ちっちゃな種が暮らしいい。

phase-27「でも今のあのAAの方はどうかしらね」

議長デストロイ関与発覚! キラとラクスを思い苦い顔をする議長! 議長真っ黒だよ議長!
あんたの壮大な理想の世界、それがどんなものか、是非拝ませていただきたい。



27話「届かぬ想い」。シンのステラへの想いも、ステラのネオへの想いも、ネオのステラ達への想いも、アウルの喪失感も、トダカらのカガリとAAへの想いも、カガリのアスランへの想いも、アスランのカガリへの想いも、ルナマリアのアスランへの思いも、そしてディアッカのミリアリアへの想いも、何もかもが届かぬ思いだと、言うのか。


ラクスらの奪ったシャトルが乗り捨てられているのを、ザフトが発見。
ラクスと虎はデブリ帯に隠してあったエターナルに乗り移っている。ええと、明らかに皆さんザフト服なんですが…ということはザフト地下組織がエターナルを守っていてくれたということでいいんですかね? しっかし、そんな組織があるなら、わざわざラクスがプラントに行って情報蒐集せんでもよかろう。それに、ミーア情報とかラクス襲撃以前に知っていて叱るべきだろうし。手抜かりだらけの地下組織、万歳。

「何処の誰だろうが、そんなことをする理由は一つだろう。彼女の姿を使ってのプラント国内の混乱だ。そんな風に利用されては、あの優しいラクスがどれほど悲しむことか」
いえ議長、あなたの言葉に被ってたミーアは超腹黒でしたからっ!
ミーアをラクスの代替にというのは、ミーアの人間性にかなりの問題があるのではと。ぼろ出し過ぎですよミーア。
これでばれないと議長が思ってたら超小物。

チェス盤を見遣る議長の後ろには、月面を空撮したような大きな絵が。盤上の駒はやや増えているか?
そして議長がスゴイ発言と表情かましてくれましたよ!
「だが、奴らが離れたというのは幸いか…ラクス・クライン、そして、キラ・ヤマト」
キラの名を思ったときの議長は完全黒。敵愾心丸出しの、絶対人には見せない表情で。

先の大戦で間に入り戦争を止めようとしたグループの、幾人かを議長は手中に収めてきた。
中でも最大なのはアスラン。第1クールはアスランを懐柔するために展解された物語であるといっても過言ではない。イザークとディアッカは極刑から救うことで恩を着せて手の内に。
カガリは、恐らく大したことはできぬと議長が踏んだか。
だが、もともと議長の思想は「戦争がなくならぬから力が必要」の方向性なので、AA的なキラやラクス、マリューに虎などはやはり議長の描く理想の世界からは大きく外れる。そして、取り込むことも、難しい。
中でもキラは遺伝子情報としては喉から手が出るほどのものを持っている。生体で手に入れたいが、その思想はあまりに相容れず、アスランを通じて落とすにもアスランが力不足で、手を拱いていたところではなかろうか。
三本の矢もばらばらにすれば折るのは容易い。
議長が彼らを、個別撃破する様が、見られるのかどうか。楽しみだ。


ジブリールに叱責されるネオ。ネオの横には瓶に入れられた小さい魚がある。ステラを想ってのものだろう。
一方ジブリールの側では、画面にデストロイの情報がある。ええと、「STURM FAUST(荒れ狂う暴力?)」って何ですか。単機で一都市を壊滅させられる、そんなものを作って何がしたいんだブルーコスモスよ。
「あのミネルバは正義の味方のザフト軍だなどと、反連合勢力に祭り上げられ、ヒーローのようになってしまっているじゃないか」
そりゃ、民衆からどう見えるかを計算するのは議長の方が遙かに上ですからね。ジブリールも情報戦に出るべきだと思いますが如何。

ネオとジブリールの話の後ろで、時は夕暮れ。スティングとアウルがバスケに興じ、ミネルバはガイアを積み込んでいる。あれ?…すみません、先週積み込み終わったものだと思ってました、ガイア。レイが整備班と何やら話していたのはガイアの話か。つうか、まだ動くのか、ガイア。

ルナマリアがタリア艦長にスパイ結果を提出。…あ、ディスクが一つ足りない。やはりミーアに関わる部分は削除したのか。
先にアスランがAAと共に戦ったから嫌疑が掛かっているのか、だとしたらアスランを隊長として仰いでいいのか、と問うルナマリアに、タリアは被せるように否定する。
「今回に関しては、目的は恐らくAAのことだけよ」というタリアだが…「恐らく」ということは、タリア自身も上、議長からの指示があってルナマリアにスパイ行為をさせたということか。
「彼が実に真面目で、正義感溢れるよい人間だということは私も疑ってないわ」
へえ。タリアさんがそんな風に思っていたとは知りませんでした。
「でも今のあのAAの方はどうかしらね。…何を考えて何をしようとしているのか、全く分からない」
そう、分からないですよね。他者から見て意味の分からないゲリラ行動は、支持するものなどいないだろう。AAはその旗幟を鮮明にして世界にその支持を請い共に立つ者を得るべきなのに、何をしようとしているのか分からないのでは、意味をなさない。先の大戦とAAが違うのはそこだ。戦術論からして間違っている。

アスランへの嫌疑が晴れて一息つくルナマリアだが、しかし、偽ラクスの情報がどうしても言い出せない。報告者の態度としては全くの論外だが、しかしやはり、これは重すぎる。議長の体制を根底から覆しかねない情報をうっかり知ってしまった一兵士としては、それを抱えて墓場まで行く方が、安泰だ。だが誰にも言えない秘密は重すぎる。分かち合う者がいない秘密に耐えかねて、人は穴を掘ったりもするのだ。
ここで艦長に言っておけば、彼女の人生は大きく変わった、かも知れない。

提出された写真を見て暫し考えるタリア。
一方、プラントの暗い執務室で同じように考え込む議長。その視線の先には、ジブリールの元にあったのと同一の、デストロイの情報が!
デストロイにまでロゴス通じて議長が一枚噛んでいるとでも?! 一枚噛むのはスーパーフリーダムくらいにしておけよ議長! ていうか本気で何がしたいんだっ!! 実はあんたも世界を滅ぼしたいなんて、思っちゃないよな? あんたは世界を己の導く平和に置きたいだけで、ただその手段が著しく誤っているだけで、滅ぼしたい訳じゃないよな?! 或いは、意のままにならぬ集団はやはり滅ぼした方が世界人類平和のためだとでも?!? それとも、デストロイを使うほど連合は汚いと示したいがために密かにデストロイを作らせてたか?!
議長、あんた本気で真っ黒だよ!!


ミネルバの医務室で苦しむステラ。最適化が必要なのだが当然ミネルバではそんなことは分からない。何もしてやれない、無力感に嘖まれるシンに、ステラはシンの名前を呼び、「守る…」と呟く、でもシンがしてやれることは、手を握るくらいでしかなくて。
ステラの幸せってどういうことなのだろう、と考えてしまった。
ネオの元に帰れたとしても、所詮は生体兵器、戦い続けることしか道はないのだ。最適化の道具も薬も、連合軍のもの。そこを離れたら死んでしまうにしても。
ミネルバにいても、エクステンデッドだと判明した以上、プラントへ連れていかれれば人体実験の材料にしかならぬだろう。連合軍の非道な行為の一環として喧伝されるにせよ、所詮は材料なのだ。
いずれからも逃げられたとして、既に身体を蝕まれているが故に、死ぬのが目に見えている。
ステラにとっての幸せは、何なのだろう。

レイは…また部屋で一人PCに向かって作業をしている。つと上げる顔は、甚だしく厳しく、何かの決意に満ちたものだ。
それが議長がらみでないことを、祈りたいが…。


ミネルバブリッジ。ステラをロドニアラボのデータと共に運ぶことが示される。
「しかし、何だか具合が良くないとも医師の方から聞いてますし」
アーサーが普通の人だなあと思うのはこんな時だ。真っ当な、反応。
ザフト上層部はエクステンデッドデータが相当に欲しいらしい。…ステラの扱いが、気がかりだ。


ネオとユウナ、トダカ一佐とアマギがタケミカヅチにて作戦話し合い。
ネオの出した案はどうやら、ミネルバを待ち伏せして叩き、オーブ軍を丸ごと生贄にするもののよう。
トダカがかなり反対するも、莫迦ユウナに「ここまできてそんなことを言い出されても困るなあ。…君たちはこっから先のことを考えてくれればいいんだよぉ」と言い出され、自軍を平気で犠牲にする案を撤回させることができない。
「ユウナ様は的確ですなあ。決断もお早い」いや、何か考えている訳じゃないですから。
「これでミネルバを撃てれば、我が国の力も世界中にしっかりと示せるだろうねえ」…撃てれば、ね。負ける確率の高い案に、そうそう乗るモンじゃありませんぞ。ましてネオは弔い合戦モード、そんな先のない戦いの先陣を切るなどということは、武将として失格です。…あ、ユウナは軍人じゃなかったか。軍人ならもっと自軍を大切にするよな。トダカなんか死ねと言われたも同然でしょう。
「ご命令とあればやるのが我々の仕事です」死ぬと分かっていて、無駄な戦と分かっていて、行かねばならぬ、なんて。
なのに、さらにそこにネオが追い打ち。「あの代表と名乗る人物は偽者だと仰いましたな」。ううむ、汚いよ。
ユウナもそう言われては、とカガリを否定。「敵でしかない! そうだな、トダカ一佐。だから貴様も撃った!」
フリーダムが全て弾丸を撃ち落としてくれると信じてトダカは一斉射撃を行なった、けれど、当たり前のようにその意志はAAにもオーブ軍にも伝わらず、ただ撃ったという結果だけが、残る。
「は、はい」と答えるトダカが、辛い。


一方、キラはミリアリアを連れて海の底のAAへ。
「あたしのやることにああだこうだ言う男なんて、こっちから振ってやるんだから!」
そういう理由でディアッカと分かれた訳ですか。ま、その程度の理由なら最終話までにはくっつくだろうな。ディアッカが折れる形で。
AAは、クレタ沖でミネルバとオーブ軍が戦闘に入ることを察知。


策敵機を察知した連合・オーブ軍は戦闘モードへ。
その中で、アウルが一人振り返る。何かが足りないような、もう一人いるべき人がいないような、そんな気がして。
「なんか大事なこと、忘れてる気がするんだよなぁ」
「なんだよ、大事な事って」
「それが分かんねえっつってんの!」
…記憶、ない方が本当に幸せですか、ネオ。
ファントムペインとは幻肢痛という意味。無くしたはずの腕が痛んだりするような、幻の痛みを指すという。
彼らは正に、欠落したものの痛みを、幻のように、けれどぴりぴりと感じているのだ。
大切なものを喪って、けれどそれがあったという記憶がなければ、涙すら流せない。
いつ彼らはステラを思い出すのだろう。それが彼らの死と同時なら、辛すぎる。


オーブ軍の一部を探知したミネルバも戦闘モードへ。タリアは完全に油断していたか。先日あれだけ激しくやり合った直後にまさかもう一度囲まれるとは思っても見なかったろう。
ブリッジ遮蔽時に、アーサーが艦長の横で椅子に手を添えていたのが笑えた。あんたの定位置はメイリン横じゃなかったっけか? 艦長の傍の方が安心か?

ルナマリアは食堂に入りかけて、アスランに声を掛けにくくて止まっていたところにコンディションレッド発令となり、そのまま去る。
いつか問える日が来るだろうか? 発してはならない問いを。


ミネルバはインパルスとセイバーを出そうとして、その前にオーブに一斉射撃を喰らう。被弾は激しく、表面装甲が第2層まで貫通される。ええと、アーサーいちいち驚くのを止めてくれたまえ。副長じゃなきゃ本当に普通の感性を持った奴なんだが、…戦闘中に驚く暇があったら「あなたも考えなさい!」だわな。
予想よりもオーブ軍は多く、J.P.ジョーンズを探し出せないミネルバ。

「弔い合戦にもならんがな…ステラ。だが今日こそは、あの艦を撃つ!」
ネオがそうまでしてミネルバにご執心なのは、ジブリールの指示の他にも何か理由がありそうだ。
ネオにとってステラは、大切な子どもみたいな存在なのだろうか。

カオスとセイバー、アビスとインパルスが戦闘に。


一方、AAではカガリが悩んでいた。
アスランに指摘された様々な問題を思い浮かべるカガリ。「くそおっ!」って…それは指摘して自分の元に戻らないアスランへの? それとも思うように行かぬ自分自身への?
キラはあっさり「行きましょう」という。「ラクスも言ってただろ…まず決める、そしてやり通す」。ええと、それを言ったら風呂でこっそり聞いてましたってバレバレだと思うんですが。出歯亀疑惑かけられたっておかしくないぞ。
途中で迷うなと、アスランが指摘したことにも目を向けるなと、キラは言っていることになる。前回ラクスを送るときにアスランの言葉にやや迷っていたキラはもうさっさと退場してしまったようだ。悟るまでの時間が異常に短い奴はこれだから嫌いだ。
決めたことをやり通す、そのこと自体が悪い訳じゃない。けれど、立ち止まって思い返すことはどんな時でもやはり必要だ。ただし、この場合に限って言えば、目の前でオーブ軍がミネルバと戦闘に陥ろうとしている、それを止めたい気持ちだけは、分かる。方法が甚だしく間違っているだけで。
発進しようとするAAにカガリが驚く、そのカガリをミリアリアが退かせて席に着く。
「世界もみんなも好きだから、写真を撮りたいと思ったんだけど、今はそれが全部危ないんだもの。だから守るの、あたしも!」
ちょっと、不覚にもじわわっと来た。

熾烈な戦いが始まったクレタ沖。今までのいずれよりも悲惨になりそうな、そんな様相を見せ始めた海へ向けて、AAが海面から現れ、ルージュとフリーダムが射出されたところで、ED。
……ED、曲はとてもいいのだが、その曲が被るものを「善」に見せてしまう変な効果があるようで、どうも納得行かない。
これから悲惨な場面が多々出てくるだけに、どうなるのやらとやや不安に思う。
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by gil-mendel | 2005-04-23 22:03 | seed-destiny
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議長至上主義。黒くて結構!
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