

一方、作業を終えたレイはドアロックを解除し、両脇を警護兵に拘束されて連れ出される。「…レイだぞ」というどよめきが起きるが、その中を顔を上げて歩いていく、そこには強い決意だけがあって。
様子を見に来ていたアスランとルナマリアだが、アスランは気になってその後を着いていく。


艦長室でタリアは軍本部と交信していた。かなり怒りモード。
「ええそう、仕方ないでしょ! こちらには今追える機体がないんだから!」
そこへ、レイと警護兵、それにアスランが入室。
「悪いけどアスランはいいわ。下がって」
ぴしりとはねつけたタリアの声に、アスランはすごすごと退出。同様に警護兵も退出させ、レイと二人きりに。
いらない子モードのアスランがちょっとだけ可哀想に。ええと、艦長が君を退出させたのは、レイの特異な立場上の問題があってのことなんだが、今の君にそれは分からないだろうし、辛く響くよね。ま、タリアさんが苛ついてるのは仕方ないこととして。

「追撃などしなくとも、シンは戻ってきます」
そう静かに言うレイに、タリアは憤りを抑えきれない。
「どういうこと、レイ。これもあの人からの指示かしら?」
「今回のことは私の一存です。通常の処分をお願いいたします」
レイは議長指示を否定、自らへの処分を求める。
「シンは彼女を返しに行っただけです、必ず戻ります」
戻ってくる、そうシンが約束したことにレイは欠片も懸念を抱いてはいない。
艦長室の外ではアスランが待っている、一応直属の上司ではあるしね。そこへルナマリアが心配げにやってくる。でも、彼らにできることは、何もない。


その頃、シンはガイアの識別コードを使って地球軍に呼びかけていた。
ネオは理由が分からないながらも応答を命じる。
それにシンが呼びかける、「ネオへ。ステラが待ってる。ポイントS228へ一人で迎えに来てくれ」。
どうして地球軍の中にネオという名の人物がいると判断したのか今ひとつ不明だが、ま、いいか。


ネオはウィンダム単機で発進、指定ポイントへ。…あれ? ここ、アスランとキラ、カガリにミリアリアが会っていた場所じゃなかったっけか? この辺の待ち合わせポイントといったらここしかないのかよ。ハチ公前みたいなもんですかね。
曇り空の下の夜明け、インパルスの中でシンとステラがネオを待っていると、そこへウィンダムが。
「来たぞ、ネオ・ロアノークだ! 約束通り一人だぞ!」
インパルスからステラを抱きかかえて降りるシン。…毎回思うんだが、皆器用だよね。普通片手に綱、片手に人間を抱えてじゃ、絶対バランス崩すって。
窶れたステラを抱き締めて、シンが絶叫する。
「死なせたくないから帰すんだ! だから絶対に約束してくれ! 決して戦争とか、MSとか、そんな死ぬようなこととは絶対遠い、優しくて、暖かい世界へ彼女を帰すって!」
「約束、するよ」
そう答えたネオに、それでも安堵して、シンはステラを引き渡す。
「ありがとうと、言っておこうかな」
「別にそんなのはどうでもいい、でも、さっき言ったことは!」
「わかってるよ、じゃ」
「待て!」
瓶に入った桜貝を、シンはネオに渡す。
「ステラがくれたんだ、ステラ、これが好きで、だから」
「シン」
「忘れないで、ステラ。俺、忘れないで」


ステラの身体は既に兵器なのだ。
地球軍と離れては生きてはいられない、それなのに、戦争とは遠い場所で生きていて欲しいと願うのは、無理なことなのだ。
シンはそれを分かっていないのか、考えたくないだけなのか。
優しくて暖かい世界、そんなものは幻だと、いうのに。あるいは、死後の世界、もしあるとするならばだけれど、そこでしか平安はないというのに。
兵器として生き、死ぬ以外に、ステラにとっての平安はないのだと思うと、ステラもシンも、哀れで仕方がない。



今回を振り返って、やたら活躍していたのはレイ。
議長からの指示ではなくシンを擁護し、重い言葉を呟いていた。
だが、評議会がステラを生体のまま提供しろと要求していたのなら、それに背くのは議長に背くことでもあるだろうに。議長に背いてでも救いたい命だったのか。時間がなくて省かれたという、ステラとレイのエピソードが欲しいと思う。
艦長に「通常の処分をお願いします」と言っているが、今回レイとシンのしたことは軍紀逸脱にもほどがある。最悪銃殺刑になってもおかしくはないだろう。
ステラに自分を、もしかしたらラウをも重ねたか。
「生きられるのなら生きたい」。生きられなかった人がいた、から。例えばラウとか、もしかしたら、レイ自身とか。
「戻ってくるんだな」に、何故かレイから見たラウを重ねた。ラウは、戻ってくるとは言わなかったろうから。


それにしても、以前のロドニアラボ潜入は少なくともレイを通じた議長の指示だったと明示された訳だが…議長はレイのトラウマを知っていて行かせたなら、結構酷いかもしれん。議長真っ黒だよ議長!
当ブログ的には大変喜ばしいことですが、またもや議長真っ黒度が上がりました。29話でへたれだと思った記憶が懐かしい。
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by gil-mendel | 2005-05-15 09:33 | seed-destiny

phase-29「戻れぬというのなら初めから正しい道を!」

議長とラウが出張った割に、謎は殆ど解かれぬままに、というより寧ろ深まって終わった総集編。
タリアさんと議長は婚姻統制に割かれた悲恋カップルとでも? なら5話はどうしてくれる? でタリアさんは既婚者で夫子どももいるってか? レイを解放し育てたのはラウ? 何より、いきなり「アデニン、グアニン、シトシン、チミン…己のできること、己のすべきこと、それは自身が一番よく知っているのだから」って、議長それはどういう意味ですか? 遺伝子が全てを知っているとでも? いやもう、誰か解説してくれ!

29話「FATES」。議長がちょっと可愛くへたれている今回、真っ黒とも真っ白とも言い難い…。いやそこで壮大な理想を描いて人を手駒のように扱って世界を変革しようと妄想する議長よ来い!!!



総集編なので、台詞を拾うのは議長とラウくらいに留めておきます。…折角SEEDの総集編をやるなら、その時々に議長がどこにいたか描いてくれたらと。


現在、議長はどうも私邸にてチェスを指している模様。前回同じ部屋が出てきたときは執務室かと思ったが、その向かいに座るラウ、レイやラウの隣に座るかつての議長(議長になっていないからデュランダルと言うべきか)が幻として描かれるということは、ここは私邸か、あるいは私的な研究所の一カ所か。
議長がずっと誰との対局を想定してチェスを指しているのか気になっていたのだが、それはラウ・ル・クルーゼを意識していたことが発覚。
仮面を付け、ザフト白服を纏ったラウがその向かいに座っているということは、その立場にあってもラウがデュランダルを尋ねてきていたということで…。

議長がキラとラクス、アスランの出会いに自分とタリアを苦く重ねる。
アスランとラクスはプラントの婚姻統制上定められた婚約者同士、しかし運命はキラとラクスを結びつける。
タリアと交際していたが婚姻統制により定められた相手はタリアの方に別にいて、(議長にはいないのか? すると議長には子種がないってか?)子どもが欲しいタリアはデュランダルを振る。
別れの場所にタリアが婚約者を連れてきてるって…いや、やるけどさ。
タリアは涙を浮かべていて、決して未練がない訳ではないけれど、それでも子供を産むことを選んだ、と。

…あり得ない話だとは言わないが、そうするとタリアは既婚者で、5話の描写は夫が死亡していなければ不倫で、子どもがいておかしくない訳だが…その辺の矛盾というか齟齬はどうしてくれるんですかね? …まあ幾ら言っても無駄なことだろうけれど。
とりあえず夕方番組なので、タリアの夫も子どもも既に亡き人と予想してみる。てか、それ以外解決しようがない。

議長の現在タリアに対する様子があまりに駒扱いなのを見ると、これだけ議長がタリアに恋い焦がれていたのが不思議なくらいだ。
色々過程があって、過去は過去の思い出ってことですか? それとも、ミネルバにあんな過酷な進路を取らせるのは、タリアへの復讐もちょっと入ってますか?

議長はキラとラクスが婚姻統制を乗り越えて結ばれたことが、羨ましかったのか? 何故自分たちには乗り越えられなかった壁なのだろうと?
だからアスランに目をかけているのか? 捨てられた側だから?
………ううむ。わからん。


議長が仮面を付ける前のラウに薬を渡している場面あり。角度の問題なのか絵柄の問題なのか、何故かとても強い友情があるように見えたけれど、実際彼らの関係はどうだったのだろう。
ラウの幻と語る議長は、ラウを見守りつつ、その「生きたい」という奥底の思いにも気付いてやりつつ、けれど自分はラウとは違う道を選ぼうとした人のようだ。
いや、実は彼らの思いは通底していたのかも知れない。ラウが死の間際に微笑んだそのように。


議長の回想にもレイの回想で出てきた施設があったので、議長はヒビキの研究施設に以前から関わっていた人であることは証明されただろう。
また、ラウが囚人室のようなレイのところに現れる場面も描かれていること、レイが今回終始ラウの傍にいてラウの表情を見上げ、ラウが難しい話をしていると不安げにし、ラウが頭を撫でてやると幸せそうにしている様子などから、レイを動物的環境、実験体としての扱いから救い、育てたのはラウなのだろう。
未だ彼らの関係には描写が少なすぎる。レイに至っては何者か明かされてはいない。もしかして最終話まで明かされないまま行くんじゃないだろうな? おい。…それはちょっとどうかと思いますぜ。



以下に議長とラウの幻との会話を載せてみる。…そうしたところで何が分かるという訳でもないのだけれど。

***

デュランダル:それでも魂が惹きあう、定められた者たち、定められた物事。
全てをそう言ってしまうなら、では我らがあがきながらも生きるその意味は?

ラウ:全てのものは生まれ、やがて死んでいく。
ただそれだけのことだ。

デュランダル:だから何を望もうが願おうが、無意味だと?

ラウ:いーやいや、そうではない。ただそれが我らの愛しきこの世界、そして人という生き物だということさ。どれだけ、どう生きようと。
誰もが知っていることだが忘れていることだ。
だが私だけは忘れない、決してそれを忘れない。
こんな私の生に価値があるとしたら、知ったときから片時もそれを忘れたことがないということだけだろうがね、は!

デュランダル:だが君とて望んで生きたのだ、まるで何かに抗うかのように、求めるかのように。
願いは叶わぬものと知ったとき、我らはどうすればいい?
それが運命と知ったときに。

ラウ:そんなことは私は知らない、私は私のことしか知りはしない。
迷路の中を行くようなものさ。
道は常にいくつも前にあり、我らは選び、ただ辿る。
君たちはその先に願ったものがあると信じて。
そして私は、やはりないのだと、また知るために。

デュランダル:誰が決めたというのだろう、何を。
仕方がなかった、では、それは本当に選んだことか?
選んだのは本当に自分か?
選びえなかった道の先にこそ本当に望んだものがあったのではないか?

ラウ:そうして考えている間に時はなくなるぞ。
選ばなかった道など無かったと同じ。
もしもあのとき、もしもあのとき?
いくら振り返ってみても、もう戻れはしない。
何も変えることなどできない。
我らは常に、見えぬ未来へと進むしかないのだ。
今ではないいつか、ここではないどこか、きっとそこにはある、素晴らしいもの。
それを求めて永劫に血の道を彷徨うのだろう、君たちは。
不幸なことだな…。

デュランダル:救いはないと?

ラウ:救いとは何だ?
望むものが全て、願ったことが全て叶うことか?
こんなはずではなかったと、だから時よ戻れと祈りが届くことか?
ならば次は間違えぬと、確かに言えるのか、君は?
誰が決めたというのだ、何を。

デュランダル:ならば私が変える、全てを。
戻れぬというのなら、初めから正しい道を!
アデニン、グアニン、シトシン、チミン。
己のできること、己のすべき事、
それは、自身が一番よく知っているのだから…


***

ATGC、それがどうした!
てか、議長は議長にできる何を知っていると? 世界を己の手で正しくあらせる、そのためにあらゆる手段を執ると? 遺伝子工学の権威、その才能をどのように活かすつもりなのか?
そうして世界を変えようとしている、それが今回の黒幕だと?

議長の思想は、まだ全て描写された訳ではない。
何をどう変えたいのか、それも明らかではない。
世界に何を望み何を求めているのか、それも分からない。
しかし自分の思い描く新しい世界に導こうとする点で、それが初めから正しい道を取れると信じようとしている点で、議長は誤っていると言えるかも知れない。
それは世界を「自分という存在を生み出したという一点で許せなかった」ラウとは違い、しかし通じるものがある。

最後に議長が見遣るチェス盤、そこに倒れているのは黒のキング、即ちラウ。
ラウ亡き後、議長は己が正しいと思う世界を描こうとしているのだ。
だがその思いに、ラウが強い影響力を及ぼしている限り、いつもラウという運命と闘いながら次の一手を指さねばならない議長は、やはり自由ではないのではと思えてならない。



だが、ラウの台詞は毎回毎回、辛そうで、気の毒になる。
これだけ人生と世界を悲観している人がレイにはきっと優しすぎるくらいに優しかったのだろうと思うと(頭を優しく撫でてやってレイが嬉しそうに微笑んでピアノに走っていく様を見るときっとそうだと思うのだが)、確かにラウは生きようと求めていたと、そう思うのだ。
自分は長くは生きられないことを知っても、実験動物にされていたのだろうレイに自分を見出して、大切に育てたのだろう。レイのピアノはラウに教えられたもののように見えるし、あの豊かな表情は、愛情を受けて育てられた子どもにしかないものだ。
自分自身が大切にされたことがなかったろうラウが、自分の延長とは言えレイを大切にしたことを思うと、何故かとても、切なくなる。
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by gil-mendel | 2005-05-07 21:12 | seed-destiny



議長至上主義。黒くて結構!
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