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ちっちゃな種が暮らしいい。

phase-10「だから、思いを同じにする人には、共に起ってほしいのだ」

種運命10話の感想・・・というより魂の叫びです。黒いよあんた!

またもや議長出ずっぱり。相変わらず真っ黒!嘘くせえっ!!
議長・・・・相変わらず腹の底の見えぬお人よ!(声は池田氏希望)

一言で言うと議長がアスランを取り込み、セイバーとミーアに会わせる回。素直にアスランが1クールの主役だと認めてもいいのではと思うくらいに、シンの露出少なし。
議長中心に偏る感想ですが、どうかお許し下さいませ。
まずは、議長とアスランの会話、そこに流れるミーアのなりきり演説から。

地球連合軍に核を撃たせた評議会へとプラント市民の怒りが向かう中、議長はアスランと会見を行う訳ですが、どうもこのタイミングを狙ってアスランを放置していたものと思われます。
そして議長は二人きりになっても「アレックス君」呼ばわり・・・・これは、アスランに自分でその偽名を否定させるためですな。嫌がらせっていうか・・・狡猾。

「だが、既に我々は撃たれてしまったのだよ、核を」
いや、議長。あんた初めからこうなるって分かってましたよね。ていうかユニウス7落としの裏で手を引いていたんでしょう? 核を撃たせるためにニュートロンスタンピーダーを密かに用意してたんでしょう? そして、多分1基だけじゃなく既に沢山作ってあると見ましたぜ。

「怒りと憎しみで打ち合っては駄目なんです」と叫ぶアスランにしつこく「アレックス君」と呼びかける議長。
ついにアスランに「俺はアスラン・ザラですっ! あのパトリック・ザラの、息子です!」と言わせることに成功、アスランの葛藤の真因である父の呪縛を引きずり出す。
そうしておいて、漸く「アスラン!」と語りかけて落ち着かせ、そしてザラ議長を肯定し、またユニウス7落としの犯人とザラ議長とは違うと語り、そしてさらに「ザラ議長はザラ議長、君は君だ。たとえ誰の息子であったとしても」と語りかける。
・・・・・・・・この辺、人を落とす手としてよく新興宗教や政治団体などが使う手口ですな。妙に既視感がある。とても親身になって真摯な態度を示す、フリをして、自分の手元に誘い込む。
議長はこんな手口をどこで覚えてきたのかと、小一時間問いつめたい。

「だが嬉しいことだよ、アスラン。君がこうしてここに来てくれることが。ひとりひとりのそういう気持ちが、必ずや世界を救う、夢想家と思われるかも知れないが、私はそう信じている。だからそのためにも、我々は今を踏堪えねばならない」
・・・ええと、議長。そこは「だから」を使うべきところじゃないと思うんですが。さらに、我々って・・アスランは既に「我々」ですか。全く、人誑しめ。

ミーアがラクスになりきっての演説。内容がおかしいことに誰かつっこめ! どこのラクスが「評議会を、デュランダル議長をどうか信じて」などと言うんですかね。落ち着いて考えろ、プラント市民の諸君。
成程ね、このタイミングにアスランが議長の話を聞いていなければ、「あれは偽者だ!」とプラント市民に伝えてしまう可能性がある訳で。
アスランに「君には無論分かるだろう?」とその疑問を肯定、「私のラクス・クライン」と暗に偽者であることをも肯定、そしてその理由付けとして「だが今私には、彼女の力が必要なのだよ。君の力を必要としているのと同じにね」と主張。
ぎ、議長。汚ねぇよ、あんた。

そしてアスランをセイバーに引き合わせる議長。
セイバーを託したいと主張、戸惑うアスランに「言葉通りだよ」と煙に巻く。
「思いを同じにする人には、共に起って欲しいのだ。・・・そんなときのために、君にも力のある存在でいて欲しいのだよ、私は。我らが誤った道を行こうとしたら、君もそれを糺してくれ。
だが、そうするには力が必要だろう?・・・・・・だが、君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ」
くっ・・・! 煽って乗せようってか。議長、したたかですな。

そして、ミーアは似た人物がなりきっていると判明。或いは、そのように本人が主張しているだけで実は違うのかも知れませんが。
議長に「プラントのために君の力が必要」と言われた、というミーアに、アスランが「君のじゃないだろ、ラクスのだ」と突っ込む。この人、そのツッコミを議長との会話で何故活かせないのでしょうな。
「ミーアのことは誰も必要じゃないけど」と寂しそうに言うミーアにややほだされ気味のアスラン。いやいやいやいや、あんたこの間カガリに指輪渡してきたばっかりだろ? しっかりしろよ。大体、一人称が「ミーア」で腹黒議長の飼い猫だぜ? まずいに決まってんだろ?
しかも「もし名が偽りだったとしたら」てな議長の台詞を思い出すなら、まずミーアとミーアに「ラクス」を名乗らせて使ってる議長に突っ込んでやれよ。己を反省してるんじゃない!


いかん、今回の感想は叫びのみに終わってしまった。近々まともな感想を追加します。
議長至上主義者としては、あと数回書いても書き足りない気分ですし。
黒い、議長あんた真っ黒だよ!!!
by gil-mendel | 2004-12-18 19:36 | seed-destiny
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議長至上主義。黒くて結構!

by gil-mendel
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