ちっちゃな種が暮らしいい。

第3クールED

天国でしか起こりえない、それはあり得ない時空でのあり得ない平和を描いた、切ない世界。
第3期のEDは、切ない優しい曲にのせられて、静かに語られる、子守歌のような、夢。



陽の燦々と照る、緑の丘。様々な時空での様々なプラントの人々が、平和に笑っている。緑の大地の向こう、山のように見える半分緑に覆われた白い大きなものは、だが人工物のようにも見える…例えばジェネシスとか?
左端の奥には小さくMS4機。左からルナザク、セイバー、レイザク、ともう1機は緑ザクか。
ニコルとディアッカ、イザークにシホ。彼らは皆赤服を纏って、楽しそうに笑いあっている。 中でもニコルは、手前のアスランに向かって笑顔で駆け寄ってこようとしている。

手前にはアスランとミーア。ミーアはアスランの腕にぶら下がるように飛びついているが、アスランの目線はニコルに向けられている。二人とも本当に幸せそうに、笑っている。アスランにはフェイスのバッジが。

その後方に、ハイネとミゲル。二人は、皆を見守るように、静かに立っている。

やや手前に、ラウとレイ。ラウは白服で、仮面を付けたままだ。彼は逆光となっていて、腕を組んでやや俯いている。表情は固い。目線の先には、アスランがいるようだ。
レイはそんなラウとやや反対側を向いて立っている。光は顔に当たってはいるが、その表情は一人寂しげだ。
この二人は共に立つべくして共に立っているのだろう。

レイの視線の先にあるような、木の根元に座り込んで語らう議長とタリア。
議長はタリアの肩を抱いて、明るく話し込んでいるようだ。タリアは横座りでちょっと可愛く、その話に半分「狸め」とか思いつつ聞き惚れているよう。胸にはフェイスのバッジがある。
この樹の後ろに密かにアーサーがいるのが笑える。立ち聞きですかアーサーよ。

メイリンはルナマリアを追うようにして走っている。二人の視線は明るく、二人とも仲良く笑っている。不仲説など嘘のように。

さらに右奥の木の根元、ダコスタが腕組みをして立つ傍に、アイシャが虎を膝枕してやっている。


次には夕暮れの波打ち際、多分場所はオーブ海岸。海にはAAが浮かんでいる。

左奥の樹に一人凭れるのはナタル。その樹の反対側では、ムウがマリューを抱き寄せている。三人とも地球軍の軍服だ。

近景ではシンがマユの手を取っている、でもシンは赤服なのだ。時空的にあり得ない、二人。

その後ろで、樹に凭れたミリアリアは腕組みをしている。オーブの軍服を着ている。

さらに遠景、クロトとオルガが立つ土手にシャニが座っている。
一段低いところにはスティング。スティングが向ける視線の先にはステラが、裸足で海に入っていこうとしている。そのやや左にアウルが同じく波打ち際で、ステラを見ている。

マユの後ろに、白いドレスを纏い髪に赤い花を挿したカガリがいる。カガリの表情は何かに戸惑ったように、その先のラクスを見つめている。

ラクスも白いドレスを纏い、そしてキラと手を繋いでいる。けれどキラはやや振り返っている、その後ろにはフレイが海に背を向けて立っているから。


次の絵、背景は宇宙とミネルバ。
シンが右手を握りしめて立つ、その後ろにはルナマリアとステラ。二人の視線は、シンを見ている。
シンの右手には、あの貝殻がやはりあるのだろうか。


再びオーブ海岸と思われる夕暮れの海辺。
手前で、海に背を向けて立つアスランに、光は当たらない。彼の胸からフェイスのバッジは外れていない、暗い目で見つめるのは何なのか。
背を向けるようにして立つカガリ、白いドレスは風に靡き、胸の前で祈るように重ねた手には、きっと指輪があるのだろう。
そのさらに奥、アスランと同じ方向を向いて立つミーア。
アスランとカガリが次第に離れていく、それがとても気がかりだ。
カガリとアスランの別離、そしてミーアと同じ方向、陰を向いて歩いていこうとするアスランを示唆しているというのか。


旧AA艦内と思われる場所で、集合写真。
真ん中にムウがウインクして笑い、彼が抱き寄せるのはナタルとマリュー。マリューは嬉しそうに、ナタルはやや困った感じで、二人とも「あん!」と言いたげな口で驚いている。
その両脇に、チャンドラ2世とノイマン、いずれもちょっとムウをジト目で睨んでいるようで、おかしい。

夕暮れなのか、淡い紫色の空と海を背景に、踊るラクスとそれを守るように立つ、キラ。
彼らの信頼は揺るがない、離れていても。


青空の下、MS3機を前に、ザフト現赤服4人組が立つ。
4人なのにMSは3機なのが異様。
左からMSはインパルス、、プロヴィデンスにやや似た機体(当面プロヴィデンス改と呼ぶ)、デスティニー。
人の並びは左から、レイ、ルナマリア、アスラン、シン。シンが明るく空を見上げているのに比して、アスランはそのシンをやや見遣る難しい顔。ルナマリアはやや微笑んで前を見ている。レイは何故か決意を秘めた難しい顔をしている。
デスティニーにシンが乗り換えるとしてインパルスはルナマリアが乗ることになるのか。プロヴィデンス改には機体性能を考えてレイだとすると、アスランは一体? MS乗りから政治家へ、転身するとでも?


同じ青い空の下、やはりMS3機の前に、AAの5人が立つ。
MSは左からストライクルージュ、スーパーフリーダム、虎機。
人は左から、ミリアリア、マリュー、カガリ、キラにラクス。
MSに人が完全に対応していない、少なくとも虎がいるべきなのにいないのが気に掛かる。
ここで初めてカガリが笑っている。ミリアリアの表情も明るい。
何故だろう、AA側のMSは、他の2機が頼るかのようにフリーダムに視線を向けているようだ。
彼らが、EDのトリを務める。彼らの団結が、救いだと言わぬ気に。



何故こうまで、EDにはあり得ない、起こりえない時空の物語が懐かしい思い出かのように語られるのだろうか。
平和は望めぬ、あり得ない世界の物語なのだと、誰かの見た果てない夢なのだと、言うのだろうか。
3期EDというよりも、4期ED、もしくは最終話のあとに流れるような、切なさ。
「I Wanna Go To A Place...」というEDテーマのタイトルが、切なさに輪を掛ける。
行きたい場所、そこはあり得ない世界。「いつでも思い出すけど/もうどこにも戻れない」。
それは何と、心臓をかきむしられるほど、辛いことなのか。
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by gil-mendel | 2005-04-17 13:03 | seed-destiny
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議長至上主義。黒くて結構!
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