ちっちゃな種が暮らしいい。

phase-26「あれホンマもんや!」「ああん?」

26話の内容よりもEDに、正直泣かされた。
あり得ない、天国でしかもう起こりえない人たちの微笑みと、あり得ない、切ない組み合わせ。
そして予告で、初めて苦い怒りを露わにする議長、来たっ! 待ってたよ議長、あんたの壮大な計画が破綻しつつ露わになっていくのを!
新EDについては、別途書こうと思う。尚、今回は日曜になってから見たので、感想はかなり省略気味。


26話「約束」。シンとステラの、キラとラクスの、アスランとキラの、ルナマリアの、虎の、約束。
それは、果たされるために結ばれ、けれど、幸運な者だけが果たすことができ、そして人は果たせなかった約束に埋もれて、その向こうに光があるのではないかと、望むのだ。
「守る」「帰ってくる」「命をかけて守る」。
それはつまり、「守れなかった」(ステラの死)、「帰れなかった」(ラクスの議長サイドへの取り込み)、「命をかけた」(虎の死)という形で一度終わるのではないだろうかと、恐れてならない。



シンは倒したガイアの中にステラを見つけ、あろうことか機体から降りてステラを抱き上げる。
ステラが「死ぬの…駄目…、怖い…守る」と呟いた言葉に、ステラと出逢ったときの様子を思い出し、抱き上げてインパルスへ乗り込もうとする。
それを見たアスランは声を掛けるがシンは止まらず、タリアから様子を問われて「負傷した敵のパイロットを連れてミネルバへ」と答える。
アスランとシン、それぞれの思いを明白にした形となった、ステラへの対処。
シンは易々と立場を踏み越える、そこに守りたいと思った人がいれば、例え敵陣でも。それはシンの、被害者は守られるべき、という自分自身の痛みから発する、感情だ。
それに比して、今作のアスランは立場を越えようとはしない。彼は指輪を渡したカガリからも前作で行き違って同じ道を歩んだはずのキラからも背を向け、与えられた「立場」に従い、敵兵は敵兵としてやはり扱う。
不殺、をできることなら行なおうとしていても、アスランにはやはり、敵は敵なのだ。
それがどれほど虚しいことか、シンとステラの間を描くことで、余計に浮き彫りにされるのだろうか。


シンはステラを連れてミネルバ医務室へ駆け込む。
タリアはガイアをレイに回収させ、兵を連れてミネルバへ戻る。ルナマリアの離艦についてタリアが問題にしないところを見ると、盗聴云々はタリアからの指示なのだろう。
EDで出てきたプロヴィデンス改、もしかしてガイアの一部を流用…? まさかね。


タリアはシンを叱責。それでも、叱責だけで普通すませられることではないのではと思うが、その辺り艦長の優しさということで。
けれどシンは懲りることもなく、医務室でも医者にくってかかったり。…若気の至りとでもいいましょうかね。普通ならステラ連れ込んだ時点で軍法会議ものですよ。タリアがいるから助かってるのに、ちっとは弁え給えよ。
そしてステラがエクステンディッドだと知り、記憶も失われている可能性を知ってショックを受けるシン。
拘束されたままで暴れ、手を握りしめては血すら流れ出て気にも留めず、ステラは泣き叫びネオを呼ぶ。
本当に、ステラの絶叫は真に迫るものがあって、見ていて辛い。
だがそれよりも何よりも、それを見ている艦長の目が、難しそうでしかし憐れみを帯びていて、けれどどうにもならぬと言いたげで。


アスランを陰から見るルナマリア。
声を掛けようとして掛けられない、アスランとプラントの陰を知ってしまったから。
その後も、取ったデータを見て迷い、溜息をつく。
ルナマリアは難しい立場に思いもよらず立たされることとなりましたね。こんな陰をアスランが隠していようとは、。
一人で背負うにはその闇は大きすぎるよ、ルナマリア。


ベッドに拘束されたままのステラ。鎮静剤の降下で眠っている、其処にシンがやってきて、救護兵が席を外してくれる。
「覚えてないなんて……君がガイアに乗ってたなんて…あんなところに、いた子だなんて」
「シン! シン……会いに来た、シン」
「うん、うんステラ……俺、分かる?」
「シン」
二人には悲恋という言葉が似合いすぎて、その感情も何もかもが、幼すぎて、哀れだ。
もしもこれで、デスティニーに乗ったシンがデストロイに乗ったステラと戦うなんて事になったら、余りに余りだと思う。


ネオはステラを「損失」扱いするようにと通達されて、「軍ではそういう言葉になるんだろうがね…」と言いつつ、スティングとアウルからステラの記憶を消すように命じる。
「損失」に二人が苦しまぬようにとの思いなのか。

ミネルバはポートタルキュースへ発進。
タリアはロドニアラボの記録を纏めている。ステラをエクステンディッドと見抜いたことからも、タリア自身もその方面に関して詳しいのではないかと思わせる。
アスランは自室でキラとカガリを思い、彼らに自分の思いが伝わらず意のままに動かぬ現状に憤る。
ミネルバは、今ひたすらに重いものだけを乗せて、旅立とうとしている。その行く手は暗く、まだ、光は見えない。
光は、どこにあるのかと、救いは何処にあるのかと、誰に問うたらいいのだろうか。


マリンスノーの降る海で、キラとラクスは暫しものを思う。
アスランの言葉に迷うキラ、迷わぬラクス。
「僕はもう大丈夫だから」と告げた、フリーダム発進の場面と重ね、「私ももう大丈夫ですから」と告げるラクス。そこと重ねてきたか、と。
熱いじゃん? 意外に良かったかもですよ。これで彼らも間違っていたと知る、とかの展開なら尚いいのですが、残念ながらそれは望めないのだろうな。全く、超人と神は要らんのですよ。偉い人にはそれが分からんのですっ!

で、プラントへ行くのに何故ミーアのシャトルを強奪する必要があるのか不明。対議長用宣伝効果のため? 目立てばやりにくくなることこの上ないと思うのですが如何。
しっかし、ミーアは確実に、黒。
本物のラクス登場に「あれほんまもんや!」とおつきが叫んだのに「ああん?」とかなりお怒り。
本物がプラントにいない、その間その代わりに、と言っていたのはやはり対アスラン用の落とし以外の何ものでもなかったと立証されたわけで。
ま、それでこそミーア、といったところでしょうが。



さて、次週予告は…議長が苦い顔! やった!
と思ったらラクスと虎がどうもエターナルっぽい艦に乗っているような。そしてその後ろに何故ザフト兵が敬礼を? だってラクスの服は陣羽織だよ?
次週が楽しみです。今度こそリアルタイムで見たいと思う、とても眠い日曜日。 
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by gil-mendel | 2005-04-17 11:34 | seed-destiny
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議長至上主義。黒くて結構!
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