ちっちゃな種が暮らしいい。

phase-46「名が欲しいのなら差し上げます」

タリアかわいいよタリア! けど、アーサーに艦橋はまだ任せられませんぞ。
ミーア………どうして頑張った人だけが酷い目に遭うのだろうね。世界のために自分を投げ出した、その君がこんな結末を迎えるなんて、あんまりだ。
シン、君の出番はアバンタイトルだけか! また出番を秒単位で数えなければならんのかね、こんなに土壇場に来て! シン頑張れシン!
キラ、一つだけ指摘しておこう。言い訳は見苦しいぞ。


第46話「真実の歌」。
久し振りに、萎えな回に出くわしてしまった…。来週は多分リアルタイムでは見ないんじゃないかと思う。
しっかし…大丈夫なんでしょうかね、余すところあと4回しかないんですが。
今回は場面的に非常に偏った感想です。全般的な感想を書く気が起らない……。


アバンタイトル…今週きちんと見たのは多分ここだけ。
議長はメサイア議長室にて、自分はちゃっかり椅子に座ったまま報告を受けている。
「しかし愚かなものだな、我々も。まさかそんなことにはなるまいという安易な思いこみがとてつもない危機を産むということは既に充分知っていたはずなのに、今度のことをまたも未然に防げなかった」
議長、そんなこと言ってこの危機を呼び起こしたのはぶっちゃけあんたですから! てか、そんな言い方したら軍高官がへこみますから!
「本当に、面目次第もございません」
「いや、君たちを責めている訳ではないよ。私もまた、詫びねばならん立場だ、失われてしまった多くの命に。
だが、そう思うなら、今度こそ本当に、もう二度とこんなことが起きない世界をつくらねばならん。それが亡くなった人々へのせめてもの償いだろう」
「はい」
プラントにも多大な被害をもたらしておけば、全てが自作自演だと疑われることもあるまい。
そして議長の計画は、ある意味ここまでが前段、地ならしなのだ。



ミネルバは戦い果てて許された、僅かな休息の中にいた。
艦橋をアーサーに任せて自室で暫し眠るタリア。ベッドではなく椅子で微睡む、その顔が綺麗だと思ったり。
しかし一方艦橋のアーサーは…指示するどころかまた驚いてましたよ。音声なしでも常に驚いているアーサー、やはり彼はミネルバの癒しですな。てか、駄目だろう艦長の代理をちゃんと務めないと! タリアが安心できるのは一体いつの日になるやら。
軍服のまま、布団も被らずベッドで横になるシン。ここにきて、初めてシンをかわいいと思ったり。
だがその横で、PCをぱりぱり打っているレイ。タイピングスピードはやはりナチュラルだ。議長への報告書でも作成しているのか。君は一体いつ休息しているのだろう。残された時間がない、だから休む暇なぞないとでも言わぬ気で。
実際、彼には時間がないのだろうな。それを思うと、心臓が痛む。
シンが微睡みから目を覚ます、起き上がってレイを見る。こんなところで、シンはレイの一挙手一投足に縛られている、のだと思う。

シンとレイが射撃の訓練。
シンの弾痕がばらけ勝ちなのに比してレイは急所を固めて撃っている。レイは努力の人なのだろうなと思いながら、そういえば地球に降りた当時もこんな場面があった気がしたと思い出した。アスランは親に施されたコーディネイトで、動く的まで撃って見せたっけ。表情を変えず見ていたレイの、心中はどうだったろう。オーブにミネルバを係留したときも、上陸許可が出たのに自分は射撃訓練を続けながらシンを上陸させていたっけ。あの頃は単なる冷めた嫌味な奴だと思っていた。……今思えば、と思うけれども遅すぎる。

そこへルナマリアが。シンを探していたのだろう、レイと一緒に射撃訓練にふけるシンを見て、少し驚く。気付いて中断し、戸を開けるシン。
「何じゃないわもう。やっと休息になったのに、何でいきなり射撃訓練なの?」
休息なんだから彼女である自分と一緒に過ごすのが普通だろ!とはルナマリア脳内。ああそういえば、シンはとんと普通の男女交際には無粋でしたな。ルナマリアはそういうことにばかり頭を使ってそうだが。シンにはステラの方が合っていたんじゃないかと思ったり。
「え、だって俺もう寝たし、レイがやるって言うから」
いやシン、素で返すなよ。相手の意図を掴む努力をしようさ。頼むからその問いの意味を考えようよ。「レイが」って、ああ君はレイの飼い犬だよ全くよ! いかん、シンがそれに気付く日は来るんだろうか……あと4回しかない放映の中、シンに割かれる時間もやたらに短いというのに。
「ああそう!」
言わんこっちゃない、ルナマリアがお怒りではないか。
ルナを追うシンをレイがちらりと見て、再び的へ向き直る。今は未だ監視に行くのは早いと見たか。
ルナを追って出たシン、それに一応普通の過程を経て腕を掴まれたルナマリアが言う。
「ちょっと話したいと思っただけよ。あの時はばたばたしてたから、アスランと…、メイリンのこと」
はっとしたシン、けれどルナマリアはシンの出てきた扉を見る。そこにやはり現れていた、レイ。監視に気付いたルナマリアは話題を慌てて転換する。
「でも、もういい。言いたかったのは、気にしないでってことだけだから。生きてるかもって思うと、私も何だか落ち着かないけど、でもシンは悪くないから。命令だったの、分かってるし、疑いは晴れてないんだし。だから気にしないでって、それだけ。…ごめんね」
明らかにレイに聞かれて構わないような内容に変えた気配。「シンは」悪くないって、それは例えばレイは悪いってことですかねルナマリア。命令させたのはレイだしね。
まあまたレイの報告事項が一つ増えたんでしょう。シンをより戦士に育てるために、邪魔な因子として。……むう。
あと数話、一体どうなるんでしょうな、彼らは。どういった形で落ち着くのか。
一応主人公なのに暗雲立ちこめる感のあるシンが気の毒で仕方ない。しかも今回の出番、回想を抜けばアバンだけなんですけど! どう落ちが付くんですかね、え?
全く、「まさかそんなこと(=主人公不在)にはなるまいという思いこみがとてつもない危機(=主人公交替)を産むということを既に充分知っていたはずなのに」、ってとこですかね。いや本気でどうなるんでしょう。気が滅入ります。



ここからは超駆け足でお届けします。

キラとアスランがシンについて喋っている。相手を高く評価するとかそういう普通の感性はスーパーコーディネイターにはないと見た。
「あれは、僕もザフトと戦っていいのかどうか、迷ってたから」
…………………ハア? 負け惜しみですか? 今更?
思わず34話を見直しちまったじゃないか。君も相当必死だったように思えますが? それとも何ですか、コックピットを狙わなかったのが「迷い」ですか?
「議長やレイがやっかいなのはそこなんだ。話してると、彼らの言うことは本当に正しく聞こえる」
相変わらず正しく聞こえてるんですかアスラン。てか、未だに正しく聞こえるようなら諦めてザフトに戻っては如何ですかね。AAに何か正しく聞こえるものがありましたか?
「だよね、それは分かる。実際正しいんだろうし」
ーーーーーーーーっ、ハア???? 正しいと思うそれに引き金を引くのは何故ですか? 君らは世界のあらゆるものを撃ってみなければ答えは出せませんか? いい加減にしろよキラ!
正しい、と認めるならせめてその道を邪魔しないくらいの努力はあっていいんじゃないんでしょうかね? AAはあれだけミネルバの戦闘の先々で介入し邪魔し立ちはだかってきたんですが。それは「正しい」と認めていて尚立ちふさがったのだと君は言っている訳ですが、そんな意味不明な行動をされたところで正直困ります。
「シンもそこから抜け出せないんだ、恐らく。あいつも夢があって、そのために頑張る奴だから」
いや、待ってくれよアスラン。そう思うなら、少なくともお前がミネルバにいる間にシンにそう伝えてやってくれよ! シンをそう評価していると何故言えないよ! 口べたとかそういう問題以前の問題だよ! 人間は言葉で相手を理解するんだ、その言葉を向けなくてどうする! 「彼らの言葉はやがて世界の全てを殺す!」とか抽象的な言葉じゃなくて、もっと言うべき言葉が君にはあったろう! 今更何だよ、今更!


ミーアはコペルニクスの保養所に寂しそうにいる。ラクス・クラインとして表舞台に立っていた、その時がこの子の一番素晴らしく輝いていたときだったとやはり思う。
サラの口からラクスがコペルニクスに来ていると聞かされ、殺害を暗に仄めかされるミーア。
ミーアの方が、ラクスよりもずっと人間らしくて、好きだったな。今になってそう思う。


ラクスとキラ、アスランにメイリンは船外を散策。気楽なものですな。あと数話で話が終わろうという時にそれかよ! ああ全く無駄だ無駄!
それを見送った名無し男は……セクハラおやじだった。はあ。
「ずっと船の中じゃあんただってきついだろ?」と言ったときにファントムペイン3人組をミーアコンサート見に行かせたことを思い出すおっさん。そうか、あれは息抜きだったのか。……あの3人にしてやれるべきことが、あんたには他にあると思うがね、おっさん! とりあえずマリューさんと温泉に入ったのかどうか教えろ!
しかし…ラクス。その格好は怪しすぎるぞ。着せ替えごっこして遊んでいる、彼らに危機感の欠片もなくて、もう唖然とするしかない。
「ちょっと呆れてるだけだ」
呆れてるならこの行動を阻止しろよアスラン!

そこへ都合良くミーアのハロが。ミーアのメッセージは英語。前から思っていたが、プラントの公用語も英語なんでしょう。彼らは英語も日本語も問題なく使いこなす人たちなんだろう、そういうことにしておこう。
「大丈夫だよ…みんないるし」
ああそうですかはいはい。赤信号みんなで渡れば怖くないんでしょ。問題を大きくややこしくしているだけだろうがキラ! アスランじゃないけど本当に頭抱えたいよ。駄目だこいつ。


指定された円形劇場にはポーチを下げたミーアが。
相対するミーアとラクス、ラクスに怯えるミーアが可哀想だ。偽者って、そんなに悪いことなんですかね。プラントが必要としたときにそこにいなかったのはラクスの責任なのに、その代役を果たしたミーアがどうしてそんなに怯えなくてはならないのか。
「偽者は悪だと思うからか」、その言葉をそうだと肯定させるためのラクスなのだとしたら、何のための彼らなのだろうと、もううんざりする。
「あたしがラクスで、何が悪いの!」
混乱して銃を向けるミーア、だがアスランに砲身を弾かれ飛ばされて。
「名が欲しいのなら差し上げます。姿も。でもそれでも、あなたと私は違う人間、それは変わりませんわ。私たちの誰も、自分以外の何にもなれないのです。でも、だからあなたも私もいるのでしょう、ここに。だから出逢えるのでしょう、人と、そして自分に。あなたの夢はあなたのものですわ。それを歌ってください、自分のために。夢を人に使われてはいけません」
教祖ラクスのお諭しに、うなだれるミーア。要するに、迷える子羊ミーアを救ってやるためにわざわざ教祖はお出ましになったという訳だ。
名が欲しいのなら差し上げます、だ? ラクス、そう思うならそれこそ君は違う名でオーブのカガリの傍に現れるべきだった。いつ君がその名を放棄したと? いつ君がその姿を放棄したと?
詐欺師の言葉には、もううんざりする。
現れたそのことで、ミーアの存在を危機に晒したことを少しでも認識しているなら、そんな言葉は吐けないはずだ。それとも何か? やはり「偽者」に制裁を与えるために「本物」が登場したと?

サラらと銃撃戦になるキラたち一行。ええと、これのどこが「大丈夫」なんですかねキラ。
月だから重力が軽いのか、それともアスランだからか、異様に身のこなしが軽いアスランは空を飛んだりして笑わせてくれる。キラはもうとっくに不殺解除なんだろう。
その上に何故かアカツキでムウが登場……アスラン、あんたこれ呼んだのか。中立都市でぽんぽんMS飛ばすのはどうかと思いますがね、全く。普通に車とか呼べよ。
そして、セオリー通り「偽者」が「本物」を庇って、撃たれる………。ああそうでしょうよ! どうせ偽者は偽者だよ! ここでラクスがミーアを庇って死亡なら、まだ物語が深まったものを! どうして死ぬのは常に「偽者」なんだよ!
ミーアを殺した議長が許せない、恐らくはそういう感情的な理屈をつけて議長と戦うための捨て石なんだろうが、ラクスが出てこなけりゃミーアが撃たれることもなかったんだよ! 毎度毎度、自分たちの責任というものを考えても見ようとしない人たちには、本当にうんざりする。




次回タイトルは「ミーア」。まさかここまできて総集編ってことはないよな?
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by gil-mendel | 2005-09-04 18:43 | seed-destiny
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議長至上主義。黒くて結構!
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