ちっちゃな種が暮らしいい。

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phase-22「じゃあお前、何処となら戦いたい?」

ホント、くだらん上司を持つと大変ですよねえトダカ一佐。ネオの手にまんまと乗せられて第一線に出て、全軍壊滅の危機にさらすような上司なんか本気で要らんわ。
そして何より、予告が気になる…どうしてタリアさんは微笑んでいるんだろう? タンホイザーを破壊されて憤っていてもいいはずなのに、一体何があったのか。


それはともかくとして、22話「蒼天の剣」。
アバンは議長の言う、「月付近の小規模な戦闘」から。MSの頭の部分だけが漂うなんて…、前作がどうしてもダブってしまう。
ジブリールは大西洋連邦首長にオーブ軍参戦を指示。オーブから黒海って、遠くありませんかね。
そりゃトダカ一佐だって「黒海…ですか」と問い返してしまうわな。
ユウナは「総司令官として私が行く」とか言い出すし…あんたにそんな能力ないんだから、大人しくオーブで待ってりゃいいんだよ。
トップに近い政治家が現場に出て総指揮を執ってしまうこの辺りが現実を無視していると思う。普通の国はそんなことしません。軍人は替えが効くけど政治家は替えが効かない、そう政治家は思っているのでね。

さてAパート、と思ったら「PHASE-21 蒼天の剣」と書いてあった! あれ? 前回がphase-21じゃなかったのか??? 思わず録画見直してしまいましたが、確かに前回は「PHASE-21 さまよう眸」と書かれていました。…なるほどね。20話がいきなり入った総集編だって噂は本当だった訳ですな。脚本が間に合っていないから急遽総集編にした、ってことらしいけど。ふ、犯人は全ての証拠を完璧にぬぐい去ることはやはりできないものなのだな。

本題に戻ると、ステラの叫び。
「いやぁ、ダメ、それはダメっ! あっち行って、触んないでっ!」って、ネオでなくとも立ち止まってしまう切ない声。…この声をオカズにする奴がきっといるんだろうな。駄目だよ?
シンのくれたハンカチを取られまいとしているステラ。
それを聞きつけてやってくるネオ、「大丈夫だ。誰も取りゃしないよ」と、ステラの頭を撫でてやる、そのもう片方の手はステラの膝にかかってるんですけど…; 確かにそりゃ、「我ながら、なかなか悪いおじさんになった気がするよ」だよな。つうかセクハラおやじ?
「記憶ってのはあった方が幸せなのか、ない方が幸せなのか…時々考えてしまうなあ」。
それはあんた自身も記憶をなくしているという前フリなのかね、ロアノーク君?
研究員が「情を移されると辛いですよ」とかネオに言っているのを見ると、ネオにとって三人はあくまでも駒であるべき立場なのだろうが、もっと人間的な思いを抱いている様子。その辺り、議長とネオの違いとでもいうべきだろうか。

恐らくは21話の翌日、ミネルバにて艦長と副長に挨拶を済ませたハイネを艦内案内するアスラン。
ハイネに対しルナマリアが「ヴェステンフルス隊長」呼びしたのに対し、ハイネ、「ハイネでいいよ、そんな堅っ苦しい」と言う。そうだなあ、「隊長」二人も来ちゃったしなあ。位置づけにも呼び方にも迷うわな。シンじゃなくてもアスランに「隊長、あのう、俺たちは」って訊いてしまいそう。そういうのって「先任」かどうかで決まるんですか、アスランさん?
レイよ…あんた良い奴なのな。「お前隊長って呼ばれてんの?」とハイネに問われて答えに窮したアスランを助けてやるとは。「戦闘指揮を執られますので、我々がそう」ってさ、戦闘指揮は元々君の役割だったんじゃない? 19話後半といい、いろいろ無理するタイプらしい。どこかでストレスが爆発しないことを祈ってるよ。
「命令通りにわあわあ群れなきゃ戦えない、地球軍のアホどもとは違うんだろ?」というハイネに、アスランがちょっと笑顔で「……はい」と言う。おーい。あんたやっぱりナチュラルはアホだってどこかで思ってるだろう? アスランよ。前作で君は何を学んだんだかねえ。貴種の中の貴種、という思いがまだあるのではなかろうかと、やや不安に思った。

オーブ空母タケミカヅチ。漢字にしたら猛御雷ってとこですか。
ユウナがバケツ片手に青い顔して吐いている。船酔いするような奴が総司令官ですか。巫山戯んなよ。
何故か喜望峰回りで黒海へ向かうオーブ軍。「仕方ないさ、ステージは黒海だ。インド洋じゃ観客がいないんだろう…戦う相手は同じでも」とトダカ一佐が言う。
「他国を侵略せず他国の侵略を許さず他国の争いに介入しない、それがオーブの理念であり、我らオーブ軍の理念でもあったはずです…なのに」
「ああ、分かっている…だがこれも国を守るためと言えばためだ。本当は、いかなる事があろうとも、オーブの理念は守られてほしいと、我らはAAとカガリ様に願いをかけたがな。間に合わぬなら、せめて何処かでこの戦いをカガリ様が見ていてくださることを祈ろう」
………うーん。キラよ、本当にオーブからカガリを連れ出すことが正しい答えだったのか? あんな事態になる前に、君らはもっとオーブの中で為すべきことがあったんじゃないのか? トダカ一佐にこんなこと言わせるくらいなら、オーブの中で世論を形成してカガリを後押しする位すべきだったのでは。キラなんか、海辺で空見上げてただけじゃん。誰に負担かけてるか考えたことあるか???

地球軍スエズ基地のJ.P.ジョーンズにて。
「色々大変だなあ、俺たちも、やること多くて」っていうネオの口調が完璧他人事。
ステラは最適化終了後シンの記憶を失い、ハンカチを見ても「なに、これ」としか思わない。その様子が、あまりに、可哀想で。
記憶を失うことは、決して、いいことなんかじゃないと、思った。

スエズに入港するオーブ軍艦を、すれ違う小舟から写真を撮っている奴がいると思ったら、ミリアリアが出てきた。やっと喋ったよミリアリア! 一言だけどね。

ミネルバ艦橋にてタリアとアスラン、ハイネ、アーサーが地球軍増援部隊について検討。
「もう、本当にせめぎあいね。ま、いつものことだけど」というタリアが好きだな。
ダーダネルス海峡という歴戦地にて迎え撃つことを決定。やっぱ要衝だよね。
最後に増援部隊=オーブ軍とアスランに告げるタリア。ものっそ動揺するアスラン。
「何とも言い難いけれど、今はあの国もあちらの一国ですものね。…この黒海への地球軍侵攻阻止は周辺のザフト全軍に下った命令よ。避けられないわ。…避けようもないしね。今はアレも地球軍なの。いいわね。…大丈夫?」
大丈夫じゃない人に大丈夫?と尋ねるのは、それは大丈夫になってほしいから。
思ったよりも早く来た敵対、なのだろうか。いやというほど動揺するアスランの、見通しが甘いとつくづく思う。

ステラからもらった貝殻を、蓋のついた瓶にしまうシン。その横には、携帯がある。シンにとって、マユと同じくらいに大切にする人に、なるのだろうか。

出航したミネルバの食堂で、シンはルナマリアに援軍がオーブだと教えられる。どうでもいいけどその食事がやたら豪勢なのは気のせい? でも二人が食べているのは人参かな。
「そんな、何であの国が」と憤るシンに対して、ルナマリアは「でも今は地球軍だものねえ、そういうこともあるか」と冷静だ。

ほぼ同時刻、ミネルバの舳先で海風に吹かれながらオーブのことを、キラとラクスとカガリのことを思い浮かべるアスラン。指輪を渡した、その手を握りしめる。
そこへやってくるハイネ。艦橋の会議の時からアスランの様子を心配していたよう。
「戦いたくはないか、オーブとは」
「…、はい」
「じゃあお前、何処となら戦いたい」
え、という顔をしてハイネを見つめるアスラン。
「え……、いや、どことなら、って…そんなことは」
「あ、やっぱり? 俺も。……そういうことだろ。割り切れよ…今は戦争で、俺たちは軍人なんだからさ。でないと…死ぬぞ」
ハイネに違和感なかった、それ以上に、正論だ。っていうか、アスランが莫迦だ。
望んでザフトに戻ったんだろ。軍にさ。議長の手の込んだ追い込みがあったとしても、結局はあんたが選んだ道だ。考えたら分かることだろ、いつかは戦うなんてさ。今頃びびってんじゃねえよ。
…所詮、血塗られた道だ。
そして「死ぬぞ」と言ったハイネが死にそうな気がしたのは、私だけではないはず。

ネオとユウナが会戦の術策について検討。っていうか、ユウナの示す作戦があまりにバカなのだがそれに口を差し挟めないオーブ軍が気の毒だ。ネオが「流石オーブの最高司令官殿ですなあ。頼もしいお話です」というその横で、あーあという顔をしたそうなトダカ一佐が目を閉じ俯く。
「では先陣はオーブの方々に、左右どちらかに誘っていただき、こちらはその側面からということで」
「ああそうですね、それが美しい」
はあ。美しいかどうかで作戦を決めるな~っ! 人の命がかかってんだぞ!

海峡を抜けたところで戦闘になる、その前に、パイロットスーツを着て向かうアスランとシン。
「オーブって言ったって今はもう地球軍なんでしょ」
「カガリが、彼女がいればこんなことにだけはならなかったかもしれないけどな」
「何言ってんですか、あんな奴!」
「まだ色々とできないことは多いけど、気持ちだけはまっすぐな奴だよ、カガリは」
「そんなの、意味ありません! 国の責任者が気持ちだけだなんて、アスハは皆そうだ!」
「君は本当は、オーブが好きだったんじゃないのか。だから頭に来るんだろう。今のオーブが、オノゴロで君の家族を守れなかったオーブが」
「違いますよそんなのっ!」
違わねーな。期待しているから裏切られたと思うんだろ。こうあってほしいと思うから、裏切られたと思ったときに許せないだけ。
アスハの理念を、シンも信じていたから。ていうか、多分今も信じているだろうな、深いところで。内容を深く分かってはいないけど。

ユウナは勝手に「ダルダロスの暁作戦」とか命名しちゃってトダカたちが「は?」となる。「ちょっとかっこいい作戦名だろん?」って、反感買ってるの分かってますか。トダカ一佐が小さく唾を吐く、それに激しく同意。

ミネルバは離水して戦闘することを決定。セイバーとインパルスが出ることに。その2機だけに翻弄されるオーブ軍。
いずれにしてもオーブと因縁浅からぬ二人だけを出しますかそうですか。
ユウナは「MS隊全機発進!」とか意味わからんことを言ってトダカ一佐を驚かせ、さらに「これは命令だ!」と。戦闘について欠片も分かっていない人をどうしても総司令官に据えなければならないオーブが、あまりに可哀相だと思う。
タリアさんはタンホイザーを撃つことに。それを発見したトダカは回避しようとするが、恐らくこのままだと間に合わない。
タンホイザーが発射されようとした瞬間、砲は斜めに貫かれ、驚くザフト。
太陽を背にした位置から、フリーダムが飛来する。
「何だっ」
「フリーダム……っ、キラ!」
驚愕したアスランの顔アップの後、僕が主人公だと主張したげなキラでエンディングへ。
ええと、お前は今頃現れて何だというのだとキラを小一時間問いつめたい。ていうかこうなる前に他にすることがあるだろうと。
現れるタイミングからするとオーブ軍の一部と考えられて全くおかしくないだろ??? ていうか地球軍に鞍替えしたのかと。蝙蝠はおまえだろうという気もする。
まあ、次週どのような言い訳が成されるか見てみましょうか。でもこれだけは言いたい。戦闘に介入するだけが平和への道じゃないんだよ、少年よ。
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by gil-mendel | 2005-03-19 21:18 | seed-destiny

phase-21「いったいどうしていつ、なんでこの部屋に!!」

アスランの駄目っぷりにのっけから大爆笑。あんたホント様々に駄目だよね、アスラン。
そしてシンは…お子さま、だな。とりあえずは妹以外の人間に対する興味を持とうな。

phase-21「さまよう眸」。彷徨っていたのは、ステラとシン、そしてある意味ではハイネを配属されたミネルバなのか。

冒頭から、波打ち際っていうか半分浅瀬ではしゃぐステラ。それを眺めるアウル、通常のスピードでPCを操作するスティング。ふむ、強化人間とは言ってもその辺りまでは強化していないと。
ステラ、こうしていると結構可愛いんですが…しゃべらなければ。

そして飛び立つ議長。てっきりプラントへ帰ったのかと思いきや、その後近辺の都市をラクスと一緒に回っていることが明らかに。なるほど、この辺りからてこ入れして、地球における親プラント勢力を育てていこうという腹ですか。

漸く目覚めるアスラン。は? あんたいつまで寝てんのさ? 議長はもうとっくに起きて働いてるよ!
余程爆睡していたのか、ミーアがベッドに潜り込んだことにも気付かなかったご様子。しっかし、その「うぅわあぁっ!」っつう退きついでにひっくり返ってベッドから落ちる、君は本当に芸人だね。ていうかさ、布団がふくらんでいると気付いた時に、何を期待してそれをめくったのだね君は。
朝食をご一緒に、とか言って朝に男性の部屋にやってきたルナマリアがベッドに潜り込んだミーアとどれほど違うのかと思うが、まあアスランが余程寝坊したのでしょう。
慌てたアスラン、跳ね起きてドアを開けに行こうとするが、ミーアが下着姿でベッドの上にいることと自分がズボンを穿いていないことに気付いて取って返す。でもミーアにドアを開けられて、その瞬間には未だチャックが上がっていなかったアスランに、3000点。うひょ~! 駄目駄目じゃん。
さて、問題は何故アスランが「ルナマリアに見られて(誤解されて)困る」と思っているか、ですな。いいじゃん、寧ろ女難の一方を遠ざけてくれるんじゃないの? 誤解ならさ。
ミーアは確実に議長に煽動されてますな。「だって、久し振りに婚約者に会ったら普通はぁ」って、どうせ議長の入れ知恵だろ?

さて、長きに渡ったアバンはここまでにして。
食事を終えたらしきルナマリアとシンだが、シンはルナマリアが気分を悪くしている理由がさっぱり見当もつかない感じ。昨日ルナマリアが議長に軽くスルーされているのを見ていたはずなのに。ついでに、ルナマリアのアスランへの感情も気がついていない感じ。こいつは記憶力がないだけでなくて人の気持ちも読めん奴なのか。オーブでラクスに遭ったあとにミーアを見てもさっぱり思い出したそぶりもないし、今回ステラのことも覚えていない。他人に興味のない、携帯にしか興味のない輩と見た。

ハイネ…また軽いキャラとして設定されましたな。「お前達、昨日のミネルバのヒヨッコだろ?」て、いきなりびっくりするじゃないか。そしてミーアとアスランの様子を見て明らかに誤解して理解している感じ。「仲いいってことはいいことよ?」…まあそうですけど。ミネルバ、人間関係ぐちゃぐちゃですからね。
議長の意向でミネルバに配属されたというハイネ。戦力としては充分足りているのに何故なのか、とハイネ自身が言うのは逆にひっかけか? そりゃ皆疑問に思いますからね。ていうか普通にややこしいだろうよ、同じ艦にフェイス三人配属するなんて、船頭多くして船山を登る感じがする。それでも配属するとしたら、タリアやアスランの動向を見張らせるためか? 議長真っ黒だよ議長。

ミーアがヘリに乗り込む前にアスランにキスを強請る場面が、アスランがオーブを発つ前にカガリに指輪を渡してキスをした場面との対比に見える。「いい加減にしろ」とミーアをヘリに押し込むアスランに笑える。それを見ているシンに何の感情の動きも見られないのに対して、ルナマリアが物凄く憮然として腕組みしているのが可笑しい。
「街に出たいけど一人じゃつまんないしね~」ってルナマリア、シンと一緒に行くという選択肢はないのかい全くよ。「シンと行けばいいじゃないか」って言われてそんなに怒ることないじゃん。
「今朝のことは俺にも落ち度があることだから言い訳はしたくないが」?
お~いアスラン。ルナマリアに言い訳しないといけない理由は何だね? いいじゃん誤解したってさ。ていうかさせとけ誤解の一つや二つ。ていうより、当初ラクスとの婚約破棄を主張しなかった時点であんたの負けだよ。ま、議長にあんな風にお膳立てされると難しかろうけれどね。

ミネルバにて、ハイネの資料を見ながら議長の意図を考えるタリアさん。
「ただの補充兵、じゃないわよね、やっぱり」
そう、兵力増強なら今あるザクを強化するとかすればいいだけの話で、人を、しかもFAITHを送り込んでくるのはかなりおかしいと思われる。何故この時期に地上に降りてきたのかも結局明かさず、その意図は謎のままの議長。
「全く…、何を考えているのかしら、あの人は」
同意しますね、艦長。所詮狸ですから。

艦に戻ってきたアスランはオーブの情報を見ている…と思いきや、「forecast sea route archangel」って、いきなりAAの位置探しですか? 議長に昨晩頼まれたからって…いかん、こいつ本気でAAを売りかねん。探しているのは太平洋のみなので、北欧の海に潜んでいるものは探し出せないだろうけれど。
ルナマリアは単身遊びに行くことを決めたみたい。まあそれはその方がいいかと思います。

先々週他を回想しつつノーヘルでバイクを転がすシン。危ないよ?
海辺の断崖の上でバイクを止め、海を見ていると、近くの断崖の上でくるくる踊るステラを発見するのだけど、1話と服装もくるくる回るところも同じだというのに、全く気付く気配なし。
足を踏み外して海に落ちたステラを助けに海に飛び込む。上着を脱いで何か地面に置いたところを見ると、携帯だったのか? 残念、携帯の壊れるのを期待していたのに(笑)。
「ガイア飛べねえし泳げねえし」って、こういうことだったんですねえ。
助けてから「死ぬ気かこの莫迦!」とシンがブロックワードを発動させてしまって、恐慌に陥るステラ。その反応を見て、連合軍の犠牲者なのかと勝手に推測し、「君のことは俺が守るから」と連発するシン。「守る」という言葉で漸く落ち着くステラ。その右足首の怪我を、ハンカチで縛ってやるシン。
「一緒はネオ。スティング、アウル。父さん、お母さん、知らない」と呟くステラ。年齢以上に幼い感じ、3~4歳くらいですか? 裸体に羞恥がないのもそんな感じかな。だから兄と妹という関係しか求めないシンに、合うのだろうか。戦争で親を亡くし幼児退行しているのだと、シンは推測。そう容易く推測できるのは、シンがいたのがそういう環境だったからではないかと思う。その辺り、今後に生かされるだろうか。
ステラが差し出したのは、海辺で拾った貝殻のよう。桜貝だとしたら、いいかもですな。

シンが軍票を割って呼んだエマージェンシーコールでやってきたのはアスラン。
ていうか…、アスラン偉そう。車運転してくれてる一般兵に「止めろ」という、その言い方がいかにも権力使い慣れた人の感じがする。オーブにいるときは職権も大してなかっただろう、それがザフトに帰ってきてこのザマか。アスランよ、あんた本当に駄目駄目だよ。
探しに来てくれたスティングとアウルにステラを引き渡す、その時アウルがきつい視線を向けたせいでなのか、1話で彼ら三人をプラントで見かけたことを思い出すアスラン。やった、やっと記憶力を持った人がいたよ!! ていうか伏線は回収しような。
自分を守ると言ってくれた人が去ってしまう、寂しそうなステラに思わず「また会えるから、きっと」と言ってしまうシン。最後には「会いに行く!」ってどういうことよあんたさ。妹属性にとことん弱いのな。
スティングとアウルに急かされてステラが車に乗り込む、その足にシンの巻いてくれたハンカチがある。



運命なんて信じない、でも、運命に導かれる如く出遭って別れ、そしてまた出逢う。
敵だと信じている、その中の人を具体的に知ってしまったとき、人は引き金を引けなくなる。
シンが議長の駒だったとしても、このハプニングは読んでいないだろう。ステラという人間を知ってしまったシンに、議長はどんな手を打つのだろう。
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by gil-mendel | 2005-03-12 21:13 | seed-destiny

phase-20「種は、飛んだ…」

噂通りにほぼ総集編。しかもseedの。本気か? とりあえず、トダカ一佐が出たので許してあげる。(偉そうに…;)
ある意味、destinyから見始めた人へのサービスなのか?
今回は日曜になってから見たので感想もさらっと流させてください。

オーブにいたシン視点から見た「先の大戦」。戦争から遠い国、戦争をTVでしか感じない国にいた普通の(やや普通でない点があるとすれば極度のシスコン)少年、とは、多分TVの前にいる現在の視聴者を指しているのだろう。豊かな生活に大きな疑問も持たず、自らが灼かれるまで戦争というものを知らぬ者。他者の痛みというものを想像する努力すらも知らぬ者。
それが一切をいきなり失う戦争の中に放り込まれて、一般人を守れなかったオーブ首脳陣に怨みを抱きながら、ザフトに身を投じる、わけだが。

「普通に暮らしている人は守られるべき」というシンの単純すぎるほど単純な思考は、自分は守られなかったという怨恨に発している。逆に言えば、ただそれだけ、だ。
流血によって守るということは当然その向こうに流血があり、そして死があり、遺された人がいるという視点に立つことのない、怨恨。

ステラとの出会いで、シンは成長していけるだろうか?
次週予告にそれだけを、やや期待。


シンをプラントに送ったのがトダカ一佐であるところに、萌え。トダカ一佐はきっと覚えているだろう、全てを喪った少年のことを、その子をプラントに送ったことを。
「君だけでも、助かってよかった」とトダカが言う、それにシンが首を横に振る。さらにトダカが言う、「きっとご家族も、そう思っていらっしゃるよ」と。
堰を切ったように号泣するシンは、多分、死を選ぶ瀬戸際にいたのだろうと、思った。
そこから引き離すために、トダカはシンをプラントに送ったのだろう。
仮に再会することがあったとして、シンはトダカがいると分かっている艦隊にも容易く砲を向けそうな気がする。トダカは二重三重に迷うのではないか。
迷いこそ、人の常。そんな気がする。
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by gil-mendel | 2005-03-06 12:06 | seed-destiny

phase-19「…全く」

あまりの衝撃に、2時間以上何もする気が起きなかった…レイ、大丈夫か? アスラン、あんた何してんだ; そして議長真っ黒だよ議長! どうしてあんたにはあらゆるモノが手駒なんだ! レイを育てたなら抱きつかれてそんな冷たい目するんじゃねえ!! 思わずTV前で「議長真っ黒だよ議長!」って叫んじまったじゃないか!!!!

それはさておき、19話「見えない真実」。
黒海沿岸ディオキアにあるザフト軍基地に入港するミネルバ。と思ったらアスランに駆け寄るルナマリアとそれをじとっと見るシン。ディオキアではミーア慰問コンサートが行われていて、空からグフイグナイテッドと紫ザクに抱えられたピンクザクが降りてきてそこにミーアがいる。同時に議長もヘリにて降下。
「ミーア!」と叫びそうになって口を押さえて壁までドン引きのアスランが可笑しい。

コンサートを見ているそれぞれの表情がいいかも。
アスラン、「衣裳も今度バリバリ?」と言われていたそのスゴイ様子を見て難しい顔しているが…ラクスが見たら怒るだろうかとか思っていますか。順当にいけば、議長何考えてるのかねってとこでしょうが。で、ルナマリアはともかくとして何故メイリンまで連れているのだ君は。そして押された拍子というフリで寄りかかるメイリンを連れて行くついでに腰に手を回すとは…せめて肩にしとけ!
そのアスランにむっとするルナマリア、「いいんですか見なくって」と問うややぶーたれたシン。
ノリノリのアーサーの横で難しい表情のタリア艦長、もしかしてミーアが偽者だとご存じなのか? それとも慰問コンサートの無意味な派手さに眉を顰めているのみか?

タリアがふと視線をやったその向こうに小さく議長がいて、議長も艦長に気付いて視線を寄越す。それにむっとした表情を返すタリア。
「いやあ本当にこれは運がいい!」というノリノリアーサーを後目に、「………全く」と吐き捨てるように言う、ついでにアーサーを凍り付かせて議長のもとへ向かう艦長の心中や如何に。
レイはなんかずかずか歩いているし…君には議長センサーでもついているのかね?

コンサートを見ていた人たちの中にファントムペイン3人組と、ミリアリアが。
「勝てなきゃ負けなんだよ、俺たちは。殺れなきゃな…分かってんだろ」というスティング。強化人間であることの意味をよく知っている、ということなのか。「ファントムペインに負けは許されねえ」って、ええとどこで聞いた台詞だったか?

ディオキアのホテルへ議長を訪ねるタリア艦長とレイ。この組み合わせなのは何故だろう。その後のシーンから推察するに、お食事会会場に一足早く呼ばれたということだろうが、それぞれ議長とただならぬ関係のある二人、ということなのか。
「元気そうだね。活躍は聞いている、嬉しいよ」
「こうしてゆっくり逢えるのも、久し振りだな」という議長の言葉とレイのあまりな子どもっぷり(何でこのシーンだけそんなに童顔なんだ! 1話の議長発見シーンの笑顔からずっとなかったよそんな表情!!)から、少なくともレイは議長を実の親同然に、いやそれ以上に慕っているのだろう。普段クールなだけに、その対比が凄すぎる。
レイが飛ぶようにして抱きついた、そのレイの心底幸せそうな表情とは対照的な、抱きつかれた後の議長の冷たい視線が恐ろしいほどに黒い。冷たい目、微かに笑っている口元が皮肉気で、タリアの立ち位置あたりにその視線が向けられている。その二人を溜息つきたげに見ているタリア、でAパートが終わる、のだが。
完全なる議長の手駒であるレイとミーア、彼らとは違って議長に疑問を持ちながら関係も持ちつつ今後を窺うタリア、という比較かと。
タリアはレイと議長の関係は知らされていそうだ、でなければレイが議長を「ギル」呼びする場に居合わせて何も言わないということはなかろう。
タリアの今後の離反はほぼ確定としても、レイが自らの運命を悟った後に議長に牙を剥くことはないのだろう。手駒として容易く死ぬことはあるにしても。そんな気がした、19話前半だった。
それにしても、議長は様々な人にその両腕を広げてきたが、実際に飛び込んだ描写があったのはレイ、あんたが初めてだよ!!  ていうか普通飛び込まねえよ! 本気でどういう関係なんだ君らはっ! タリアじゃなくても呆れるよ!

ハイネに迎えられてお食事会へやって来たアスラン、シン、ルナマリア。議長に「君のことは覚えているよ」と言われてカガリにつっかかってレイに止められたシーンを思い出し赤面するシン。今回赤面する奴多すぎ!
ローエングリンゲートでの戦いを議長に誉められて「あれはザラ隊長の作戦が凄かったんです」って、シン。あんた前回あれほどアスランに突っかかってたのはどこいった? 「ただそれに従っただけで」って、あれがちゃんと従った態度だってか? アスラン隣でムッとしてるじゃんよ。
議長に誉められてシンやルナマリアはにこにこしているが、アスランの表情が晴れない。やはりそれだけひっかかりがあるのだろう。

議長が解説する現情勢は、何故かとても他人事に聞こえる。
「何がどうなっているのかさっぱり分からん…いったい何をやっているのかね、我々は」
「戦いを終わらせる、戦わない道を選ぶということは、戦うと決めるよりも遙かに難しいものさ、やはり」
いや議長、それがあんたの仕事ですから! 残念っ! ていうか、実は戦争を続けていたいのはあんただろ?

シンが拘る、「普通に平和に暮らしている人たちは守られるべきです」とは当然防衛という名の戦争を肯定するもの。ある意味、まだ彼には迷いはない。彼が迷うのは、未だ先だ。
アスランは「殺されたから殺して殺したから殺されて、それで最後は本当に平和になるのかと」「そして今もその答えを見つけられないまま、また戦場にいます」と、自分が未だ混迷のさなかにあることを晒す。アスランの表情の曇りが当人の言葉で表わされた。
いずれも答えを掴んでいない、迷うべき主人公と迷いの中の主人公。
そして議長が解いてみせる、戦争がなくならない「救いようのない」理由、それは軍需産業だと。
「これも仕方のないことでね」という議長が黒すぎるよ! 戦争で儲かるのは地球連合側だけではないだろ? 「今度のこの戦争の裏にも、間違いなく彼らロゴスがいるだろう」って、それはあんたの裏にもいるってことなのか? 可笑しいだろう、ブルーコスモスの母体たるロゴスがプラントの軍需産業でも儲けるなんてよ! あんたが例として挙げたグフイグナイテッドは間違いなくザフトのものだろ? それで儲けているのは誰だよ?!
「彼らに踊らされている限り、プラントと地球はこれからも戦い続けていくだろう」という議長の言葉に漸く戦うべき相手を見つけたと言わんばかりのアスランの表情。落ち着け、それは真実の一側面に過ぎないんだよアスラン、そしてシン。議長に踊らされている限り、それに気付かない限り、君らに道はない。

「お言葉に甘えて今日はこちらでゆっくりさせていただきなさい。確かに、それくらいの働きはしているわよ、あなたがたは」というタリアの言葉に、目を閉じるレイ。思ったように戦果が挙げられないのが気に掛かるのか。
「艦には俺が」というアスランを遮って「艦には私が戻ります、隊長もどうぞこちらで」「報奨を受け取るべきミネルバのエースは隊長とシンです。そしてルナマリアは女性ですので、私の言っていることは、順当です」って…うう。こういう子なんだろうけど、背伸びしてよい子でいようとする子どもを見るようで、ややひっかかる。

飛んでくるミーア、アスランが「ミーア」連発しているんだけどそれでいいんですかね?
議長、「どうぞ久し振りにお二人で食事でもしてください」って、アスランが見捨てられて卒倒しそうなのが可笑しい。わざと言ってるよね?

AAとラクスの行方をアスランに尋ねる議長。黒い黒いよ、真っ黒! 本当はこれが目的でわざわざ地球へ降りてきたんだろ?
アスランはあっさり、AAにラクスがいるだろうと答え、また今後AAから連絡があったら議長に知らせると言ってしまう。ついでに、そこにキラがいるとも漏らしてしまう…だめじゃん。
「彼女がプラントに戻ってくれればと私もずっと探しているのだがね。こんなことばかり繰り返す我々に、彼女はもう呆れてしまったのだろうか」という議長が妙に可笑しい。あっさりラクス暗殺黒幕確定、でFAですよね?
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by gil-mendel | 2005-02-26 22:45 | seed-destiny

phase-18「突破できたら知らせてもらおうか」

本編よりも予告が衝撃的だった今回。ついに議長が、何よりミーア@ピンクザクが来る!(笑)やばいよやばいよ!

それはともかくとして、今週は「ローエングリンを討て!」で、ガルナハン攻略を行う回。やたら後味が悪かったのは私だけなのだろうか。

ミネルバとラドル隊が渓谷を往き、その途中で地元のレジスタンスであるコニールを予定地点で収容。彼女をミネルバブリーフィングルームに招いて行われる作戦会議だが…ちと遅くありませんかね。普通もう少し前にやっておくんじゃないかとつくづく思う。かなり直前まで作戦が決まらなかった、という雰囲気もないし。
立ち上がって敬礼する、それがレイ→ルナマリア→シンなのが可笑しい。性格よく出てます。シン、コニールに「子どもじゃん」ってあんた失礼だね。本人目の前にして言うところがさらにガキだよあんたがね。怒らせるべき相手じゃないだろ?
作戦説明するアスランに対してシンがいちいち突っかかり、ルナマリアとレイが呆れて心配し、アスランが叱ったり煽てたり落としたりしつつ重要な役目をシンに任せるのが妙に笑えた。「突破できたら知らせてもらおうか」って、いいねえ。今度言ってみよう。

コニールがローエングリンゲートを潰してほしい理由を語る、けれどそれはよく考えれば、ザフトが前回ローエングリンゲートを潰そうとしなければ起らなかった殺戮であるとも言える。
これ以上殺されないように殺すと、そういう思いにだがどうしても、馴染めない。

そのコニールをアスランが連れていこうとしたとき、ルナマリアが来て「ちゃんと乗せて言うこと聞かせて」という、それに対してアスランが言うのが結構いい。
「そんなんじゃないよ、扱うとか」
「下手くそなんだよ、色々と…悪い奴じゃない」
何だかんだ言ってぶつかってくるシンに対して、兄的な視点で見ているような感じだ。アスラン自身他人と上手くつきあえる方ではないから、やや重ねている面もあるのだろう。
しっかしそのあと、「俺もあんまり上手い方じゃないけどね、人付き合いとか」って、ルナマリアじゃないが「予防線張られた?」と思いますな。女難回避してくれよ頼むから。「さあ」じゃないだろよ、レイよ。そしてレイとルナマリアが並ぶと…女の子二人にしか見えないのは何故だろう。

作戦は分解状態のインパルスが坑道を抜けてローエングリンゲートの間近に現れて叩く。他の部隊は正面で敵MAを惹き付ける、と。
「MSなら無理でもインパルスなら抜けられる。データどおりに飛べばいい」って…そうですかそういう風に合体設定を裏返して使ってきますか。「そういう問題じゃないだろこれはぁ!」って叫ぶシンが可笑しくて可笑しくて大笑いさせていただきました。
でも坑道が真っ暗なのは当たり前だろうよ、シン。
「くっそお! なーにがお前にならできると思っただあの野郎! 自分でやりたくなかっただけじゃないのかあ?! やってやるさちくしょおぉっ!」
面白すぎ単純すぎ。そのガキっぽさがシンだよね。

一方正面からローエングリンゲートに向かうミネルバ一行。タンホイザー起動に際して「街を吹き飛ばさないでよ」と付け加えるタリアが好き。そして密かにちゃんとウムラウトしていたタンホイザーの表記にうけた。他は英語なのに。
それにしても、地球上で陽電子砲を撃つのは環境上いいんですかね。
そして今回ミネルバは空を飛んでいたわけだが…いっそのこと航海するより空を飛んでいった方が速くないのだろうか?

ローエングリンゲート陥落の戦いは、シンの残虐性を滲ませたものとなった。敵MSを砲台に放り込んでそれをずたずたに撃って砲台もろとも爆破。
一方ガルナハンでは連邦軍に対する市民の報復、無抵抗の人を鉄パイプで殴りつけ地に伏せた人の背を撃って「連合は皆殺しだ」と歓喜する人々。
この描写にひどく違和感が、吐き気がしたのは私だけだろうか。異化作用が強く働いているように思う、戦果を讃える音楽とあいまって。
殺戮はあらゆるかたちで繰り返すのだと、まるで笑われているかのように。

街の広場に立つインパルスとセイバー、人々の歓喜に応えつつ降り立つシンの顔は、ひどく幼く嬉しそうだ…自分の手が血に染まっていることなど欠片も気にしていないかのように。彼には報復という文字はあっても後悔という文字はまだないのかもしれない。
それを少し微笑んで見遣るアスラン、彼が次に視線をくれる先には後ろ手に縛られて後頭部を撃ち抜かれていく連合軍兵士がいる。眉根を寄せるアスランには、勝利ということのもう一つの意味が分かっているのだろう。それでもそこから抜け出すことは、出来ないのだ。アスランは既に選んでしまった、その立場を、力を。
「作戦、成功でしたね」とシンに言われ、辺りを見回して歓喜に満ちたガルナハンの人々を見て漸く「…ああ、大成功だな」とアスランが言う。やりきれないと思うのは、何故だろう。
それに比してシンは戦闘の勝利のごく一面しか見えていない。やたら明るく、アスランに指まで立ててみせる始末だ。誉められてにこにこしているところもとても子どもだ。
街から去っていこうとする二人の表情がとても対照的だ。
アスランの表情にはやりきれなさが拭えない、一方シンは人々に讃えられ見送られてとても嬉しそうだ。シンには世界は黒か白しかないのだろう。一瞬で反転するとも、多様な色がありその様々な混合があるとも知らない、子ども。子どもだからシンは平気で残虐にもなれる。
やや上空を誇らしげに見上げるインパルスが、シンそのもののようだ。
人はもっと複雑で、世界はもっと入り組んでいて、痛みは誰にもあって、思いはもっと錯綜しているのだと、いつか気付くとき、シンは少し成長していくのだろうか。
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by gil-mendel | 2005-02-19 20:07 | seed-destiny

phase-17「一体どこの狸が考えた作戦かしら」

17話戦士の条件。台詞のない議長とレイに妙に存在感のあった回だった・・・・。しかしミーアのコンサート、何だアレは。イメージ変わりすぎだよ議長! つうかあんたの趣味はああいうのかい!?

それはともかくとして、いきなり世界情勢の解説からスタート。総集編じゃないはず!と身構えてしまった。「いいえ姫、争いがなくならぬから力が必要なのです」がもう一度聞けてよかったとしよう。
「力」をどう捉えるかが主題の今回、議長の台詞を持ってきたのは良かったと思う。うん。
しかしあのユニウス7落とし、Break the Worldって後に呼ばれる訳ですか。独創性のない呼び名だ。

さて、スカンジナビア王国に匿われているというAA。
ミーアコンサートを眺めている面々の様子からすると、既にミーアについてやや知っているといった風。そしてラクス、「皆さん元気で楽しそうですわ」って、どうしてそんなに晴れやかな顔をしていられるのだ・・・わからん奴。
カガリとラクスの台詞から判断するに、プラント側は情報統制を行っているからなのかどうか、混乱も表面化せずミーアのコンサートばかりが放映されるような落ち着いた状況。地球連合軍側は、南アフリカ共同体やユーラシア西側地域等で混乱が起っている模様。カガリが「変」だというのも頷ける。
「勇敢なるザフト軍兵士の皆さ~ん! 平和のため、私たちも頑張りま~すぅ!」・・・・全くどこのラクスだよあんたはよ。偽者だと気付かないコーディネイターの皆さん、一体何がコーディネイトされてるんですかね。
議長とプラントについて考えるAA諸君。
「プラントの姿勢は真摯だったわ」というマリューさん、「連合国が莫迦よ」と吐き捨てるそこが好き。議長について「市民から議会から皆宥めて、最小限の防衛戦を行っただけ。どう見ても悪い人じゃないわ・・・そこだけ聞けば」といいつつ、ラクス暗殺について疑念を残す。
キラは「僕には信じられない、そのデュランダルって人が・・・・皆を騙してる」と主張、地球軍を討ちザフトに味方するというマリューさん(+虎?)に反対。
でもカガリ、「アスランが戻ればもう少しプラントのことも何か分かると思うんだが」って、あれから連絡取ってないのにどうしてAAがこんなとこにいるってアスランが知る事が出来ると思うんだろうか。ちと無理がありませんか?
・・・で? 議長、ミーアコンサートを見てその笑みは何ですか。策謀が順調に進んでいるの、そんなに嬉しいですかそうですか。

場面変わってミネルバ、マハムール基地に入港。
ヨウランとヴィーノって面白すぎ。ミーアネタバらしありがとうございます。アスランとラクスの婚約解消ってプラント内に知られてなかったのか? ケーブル2、3本切るってのは今後の伏線ですか、お二人さんよ。そしてやはりラクスとミーアの違いは胸なのか・・・・はぁ。
議長、ポスターとか売って儲けてるんですかね、きっと胸と腰強調のやつ。

アスランは「アスラン隊長」呼びされて非常に普通に受け流し、ヨウランとヴィーノをからかって遊んでいますかもしかして。
レイは地道にセンサー帯域変更を依頼してチェック。真面目じゃん? ていうか地球上で不利なザクでそれだけの努力をしているところ、ひたむきな感じ。他の機体をもらった方がいいんじゃないですかね、本気でさ。

入港してすぐ基地司令官ヨアヒム・ラドルたちに面会するタリア艦長、アーサー副長、アスラン。アスランの名前を聞いて「クルーゼ隊の・・・」とかざわめく基地側。ええい、そんなところで私語をする奴なんぞ軍隊に不要じゃっ!!! 黙らんか!
珈琲豆だけはいいのがある・・・って、これは美味しい珈琲を求めて虎がやってくる伏線か?(ありえねえよ!)

シンルナレイ、三人で歩きながら会話はほとんどルナとシン。常にこんな感じなんだろうな、この三人。アスランに対する態度がガキだと言われて「関係ないだろ」と一人で去っていくシン、あんたそれやったら余計にガキだよ?
だがレイ、何故そこで僅かに微笑んでAパート終わりなんだ!! 何か言え何か!!! 黙って変に笑うなんて、あんたまで黒幕化一直線なのか?!

美味しい珈琲を頂きつつ司令官と戦況について話し合うタリア、アーサー、アスラン。アーサーは省いた方がいいくらい・・・・驚くことしか役割を与えられていない彼に、乾杯。
ガルナハンの攻略有効性が示され、それがかなり困難でかつ議長命令に従えばその道を開くしかないということが明らかにされる。
タリアが「私たちにそんな道づくりをさせようなんて、一体何処の狸が考えた作戦かしらねえ」と言う、そこに被るチェスをする議長。進めた駒はポーンですか? 手駒と思ったミネルバさえ、議長にとってはポーン(歩)でしかないというのかよ。ま、ポーンはチェスの魂ではありますけれどね。そして最終ラインでクイーンになれる駒でもあるが、ギャンビットの手段でもある訳だ・・・・ふっ、議長。あんたは所詮、狸だよ。

空を見上げて議長、カガリ、キラとラクスを思い描くアスラン。頭振ってる場合じゃないだろ?

そして今回のサービスシーン(なのか?)、ルナマリアのシャワーシーンとその横で姉のスカートを穿いてみようとしてウエストが合わず断念するメイリン。
「ザラ隊長の方が全然大人で格好いい」というメイリンに、女難の不安が募る。ついでに「あたしとひとつしか違わないんじゃなかったっけ、あの人って」といらんことに気付くルナマリア・・・頼むから女難で話を繋ぐのは止めてくれ。面倒だ!

夕暮れのミネルバの上、一人でいたシンに声を掛けるアスラン。軽く拒絶するシン。
「ほんっとうに突っかかるような言い方しかできない奴だなあ、君は」という溜息混じりのアスラン。「殴ったことも気に入らないか」って、そりゃそうでしょうよ。
「やってることめちゃくちゃじゃないですか、あなたは!」と突っかかるシン。直情径行というか単純というか、思ったことを口に出さずにいられないようで。

以下、今回のアスランの力に対する現在の思いが見えたので結構そのまま抜粋。
「オーブのオノゴロで家族を亡くしたと言ったな、君は」
「殺されたと言ったんです、アスハに」
「ああ、そう思っていたけりゃそれでもいいさ。だが、だから君は考えたというのか?あの時力があったなら、力を手に入れさえすればと」
「何でそんなこと言うんです」
「自分の非力さに泣いたことがある者は誰でもそう思うさ・・・・多分。
けど、その力を手にしたその時から、今度は自分が誰かを泣かせる者となる。それだけは、忘れるなよ。
俺たちはまたすぐ戦場に出る、その時にそれを忘れて勝手な理屈と正義でただ闇雲に力を振えば、それはただの破壊者だ。
・・・・・・そうじゃないんだろ、君は」
母を殺されやりきれない思いで力を手にし、再び何かが出来るはずとザフトのもとで力を手にした、流され気味のアスラン。けれど彼は、やはり組織の中にあってしか生きられない人間なのだろうと思う。力を手にすることによって誰かを泣かせることを分かってはいても、結局は組織の中で力を握るしかない。
でもシンは今まで、自分の力が振われることによりかつての自分のような者を生み出すことにすら気付いていなかった。それだからアスランの言葉がシンにやや届くのだ。

「俺たちは軍としての任務で出るんだ。喧嘩に行く訳じゃない」
これさえなけりゃアスランはまだまともだったと思う。所詮あんたもその程度の枠しか持っていない男だよ、アスラン! 力に方向付けをする枠が、所詮軍という組織でしかない、それがあんたの弱さだよ。

「それを忘れさえしなけりゃ確かに君は優秀なパイロットだ。・・・でなけりゃ、ただの莫迦だがな!」
はは。言ったよこの人。真実を最後に衝いてエンディングかい。いいね、そういうのもさ。
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by gil-mendel | 2005-02-12 20:33 | seed-destiny

phase-16「巫山戯てんのはどっちさあ」

インド洋の死闘、一言で言うならアスランとシンの対立戦闘ver.ってとこですか。そして平手の往復ビンタってどうなのさ。
でも今回はネオの口調に笑った! 何だ「ふざけてんのはどっちさあ」って。力が抜けること限りなし! 口調までムウってどういうことだよあんた。

気を取り直して、まずはJ.P.ジョーンズ側から。
地球連合軍側でファントムペインはどういう扱いなのかと悩むこと暫し。基地建設中の軍からいきなりウインダム接収ですか? それも「命令だ」って押し切っちゃうネオ。相当の指揮権を持ってはいるようだが、ジブリールの私兵なのかそれとも・・・?
しかしこの作戦は完全に誤り。ミネルバは基地を未だ見つけてる様子はないんだし、無駄にウインダム落とされるよりはここではスルーしておいた方が良くはなかったのかと。ネオの判断ミスで基地は見つかるは兵力無駄遣いするは、指揮官としてどうなのかと突っ込みたくなることこの上なし。それとも何だ、わざとやっているとでも? 「ステージが悪かったな」で済むような問題か?!

それにしても、ステラ→ネオの図式は凄まじかった! 「俺もステラと出られないのは残念だがね」とか言いつつ髪の毛撫でるネオはどっちかつうとやはりお父さんっぽいのだが、ステラの様子は本気で恋する少女。その後も基地防衛を任されているにもかかわらずネオの危機に思いっきり「ネオ!」と叫びつつ水面突っ走って駆け寄るガイア。
ネオ依存症、と見えるのだが・・・・・今後の展開が気になるところ。ま、ネオから見れば「ネオと三人の子どもたち」であるのだろうけど。スティングがしっかり者長男、アウルがいたずらっ子次男、ステラが末っ子。末っ子は甘えん坊さん、ってとこで。

一方のミネルバ側。
アスランは自由意志という鎖が重そうだ。わざわざタリアに「私にはあなたへの命令権はないわ」と言われながら「私も出ます」と言ってしまう。
人間、自由だと言われることがある意味一番辛いのかも知れない。自分の一挙手一投足が自らの意志と責任のみによってなされる、それは誰にも言い訳できず申し開きする余地のない、重さ。
平和を訴えにプラントに赴いたはずのアスランは、自分は何をしているのだろうとそのうち振り返る時が来るのかも知れない。巧妙な導入があったとはいえ、完全に自らの責任で手を染めていく戦いを、どんな思いで振り返るのだろう。

で・・・ザクに大気圏内飛行能力がないということは分かってはいるが、しかし地球上での任務を授けた以上、何とかしてやれよ議長・・・・・・。ルナマリアはともかくとして、レイが横目でシンを睨んでるよ。本気で拗ねる前に手を打ってやってほしい。不利な機体でも戦いに出て役に立ちたいタイプなんだから、艦長もその辺読んでやってくれ、頼むから。不憫じゃんか。

セイバーはカオス等と同系列同時期に作られた機体だと思っていたが、それがunkownってどういうことだろう。カオスほか2機はファントムペインに渡すこと前提で作られた機体で、セイバーは最初からアスラン専用機として議長が分けていたとしたら・・・・。

シンとネオ、アスランとスティングとの戦闘。ええっと、スティングはほぼアスランにスルーされてませんか? ネオはあんなにレイザクを回想してくれたのにそちらに参上しなくて残念だね。
シンに「出過ぎだぞ!」と注意するが「ふん、文句言うだけなら誰だって!」と言い返されてしまうアスラン。指揮命令系統組んで戦うには相互信頼関係が余りにもなさすぎ。アスランが形式的に上官だから仕方ないけど、チームプレイに慣れない二人を上下関係として出撃させたのはタリアの判断ミスだろう。
シンもアスランもともにガキだなあとつくづく思った。
「シン、下がれ! 乗せられてるぞ!」というアスラン、戦況判断としては正しいな。それに対して「五月蠅い! やれる!」と怒鳴り返すシンは、母艦のことを考えているのかね。

レイ・ルナ対アウルの戦闘は水中。
「ビームライフルではだめだ、バズーカを」って、搭乗者が指示するまでビームライフルの予定だったんですか? どんな整備だ。
水中戦はとにかく苦手、被弾もしてしまうルナマリア。それに比して、レイはよく頑張っているよ。明らかに水中戦用の機体に対して不利なザクでよく頑張った。だからはっちゃけたアウルも「大物は落とせてないだろ」といわれて君たち二機をではなくボズゴロフ級を沈めに行った訳なんだけど。

ネオを守って出てきたステラと戦闘になって、ついでに陸地へ入ってしまい建設中の基地と恐らくは強制収容されて基地建設に狩り出されている民間人を発見するシン。逃亡しようとして射殺される民間人に、オーブで喪った家族がダブる。
シンの価値観として、戦闘員は皆殺しにしてよく、民間人は殺されてはならないと言う想いがあるのかも知れないと、思った。・・・明らかに戦闘目的見失ってはいますがね。あんたが基地にはまってる間に僚艦喪ってますぜ、シン。落ち着けよ。そういうの見つけたらまずは母艦に指示を仰ぐのが常識だろう?

そして戦闘終結後ミネルバにて、アスランの往復ビンタを喰らうシン。ええと、平手打ちですか? ま、加減しているってことでいいんですかね。それにしてもアスラン、大人気ないな。そんなに激怒した顔を見せても意味ないだろうにね。
「俺は間違ったことはしてませんよ! あそこの人たちだってあれで助かったんだ!」と言い募るシンに、「戦争はヒーローごっこじゃない! 自分だけで勝手な判断をするな! 力を持つ者ならその力を自覚しろ!」と吐き捨てるアスラン。
色んな意味でそこで殴るのは間違い。殴って言うこと聞くような人間じゃないということもあるし、レイやルナマリア、整備兵たちだだっ引きってのもあるし、問題の解決方法を些か学んだ方がいいんじゃないかと思う。言っていることは正論だったとしても、そんなやり方は事をこじれさせるだけ。
タリアじゃないけど溜息をつきたくなりつつ、次週へ向かう。
しかしファントムペインの仲の良さに対して、なんていう不協和音なんだミネルバは。これを乗り越えるイベントが今後描かれる・・・・・んだよね? そういう線だと思っておこう。
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by gil-mendel | 2005-02-05 20:46 | seed-destiny

EDITED「君に出来ること、君が望むこと、それは君自身が一番良く知っているはずだ」

総集編に新しいものがある訳なかろう? と思ってはいたが、僅かに新しかったもの。
1,ザフト・地球連合の勢力図。
2,ナレーター。

1について。CE73年10月段階での地球圏勢力分布図が地図にて示されたことは意義深い。
ザフト勢力圏はオーストラリアとアフリカ北西部ごく一部、そしてスペイン辺りのみ。
中立国部分は条約締結までは、オーブを含む太平洋南洋諸島、フィリピンからインド、中東から黒海南岸あたりまでを含む一体と、北欧三国。これが条約締結によってオーブ以外消滅、地球連合勢力圏に。そしてオーブも後を追って同盟条約を締結する訳だ。
それ以外が地球連合勢力圏で、大西洋連邦はその盟主というべき位置づけか。

この勢力図を見た時、オーブ一国のみが中立国として黄色く塗られていて、何故かとても切なくなった。小さな、余りに小さな島、オーブ。北海道くらいの大きさにしか見えない小さな国に、例えどれほどの国力があったにしても、一国では中立を保つことはやはり困難だったろう。ウナトらの判断は、冷静な為政者としてはそう外れてはいない。
「・・・所詮血塗られた道だ」。
例えばオセロの駒をひっくり返していくように中立地帯を増やそうとすれば、それは少なくとも、他の駒が必要だ。オーブは既に地球連合側に周りの駒をひっくり返された、だがそれは考えようによっては、オーブの外交上の失策といえなくもない。完全に一国で中立や平和が保てると思ったら大間違いだ。カガリの失敗はその辺りか。

ついでに書いておくと、オーブはかなり赤道に近かったように思うのだが・・・・人々の服も植生も、とてもではないがそんな暖かなところのようには見えん。
ま、オーブからカーペンタリアが結構近かったのは分かりましたけれどね。

しかし地球上にカーペンタリアとジブラルタルしか基地がないのはザフトとしてはどうなんだろうと。私が議長なら、もう少し基地の数が欲しいと思うだろう。地政学上もあの2カ所で事足れりとは思わないですな。

2について。ま、いいんじゃないですか。一部聞き取りにくいところがあったんですけどね。ラクスの歌と被った辺りとか。中の人の外側を考えると少し楽しくなりましたしね。

総集編ですから、とりあえずここまではどのように世界情勢が動き、それぞれが新たなる戦場にどのように踏み出していくのかを描いたのだということで、FA?
にしても、トダカ一佐に総集編で台詞があるのにネオにないってどういうことですか。
そして、Aパートの終わりもBパートの終わりも議長って、どういうことですか? 総集編に出てくる議長はまるで善人のようにしか見えないのに(前後削ったらそりゃそうなるわな)、パート終わりに出てくる表情だけが妙に真っ黒で、もうどうしてくれようかと。


もっと入れて欲しいカットがあった気が非常にしますが、当面は次週に期待を繋ぐことにします。
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by gil-mendel | 2005-01-29 19:20 | seed-destiny

phase-15「見つけたぜ、子猫ちゃん」

何なんだこの企みと思惑の大混戦はぁ! 議長あんた何考えてんですか! アスラン権限に慣れすぎ! ミネルバ人間関係ごたつきすぎ!! ネオはムウっぽすぎ!

OP前はきっと回想のみと思ってたらいきなりアスランがセイバーで入国拒否られてた。「アスハ家のアレックス・ディノだ」って・・・君、それどうよ。
根本的な疑問をひとつ。プラントを出てからオーブまで、正味何日掛かっているんだ? 議長からセイバー貰ったのがもう遠い昔のことのように思えるんだが、多分実時間では数日前のはず。
で、何故アスランはミネルバがオーブから出た情報を得ていないか。セイバーにも通信機能ちゃんとついてるんだから情報収集しようぜ? カガリが追い詰められてるの知ってて出てきたんだからちょっとは気にしててやれよ。何が「カガリは首長会を抑えられなかったのか」だよ! 或いは、・・・議長の企みの一環で情報から隔離されていたか? 可能性、あるなあ。
ま、でもアスランのことだから、自分のことで手一杯でカガリとかオーブのことまで考えが欠片も及んでいなかったっていうのが事実かな。たまには現実にしっぺ返しを喰らってください。
・・・あ。可能性としては、オーブを戦争に巻き込むための議長の策か? アスランには「オーブのミネルバに行け」と言って置いて実は議長はそこにもうミネルバがいないことを知っている。オーブで当然セイバーは入国を軍事的に拒否されるだろうし、それに対してプラントとして抗議することも可能。・・・まさか、ね。

さて、AAは海の底でオーブ礼服に着替えたカガリとキラ達。
キラ、「カガリにまでバカなことされたら世界がどうしようもなくなっちゃうから」とあっさり斬り。おう、言ってやれ言ってやれ。
「私だって色々悩んで考えて・・・・オーブは再び国を灼く訳になんかいかない!」と叫ぶカガリに、キラが冷静に言うのがいい。
「でもそうして灼かれなければ他の国はいいの? もしもいつかオーブやプラントが他の国を灼くことになってもそれはいいの?」
ふむ。いい問いかけじゃないか。その問いに答えられるのは、一国規模にしか目を向けていなかったカガリでは、ないな。海辺でぼうっとしてるだけじゃなくて色々考えてたんだ? じゃ、もう少し早く自分の思っていることをカガリやアスランに伝えてやれよ、キラ。
「僕たちは今度こそ、正しい答えを見つけなきゃならないんだ、きっと・・逃げないでね」
今回のAAの旅路は、ややこれで進路が見えてきた感がある。
進め、大天使よ。その未来を、創れ。

カーペンタリア基地で僅かの休息。ルナマリアとメイリン、いきなり姉妹仲やや悪し。レイ、ピアノ弾くんだ。最初叩いたその鍵、てっきり「革命」でも弾くのかと思いました。
そこへ現れるセイバー・・・・待て。どうやってカーペンタリアにミネルバがいると知ったよ?
で、フェイスの徽章をつけて降り立つアスラン、「認識番号285002特務隊フェイス所属アスラン・ザラ」とか名乗っちゃって・・・・ったく、あんた本当に何するつもりでその機体譲り受けてきたんだよ。権力とか機構とか大好きだよね、全くさ。敬礼されるのとか敬語使われるのとか慣れすぎだよ。
だからシンがつっかかるのも、非常に納得。「ザフトに戻ったんですか」(かなり怒り口調)とシンに言われて「そういうことに、なるかな」とアスラン。ええいこの莫迦! お前は議長の駒になりにきただけだ! さらにシンが「なんでです」と尋ねるのを、アスラン完璧無視。
一緒にやっていく人の態度じゃないよね。

ちなみに、今回でアスラン女難の相が濃くなった。
ホーク姉妹はルナマリアが積極的にアスランに接触しているが、メイリンも近づきたいような気配。メイリンは「トップエリート・・・」とか言ったりアスランの個人情報漁ったり、あなた玉の輿狙いですか。ルナマリアはアスランの機体に乗り込んだりして・・・・こらこら。シンが哀しそうですよ。
もう女難とか描かないでくださいお願いします。そんなどろどろが見たいんじゃないんだぁ!
あとのほうでメイリンが開いているアスランの個人情報、集合写真で写っているのはアカデミー卒業写真ですかそうですか。

ルナマリアに案内される途中でカガリ結婚と誘拐を聞いて激しく動揺するアスラン。だからさ、動揺するくらいなら傍離れるんじゃねえっての、全くよ。

議長から預かった指令書とフェイスの徽章を渡され、溜息をつくタリア。意外と政治的感覚はある?
「一体何を考えているのかしらねえ、議長は」
それが分かったらこのseed-destiny、半分くらいは分かるんじゃないかと思います。
指令書の中身は・・・・・もう唖然。ミネルバ、宇宙用戦闘艦じゃなかったんですか、議長。地球で活躍させるって・・・・そりゃ無茶ですよ。それとも、それ相応の装備を極秘に積んでいるとでも? ご冗談を。
「確かにスエズの地球軍拠点はジブラルタルにとって問題だけど、何も私たちがここから行かされるものでもないと思うわね」「我々の戦いはあくまでも積極的自衛権の行使でありプラントに領土的野心はない、そう言っている以上下手に介入は出来ないでしょうけど」
そうそう。おかしいでしょ。でも議長の指示に異を唱えることは、フェイスとして、いやフェイスだからこそできないですよね。忠誠を誓うという意味のFAITH、成績著しく人格的に資格あり、評議会直属と認められたことで寧ろ、動きを縛られた。人の功名心の裏向き利用方法。
タリアは多分アスランよりもそのことを自覚している。不利な戦いを命ぜられる、その議長の思惑から逃れられないのだと。
汚ねえ、汚な過ぎるよ、議長。勲章や徽章、そうやって使うのか。
そして恐らく、議長とタリアの関係は、利用以上のものではやはりなさそうである。
なお、多分ユーラシアで起っていることはひどい殺戮なのだろうし、それにアスランが心動かされるのは分かる。けれど、そこに「ザフトとして」出向くことは、領土的な問題を当然孕むことになる。
力で何かを為し得ると、アスランが信じたとしても、その結果は惨たるものだろう。それは、その力が既に議長の駒のひとつだからだ。軍服を着て平和のために為し得ること、それは当事者がどう思っていようとも、完全に公平な結果など、生まない。

「代表を攫ったのはフリーダムとAAっていう話よ」とタリアから聞いて驚くアスラン。
<キラが一緒なら大丈夫だ、どのみちオーブには戻れないんだし>とかって独白してる場合じゃないでしょうが! あんたそんなところで何してんだよ、駒になってる暇があったらカガリとキラに会いにいかんかい! いろいろあんだよAAだってよお!

地球軍艦隊旗艦J.P.ジョーンズにて。
海を見ているステラ、地球軍兵士に連れ去られそうになってアウルに助けられる。「第81独立機動軍でさあ」って、それ聞いてさらに一般兵士びびってますな。
ネオからお呼び、と聞いた時のステラの嬉しそうな顔!!! ステラかわいいよステラ、って踊りたくなりましたぜ。
にしても彼ら、「今度は何機落とせっかなあ」って、戦闘に対してかけらも屈託がない。
彼ら三人が、兵器以上の何かに立ち戻ってくれることを、願っている。

出航したミネルバをJ.P.ジョーンズにて捉えるネオ。
「ようやく逢えたな。見つけたぜ、子猫ちゃん」って・・・・・・・・あんた本気でムウですか!
そんな訳ないのは分かってる、でも兄貴が帰ってきたような気にさせられるのは何故だ!
ぐおおおお。兄貴ぃ・・・・
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by gil-mendel | 2005-01-22 20:40 | seed-destiny

第2クールOP

第2クール新OPについてのメモ。きっと見落としが多いと思う。

今回のOPは、まず戦争の残骸漂う中で地球を遠景にフリーダムを中景に、手を握りあうキラとラクスで始まる。主人公ですね、殆ど。
そしてカガリとアスラン、カガリはオーブ礼服だがアスランはフェイス徽章つきザフト赤服で微かに微笑。睨み合うレイとネオ、背中を向けあうルナマリアとメイリン(後ろ姿)、横を向いているマリュー艦長と虎、背中を向けあう議長(ややにやりとしている)とタリア艦長、斜めに交錯するディアッカとイザーク、そしてステラの方に手を添えてもう片手を握るシンと見上げるステラ。シンとステラの時に、マユの携帯が現れる。
それぞれ因縁のある二人の組み合わせだが、シンとステラの関係性がまるで兄妹のように表わされているのが不思議。
分からないのがディアッカとイザーク、すれ違っているのは今後進む道を違えるということか。議長とタリアはやや離れるのかも。虎さんとマリューは、当面このままなのか。ルナマリアとメイリンは・・今後仲違いするんですかね。
フリーダムが上方へ流れていくのに従ってルージュ、ルナザクとレイザク、連合3機とスラッシュザク、セイバー。ええと、何故シンとステラの背景にセイバーなんでしょう。
月の向こうから現れ、合体するインパルス。ここに題字が被る。種割れした感じで、強い光の中に一度消えて。

比較的明るい廃墟に立つAAサイド。
近景に立つキラ、やや俯いている。その向こうに小さく見えるのは、虎?
フリーダムとルージュの間にもう一つ機体が見えるような気がする。
陣羽織バージョンのラクス、多分マードックとノイマン(極小)、右手を見つめるカガリ、箱のようなものに腰掛けるミリアリア(小)、私服だがカメラ持っていないよう。カガリの右手にあるのはきっとアスランからもらった指輪なんだろうなあ。
ええと、ミリアリアここにいるということは今後AAに来ますか? そしてマリュー艦長は何処?

暗めのミネルバ側。場所はミネルバ格納庫か? 皆パイロットスーツ着用。
右手を握りしめながらこちらを睨むアスラン、フェイスの徽章をつけている。ルナマリアがその後ろに、さらに右にレイがいるがレイは背を向けている。そしてシンは右前方を見上げる横顔。
機体の並びはレイザク、ルナザク、知らないのが2機、そして普通のザク2機。あれ・・・インパルスとセイバー見落としてるな、きっと。知らないと思っているのがセイバーとかスラッシュザクだったりして。

メンデル研究所と議長を背景にレイとネオが浮かぶシーンは第1クールのまま。まだ全貌が表わされてはいないからこのままでということか。

その次のシーンがかなり衝撃的。今にも泣き出しそうな悲痛な顔をしたマリューが向ける銃口の先には、金髪の人が銃口を向けている。服装から見て恐らくはネオ、と思うのだがやや身長低めに見える・・・しかしレイではなかろうし。二人の間にはネオの仮面。背景の炎の中に浮かぶ壊れたガンダムは・・・・・・何だろう? 虎専用機でもなくフリーダムでもなく。

フリーダムの前のキラとラクス、セイバーの前のアスランの「女難」カット、インパルスの前のシンとステラ。この辺は第1クールと同じ。
歌うラクスとミーアのシーン、ハロが飛んでいないのが前と違う。ハロがいない=アスランとの関係性の問題か? ついでに背景青空。
(15話見た後で追記。赤ハロが戻っている! 空も夕暮れに戻っている! 何故だ?)

一人一機ずつのところ、結構変わってますね。
カガリは第1クールから変わりなし、ルージュやムラサメを背景に礼服で。
腕を組む虎と多分虎専用ムラサメ(?)。黄色に赤に黒、って、あなたの普段着の配色そのまんまなんですけど。青空で砲を構えている。
次は新キャラ。ザフトの赤服とフェイスの徽章を着用している金髪の男の子。背景にあるのはオレンジのザクウォーリア或いはグフだと思うのだが、爆発の中ソードを向けている。
ここからガーティ・ルー三人組。
先ずはスティングとカオス、スティングがこちらに向けているのは銃。表情もあざ笑っているかのよう。
次はステラとガイアだが、ステラがあどけなく横座りしているその右手に持っているのは大きめのナイフ。
そしてアウルとアビス、ジャンプしているアウルは2丁の銃を持っている。性格出てます。
ルナマリアとルナザク。ザフト赤服の彼女は右に向かって走り抜けようとしているが武器は持っていない感じ。
レイとレイザク。彼の背景は暗い。右手に銃を持ってはいるが、どこか遠いところに視線を向けている。彼もザフトの赤服だ。
アスランとセイバー。アスランは右手を大きく広げて右前方に掲げ、そちらを厳しい視線で見ている。それは調停者の態度のようで、以前一度見たような気が(EDで議長が似たスタンス採ってますね)。既にフェイスの徽章を左胸につけている。
生身の状態で武器を持っていないのはカガリ、虎、新キャラ、そしてアスラン。恐らくは戦闘に対する考え方の違いを表徴か。

クローズアップされるガンダムのアイカメラ。そこから引いて全身が映し出されるが、影になっていてそのカラーリングも詳細も見にくい。これが噂のデスティニーガンダムなのか、それともバージョンアップしたインパルスなのか? 光の翼あり。
そして巨大なガンダムの下で出会うフリーダムとその機体、キラとシン。シンはキラを正対して見ているのに対してキラはやや斜め。この二人の対決という意味なのか、それとも。
巨大な何かに操られるように彼ら二人が対決するということなのか、或いは二人が共闘して運命に立ち向かうということか。
この巨大なガンダム、プロヴィデンスみたいなドラグーンシステムと対艦刀二本を背負っているみたいに見えるのだが・・・誰が乗るのか。レイあたり乗ってくれると面白いのだがあり得んだろうな。

水上を発進していくAA。空へ上がっていくところを見ると、今後宇宙での展開もということか。

AA艦橋にて集合写真。
艦長席のマリューを中心に、左前方から虎、マリュー、カガリ、キラ。後方にノイマン、マードック、ラクス。ノイマンが集合写真に乗り遅れたみたいで可笑しい。

地球を背景に宇宙へ向かうミネルバ。
セイバー、レイザク、ルナザク、インパルスがその傍に並んでいく。
アップのシンは少し上を見上げ、その左のアスランはやや憂えた顔で視線を投げ、その左のルナはアスランを横目で見て、一番右のレイは横顔で遠くを見つめている。彼らは大きな月を背景に衛星のようなところに立つ、そこにガスンガスンと降りてくるそれぞれの機体。これは第1クールとは違って人の並びの通り。第1クールのアレは単なるミスかな。
このガスンガスン機体が着地して構えるところ、結構好き。


ざっとOPを見て、関係性が色々描かれているのが面白かったと思う。今後の展開にかなり期待させてくれるOPではないかと。ネオの正体ネタやらシンとステラの関係やらシンとキラの共闘やら・・・どう描いていってくれるのか、期待。
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by gil-mendel | 2005-01-16 18:24 | seed-destiny



議長至上主義。黒くて結構!
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