ちっちゃな種が暮らしいい。

第4期OP「どんなペシミストも 恋をして変わる」

人はいつしか慣れるのだろうか、このOPにも? 主人公とはあくまでも前作主人公sであると宣告され、ガンダムとしてはやたら違和感のあるこのOPにも、いつしか人は慣れていくのだろうか?



・OPに合う曲とは何か?
今回は流石に触れない訳には行かないだろう。ケミストリーのWings of Words、思わず唖然としてしまった。事前に聴いて耐性をつけておくべきだったと後悔。
歌そのものは嫌いじゃないが、歌の明るさ及びテンポと画像が著しく乖離している。ケミストリーにとってもdestinyにとっても良い結果は産まないのではなかろうか。
歌詞といろいろ合わせようとした苦労は認めるのだが…。以下検証。


・タイトルバックにいるのが主人公なのか!
「空は飛べないけど 翼ならあるのさ」
OP入りは宇宙のエターナル、そしてやや引いてミーティアつきのストライクフリーダムにインフィニットジャスティス、そしてAA。背景にプラントがある。
これらを背景に、キラとアスランが背中合わせで大写しに。キラはオーブ軍服、アスランはザフトレッドのまま。…いや他のカットでオーブ軍服を着ているのに何故ここでザフトレッドよ? また戻るのかザフトに?
次にシンが大写しに。全裸で両手を広げ、目を閉じてデスティニーと一体化、カメラが大きく引いたところでデスティニーから放たれる、翼と羽根のイメージ。「翼ならあるのさ」に合わせたと見られる。
ストライクフリーダムが二丁拳銃状態でグフを撃ち落とし、集中砲火をかいくぐって前面に飛び出してきて地球を背景にポーズを取ってタイトルバックとなる、このカットは3クールと同じ。
空が飛べない翼はシンのことのよう。デスティニーが宇宙は飛べないとかそういう意味ではなく、彼には足りないもの、多く持ちすぎているものがともにあるという意味で。
それにしても…せめて最終クールくらいシンにタイトルバックを渡してやってほしかった。名前だけの主人公なんて、やってられるか!


・アウシュヴィッツにて
「慰めながら 不謹慎だけど」
ミネルバ組集合写真は相変わらず背景が暗い。だがその背景、今回は何故か夜明け前のロドニアラボじゃないか! 呆気にとられて思わず25話見直しちまったよ! 明らかにロドニアだ…何故だ何故なんだ。
何より、ミネルバ組なのにミネルバが映ってないぞ! 沈むのか?
左端からインパルスとデスティニーとレジェンドをやや遠景に、手前にやや空を見上げ膝を抱えて座り込むパイロットスーツ姿のルナマリア。その少し後ろに立つシンもパイロットスーツ着用で、胸にはフェイスバッジがある。表情はルナマリアの方をやや見ている感じか。
MSの直ぐ後ろにはロドニアラボの入口の門が。ぱっくりと口を開けた門に向かって延びる鉄路の直ぐ左に、タリアが半分以上ラボの方を向いて後ろ姿で立っている。顔は僅かしか見えない。
タリアのすぐ右にアーサー、彼は鉄路の上に立ってはいるが、ほぼ正面を向いている。目線はルナマリアにあるのか。
彼らよりも後方にヴィーノらが。ヴィーノはラボに向かってゆっくり歩いていこうとしているようだ。
そして一番手前、鉄路の上にレイ。パイロットスーツ着用で胸にはフェイスのバッジが、ラボを振り返っているようだ。
さて何故彼らの背景がロドニアラボなのか? アウシュヴィッツに酷似しているロドニアラボだが、彼らの道がアウシュヴィッツ同様「民族浄化」にあるという意味なのか。まさか。ロドニアラボは連合軍のもの。…と考えたが、実はコーディネイターもこの施設に深い関わりがあるという示唆なのか。…………全く見当も付かない。それともあの門は、死以外に自由になれない門として、彼らを呼んでいるのか。謎は尽きない。


・変わらずに明るい人々
「泣いてる顔も綺麗で焦るよ」
こちらは腹が立つほどに明るいAA組。
左からムラサメ2機、アカツキ(多分)を背景に、マリューとムウが共に並ぶ。ムウはオーブ軍服を腕まくりなぞして、すっかり記憶を取り戻しているかのようだ。彼ら二人の後ろにミリアリアが小さく。そしてラクス、彼女の服は例のドレス。前を見つめ、迷いがない。
近景に大きく、キラとカガリが背中合わせで座っている。キラはパイロットスーツで遠くを見ている。カガリは3期EDのドレス姿で空を見上げる。…可愛いな。
この二人の後方に、ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスが。そしてカガリの後方にアスラン、パイロットスーツを着ている。流石にもうフェイスバッジはなく、オーブ仕様のスーツだ。
時間帯は恐らく朝、日が昇って少し経った頃の明るさ。いわゆる暁な時間帯。
泣いてる顔とはカガリなのかなと、この場面でふと思う。
そしてどうも、砂漠の虎が機体ごと見あたらないことに気付く。…大丈夫か、虎?


・人は皆夢旅人
「くじけず夢を見ることは」
ここから機体と搭乗者。
まずはキラとストライクフリーダム…いやもう誰が主人公なんですか。そこはシンに譲っとけ! キラはオーブ軍服で手に銃はなく、少し上を見ている。
お次はアスランとインフィニットジャスティス…アスランもオーブ軍服で、腰に手を当てて立ち位置としてはキラを見ているようだ。二人ともやや幼く見えるのは何故だろう。
彼らこそ挫けず、夢を見る者たちということか…。


・必ず倒す! 必ずな!
「自分と戦ってること」
カガリとストライクルージュ。銃を構えるカガリ。ええと、まだ乗るんでしたっけね、ルージュに? ベルリン戦での使い回しだからここは今後変わるかもな。
レイとレジェンド。レイは明らかに銃口がこっちに向いてるんですが! 撃ってるよこの人! レジェンドは宇宙での戦闘シーン、額に僅かにSPESN…という文字が見えるような気がするがいかんせん画像が暗すぎ。
何故この二人の組み合わせか分からないが、まあ前と後ろ両方から余った人たち、なのか、最も戦闘的な人たちなのか。…前者だな前者。
ある意味最も自分と戦っている人たちなのかも知れない。


・翻弄され、傷つけられ、傷つけて
「日ごとに増えるすり傷を」
ルナマリアとインパルス。ルナマリアは銃を片手に走っている。
シンとデスティニー。シンは片手にライフルを持って大声で叫んでいるよう。
彼ら二人は確かに傷だらけだ。彼らの傷が癒される日は来るのだろうか。


・まず決める、そしてやり遂げる
「自慢してもいいくらいさ」
忍者服ラクスとミーティア、彼女は本当に誇らしげで、何の躊躇もなく歌う。
そしてストライクフリーダムのハイマットフルバースト。
…吹っ切れすぎてうんざりな人々。


・最終決戦は君と
「空は飛べないけど」
光の羽を広げたデスティニーが巨大なデストロイに向かって飛んでいく。前OPそのままかと思えば、シンと対峙するのはレイ。シンはやや哀しげな目つきで、赤服にフェイスバッジをつけてレイを見る横顔。対するレイはシンを無表情に睨んでいる、その胸元にはやはりフェイスバッジが。
レイの背後、やや頭上に小さくレジェンド。
最後は彼らの対決となるのだろうか。今までこのカットがMS対決を表わしていただけに、やはりシンとレイとの決戦があるのではと思わせる。


・もうお決まり
「翼ならあげよう」
ストライクフリーダムを前に裸で見つめ合い手を取り合うキラとラクス。もう好きにしてください。
その次に廃墟で歌うラクスとミーア。このカットが残ったことに、二人の共闘がもしかしたらあるのかも知れないと思う。


・増えた!
「それはもう一人じゃないと」
3期OPで海の傍に立つAA搭乗員とAAのカットがあったが、あれにムウがマリューの隣に加わったカット。ムウは相変わらず袖まくりして手を組んでいる。…まあ髪ぐらい切れよと。
キラにラクスが微笑みかける。
その次、カガリがMSの傍で振り返るシーンの機体が金色のメカ百式に! …ではないわ、噂のアカツキに! ウズミよ、あんた何つう趣味だ。これが遺産か! 困ったときに高く売って金にしろとでも? それにしてもアスラン(=暁)とか「暁の車」とかオーブ(=暁)とか、暁多すぎ。
さらに、戦場カメラマンをしているミリアリア。基本スタンスはAAではなくカメラマンの側にあるんだろうな、彼女は。
次、ドムトルーパーと新キャラたち。眼帯してるおねえさんにおっさん二人。味があることを祈りましょうかねえ。しかし、4期にしかでてこないキャラとは…。


・まだそれか!
「君の孤独はがす言葉」
もうこのカットはなくなるものだと思っていたよ…下着姿のカガリ、それを置いて歩んでいくザフトパイロットスーツのアスラン、それを見守るキサカのカット、まだあるのか。
てことは、最終的にはアスランはプラントに帰るってことですかね。OPトップでも赤服着てたしなあ…どうなるのやら。
もう一つ未だそれかなのが、キラとアスラン、シンが夕暮れの廃墟でそれぞれ視線を合わせず俯くカット。これは第1期のOPだろ? 戦後の彼らとでもいいたいのかね?


・恋の始まりと終わりが変えるもの
「どんなペシミストも 恋をして変わる」
いやその歌詞に議長とタリア、シンとルナマリアってどういうことですか!
議長のアップから全身像へ、風が吹く夕暮れの背景に浮かぶのはバストアップの裸なタリア。
議長…あまりに爽やか青春しすぎ。まだメンデルカットでにやりとしてる方が議長らしい。ペシミストとは今の議長に似合わぬ言葉だが、タリアとの恋と別れを経て議長が変わったということか。まあ変わったんだろうな、29話を見る限り。
デスティニーをバックに裸で背中合わせのシンとルナ。えーと…シンルナ確定ってことでいいんですか。ステラ、結構好きだったんですが。まあ生身で情が通って意志の疎通がきちんとできて、という相手ではあるか。
その次に一瞬ずつ挿入されるカット。
まず議長とタリアの別れのシーン、握手する二人。
そしてシンがステラを看取るシーン。ステラの手を握るシン、微笑むステラ。
いずれも別離のシーンだ。彼らが変わった同じ方向とは、世界を変え戦争を無くすというもの。
深い、意外に深いぞ!
…と思ったらその次にアスラン女難シーンが残っていた。いらんだろそれ。


・走る走る俺たち
「選んだ道がもし行き止まりならそこで」
3期OPの背景をバックに走るシン。背景は例の、シン→アスラン→マリュー→ムウ(ネオ)→レイ→ステラ→ラクス→キラ。
キラまで来たところでシンが立ち止まってアップに。胸元にはフェイスバッジ。


・前作ラストか!
「迷えばいい」
トリィが地球に向かって飛んでいく。残骸が漂うそこに現れたのは左からインフィニットジャスティス、ストライクフリーダム、デスティニー。それを背景にアスラン、キラ、シン。
…そうですかキラが真ん中ですかそうですか。しかもシンがやや上目遣いのうつむき加減なのに対してキラは真っ直ぐこちらを見つめ、アスランハヤや上方を見上げる。明らかにシンの扱いが悪いんですけど!
もう「迷う」ラストは要らねえんだよ全くよ! トリィ落ちも要らねえの! …なんか嫌な予感が全面に漂うOPだなあ。4期が思いやられるわ。



何度も見直しているうちに、もしかしたらそのうちに慣れるんじゃないかという気もしてきたOP。…慣れとはかくも恐ろしいものか。
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by gil-mendel | 2005-07-10 08:54 | seed-destiny
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議長至上主義。黒くて結構!
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